更新日:2024年11月25日
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神奈川県はSDGsの推進に向け、「かながわプラごみゼロ宣言」を発表しています。
「かながわプラごみゼロ宣言」について県の取組「プラスチック使用製品の使用の合理化の促進」「プラスチックの再生利用等の促進」「クリーン活動の拡大等」LINE公式アカウントイベント情報賛同企業等の募集普及啓発・環境教育市町村の取組
プラスチックによる海洋汚染が今、世界規模で大きな社会問題となっています。2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されました。
SDGs未来都市である神奈川県は、これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、持続可能な社会を目指すSDGsの具体的な取組として、深刻化する海洋汚染、特にマイクロプラスチック問題に取り組みます。
2030年までのできるだけ早期に、リサイクルされない、廃棄されるプラごみゼロを目指します。
(参考1)持続可能な開発目標(SDGs:SustainableDevelopmentGoals)
(参考2)SDGs未来都市
県の取組「神奈川県プラスチック資源循環推進等計画」県では、プラスチックの資源循環等の取組みを総合的かつ計画的に推進するため、令和5(2023)年3月に「神奈川県プラスチック資源循環推進等計画」を策定しました。 計画では、次の3つを重点的に講ずべき方策と位置付け取組を進めています。 「プラスチック使用製品の使用の合理化の促進」プラごみの排出を抑制するため、ワンウェイプラスチックなど過剰なプラスチック使用製品の使用削減、環境に配慮した製品の選択、なるべく長期間利用するといったプラスチック使用製品の使用の合理化を促進します。 ワンウェイプラの削減使い捨てプラ、いわゆる「ワンウェイプラの削減」については、スーパーや生協、コンビニなどと広く連携し、推進していきます。 「プラスチックの再生利用等の促進」ペットボトルがペットボトルに再生される社会を目指してペットボトルは、他のプラスチック製品に比べ資源としての価値が高く、ペットボトルへの再生(水平リサイクル)が何度でも可能です。 ペットボトルは、国内全体で年間約254億本販売され、うち約87%がプラスチック製品等に再利用されていますが、ラベルやキャップの分別が徹底されていないことなどから、何度でもリサイクル可能なペットボトル材料としては、約29%とまだ少ない状況です。しかしながら、その割合は年々着実に増加しています。 ペットボトルがペットボトルに再生される社会を目指して(PDF:310KB) 数値の出典:PETボトルリサイクル年次報告書2023(PETボトルリサイクル推進協議会作成) (主な出典資料のリンク) 飲んだら3分別ペットボトルは、「ボトル」「ラベル」「キャップ」に3分別すると、リサイクルがしやすくなります。回収ボックスが一つの時も、分別してから入れてください。 ※印刷して、身近なリサイクルボックス付近にぜひ掲示してください。 かながわペットボトルモデル事業推進コンソーシアム 県は、県民生活に最も身近なプラスチック製品である、ペットボトルの再生利用の推進から「かながわプラごみゼロ宣言」の実現を目指して、令和2年(2020年)3月に「かながわペットボトルモデル事業推進コンソーシアム」を発足しました。
令和4年度の取組令和5年3月17日 令和3年度の取組令和4年(2022年)1月~2月 ペットボトル水平リサイクル対応産業廃棄物処理業者(令和6年10月30日時点) ペットボトル水平リサイクルに対応可能な産業廃棄物処理業者の情報を掲載しています。 以下のリンクをクリックすると処理業者の連絡先等の詳細情報が確認できます。 業者一覧(エクセル:19KB) 業者一覧(PDF:218KB)
引き続き、ペットボトル水平リサイクルに対応可能な産業廃棄物処理業者を募集しています。 「クリーン活動の拡大等」「クリーン活動の拡大」については、この活動に参加する県民や企業・団体をさらに増やすことで、プラごみをポイ捨てしない意識を醸成していきます。 また、不法投棄対策を推進するため、河川での監視を強化し、ドローンを用いたスカイパトロール等を実施します。 さらに、協定を締結した団体、企業等と連携・協力した監視活動を実施します。 LINE公式アカウント「かながわプラごみゼロ情報」LINE公式アカウント「かながわプラごみゼロ情報」を開設し、プラごみ削減に関するイベント情報や企業等と連携した取組、クリーン活動の情報などを発信しています。 ぜひ、友だち追加をお願いします↓ イベント情報さかなクンのギョギョッとびっくり!プラごみゼロ教室2024を開催します
「かながわプラごみゼロ宣言」に関連したイベントについて、随時掲載します。 これまでのイベント
賛同企業等の募集本宣言の趣旨に賛同し、ともに取組を進めていただける企業等を募集しています。詳しくは以下のページをご覧ください。 「かながわプラごみゼロ宣言」の普及啓発・環境教育学習教材動画・ワークシート・自宅学習用ワークシート主に小学生を対象とした、プラスチックごみ問題に関する学習教材動画とワークシートを作成しました。プラスチックごみへの関心や理解を深めるためにぜひご活用ください。動画は5部構成になっています。 動画の視聴は、以下のリンクをクリックしてください。
ワークシートは、以下のファイルをダウンロードしてご使用ください。 自宅学習用ワークシート学習教材動画(1)から(5)を見ながら、小学生がひとりでも楽しくプラスチックごみ問題を学ぶことができるように、自宅学習用のワークシートを作成しました。ぜひ、ご活用ください! ↓学習教材動画の中にヒントがあるよ。全部終わったら答え合わせをしてみよう! 普及啓発動画・作品「かながわプラごみゼロ宣言」を象徴する動画・作品を作成しました。 動画では、ペットボトルの3分別やビーチクリーンなどを通じて自然を大切にすることを表現しています。環境学習やイベント等でぜひご活用ください。 動画の視聴は、以下のリンクをクリックしてください。
作品解説 利便性のみを追求してきたこれまでの社会。使い捨てのプラスチックごみで汚れてしまった海…。 アーティスト紹介:Kensuke Takahashi横浜市出身在住のペインター。確かな描写力・緻密なテクニック・現実を飛び越える自由な発想力で、あえて画風を決めずに描くスタイルは自身の作品制作の他、店舗内外壁面への壁画提供・ライブペインティングイベント出演、ミュージシャンへのCDジャケットアート提供など、活動の幅を多岐に広げている。 かながわプラごみゼロチャレンジ一人ひとりがプラスチックごみ削減に向けた取組みを実行できる「マイエコ10宣言(プラごみゼロ宣言バージョン)」を「かながわプラごみゼロチャレンジ」に名称変更しました。できそうなことを選んで実践してみましょう。 市町村の取組座間市との連携事業 令和4年11月6日開催の「座間市美化デー」では、座間市とサントリーコーヒーロースタリー株式会社、サントリーホールディングス株式会社、株式会社リテック、小田急電鉄株式会社、神奈川県、環境省が連携して「新しいリユースの形」を提案しました。 新しいリユースの形 市民の方がお住まいの周辺で雑草や小枝を刈り取り、その草木は従来のプラスチック製のごみ袋ではなく、コーヒー豆が入っていた麻袋に入れます。 県内市町村の取組県内の市町村のプラごみゼロに向けた取組を紹介しています。 詳しくは以下のページをご覧ください。 |
このページの所管所属は環境農政局 環境部資源循環推進課です。