停電の経験を踏まえ、
災害時の備えとして設置

導入決定の最大のポイントは、災害対策ですね。約2年前に制震ダンパーが入った地震に強い住宅を新築しました。新築する際に、住友不動産の担当者から地震や停電の際にも電気が使えるようになると勧められて興味を持ちました。地震があった時に、高齢の父を連れて避難所に向かうのは多少リスクが伴います。また、マンションに住んでいた際に、台風で1回停電を経験したのですが、水も出なくて、冷凍庫の食品も全部駄目になるのか、いつ終わるかわからない焦りと、怖かった経験があり、電気の大切さを実感しました。これだけ異常気象があると、災害対策は考える必要があるなと。

ただ、もし太陽光発電・蓄電池の設置に初期費用で数百万かかるとなったら、導入していなかったかもしれません。家を建てる予算にも上限があるので、優先順位はそれほど高くはなかったです。それが、「住宅用0円ソーラーなら初期費用0円で太陽光発電と蓄電池を設置できる」との説明を受け、「だったら、災害対策になるし、設置したほうがいいね」となりました。家にいられる規模の地震であれば、太陽光発電で発電し、蓄電池を使用することで、夜だけであれば約3日間^※1は十分に電気が使えます。

※1　蓄電池の容量や使用状況により異なります。

高齢の父にもエアコンを使ってもらえる安心感、異常気象の備えにも

父はどうしても「エアコンは電気代がもったいない」という気持ちになってしまい、すぐ消してしまうことがありました。でも、「昼間はエアコンを使っても、太陽光で発電しているのだから、大丈夫」と伝えたことで、今は納得して安心して使ってくれています。高齢の方がエアコンをつけず熱中症で部屋で倒れていたといったニュースを見ると怖いので、エアコンを使ってくれて安心しています。

また、異常気象への備えとして、もし停電が起きたら自動的に蓄電池からの給電になるそうですし、手動設定で夜間に蓄電池から電気を使わないように切り替えることもできます。今まで、大雪警報が出たときと台風のときなどは切り替えて万が一に備えました。実際に使用することはなくても、いざというときに電気が使えるという安心感があります。