多くの子どもが着用しているフードつきの子供服ですが、フードや襟首の引きひもが、公園の遊具などにひっかかって首がしまり、重大な事故につながる危険があります。
公園の遊具以外にも、物にひっかかったり、ひもを自分で踏んで転倒したり、自転車のタイヤに巻き込まれて自転車ごと倒れてしまうこともあるので、注意が必要です。

事例.1
フード付きの上着を着て、公園の滑り台から下りようとしたところ、滑り台の手すりにフードがひっかかり、首が締まった。(イラスト参照)
事例.2
フード付きの上着を着て、自宅から外に出ようとしたところ、玄関の内側の取手にフードがひっかったまま扉が閉まり、首が締まった。


アドバイス

- 子どもを滑り台などで遊ばせるときには、子どもから目を離さないようにしましょう。
- パーカーなど首の周りにひもやフードのついた衣服は避け、動きやすい服装で遊ばせましょう。他の子どもがひもをひっぱり事故になるケースもあります。
- フードのついた衣服を着せる場合は、ひもは取り外したり切り落とし、フードは内側に折って使用しましょう。
- 上着に限らず、ズボンのひもなど物にひっかかる可能性のある服には、注意しましょう。

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