取組事例
晴れた日は、
エアコンなどの電気代ゼロ
太陽光発電は、停電時の備え
S様
(横須賀市)
横須賀市で、2年前に家を新築したS様ご一家。2023年に神奈川県の住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業に申し込み、2024年2月に太陽光発電を設置しました。太陽光発電を導入した経緯や満足度について、お話を伺いました。
太陽光発電を設置したきっかけを教えてください。
停電時の備えとして導入を検討
電気代の削減効果や、災害時に停電した場合に、日中は電気を使えることから、太陽光発電には以前から興味がありました。2年前にわが家を新築した際は、金額的に高価だったこともあり、太陽光発電の設置には至りませんでした。ただ、太陽光発電にはずっと興味があり、いつか導入したいと考えていました。
太陽光発電は普通に買うと高いと感じていたので、昨年、インターネットで太陽光発電設置について、「他県と同様に、何か神奈川県でも助成制度がないかな」と調べていました。その際に、神奈川県の住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業を見つけて、申込みを行い、太陽光発電を設置しました。
申込みをしてから設置するまではスムーズでしたか。
6月末 | 共同購入に申込み |
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8月 | 調査・契約 |
9月 | 業者を通して、国に各種申請 |
12月上旬 | 申請承認連絡 |
2月 | 太陽光発電設置 |
設置はトラブルもなく3日間で完了
2023年の6月末に神奈川県の住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業に申込みをして、実際の設置は2024年の2月でした。申請を行ってから実際の設置工事まで約半年間待ったので、時間がかかった印象です。設置自体はトラブルなくスムーズでした。足場を組むのに1日、太陽光発電設置に半日、足場解体に1日、合計3日間で完了しました。工事の際は、挨拶もしっかりされていて、こんなことやりますとか、しっかり説明してくれたので良かったです。
太陽光発電を使用してみて、いかがですか。
日中は複数の家電を使っても
十分賄える安心感
事前見積もり時は最大4kWの太陽光発電が設置できる見込みだったのですが、調査の結果、2.3kWの設置になりました。2.3kWと小さかったので、大して発電しないだろうなと思っていましたが、天気がよいとエアコンなどを使用していても、日中は購入する電気はない状態になっているのでよかったなと思っています。
また、発電モニターのパネルはダイニングテーブルに置いてあるので、天気がいいとどれくらい発電しているのか確認しています。自分の家で電気を作っているのを見るのは面白いです。
太陽光発電設置を検討している方に、アドバイスはありますか。
災害や停電に備えた設置は十分に
「アリ」な選択肢
今回、太陽光発電設置の際に足場を組む費用がかかったのですが、新築時であれば既に足場が組まれている状態なので、より安価に設置できると思います。今は太陽光発電設置への助成制度が県や市など、様々なところで実施されています。
今回は2.3kWと小さかったこともあり設置費用を電気代で早期に回収するのは難しいですが、災害や停電で電気を使えないと不安に感じるので、災害や停電に備えて、太陽光発電の設置は、十分に「アリ」な選択肢だと、私は思います。