
脱炭素社会における暮らし
脱炭素社会における暮らし
移動する時間
自家乗用車(+シェアリング)による移動
将来像
乗用車の使い方は大きく変わっており、①引き続き個人が所有・専用利用する専用自家乗用車方式と、②個人が所有しつつ、他者の移動も一部担うシェアリング機能を持つという方式の2つがある。
【① 専用自家乗用車】
- EVの電池は、非常時には非常用電源となっている。
- 乗用車の屋根だけでなくボンネットや側面にも太陽光発電パネルがつけられており、給電なしでも30km程度は走行できる。
- 車内は運転や移動を目的とした空間だけではなく、リビングルームのように快適に過ごす空間、在宅勤務で利用する仕事部屋にもなっている。
- 外出する際には、基本的に自動運転で移動する。移動先には給電設備があり、EVでも充電の心配をする必要が少ない。
【② シェアリング機能を持った自家乗用車】
- 移動の目的や嗜好をスマホ端末等で選択すると、目的地までの移動ルートやシェアリングを含めた移動方法が提示される。

その結果
- ガソリン、ディーゼル燃料由来のCO2削減
今からできること
- 自動車を所有しない生活の定期的な検討
- 自家用車のEV化に向けた環境整備(給電設置場所確保の検討含む)
- 自動運転専用の走行レーン整備の検討
- 給電設備の整備と実証(無線給電の実証実験含む)