初期公開日:2024年12月12日更新日:2024年12月12日

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飲料空容器を回収する新機能リサイクルボックス

~回収してリサイクルする~

街中の自動販売機横にあるリサイクルボックスは、ごみ箱と誤解され、自動販売機で購入したもの以外の異物混入が多いという課題があります。異物混入が多いと、正しい分別排出につながらず、回収したものが資源として再利用されにくくなります。また、ペットボトルをペットボトルに再生する「水平リサイクル」も難しくなってしまいます。

業界団体では、投入口を下向きにし、口径を狭くすることで異物を投入しにくくする「新機能リサイクルボックス」の設置を、まずは屋外から進めており、県も連携して普及を進めています。

新機能リサイクルボックス

なぜ異物の除去が必要なのか

ペットボトルは、PET樹脂と呼ばれる樹脂単体で構成されています。ペットボトルをペットボトルに再生するためには、高品質なPET樹脂のみを集める必要があるため、リサイクルボックスから収集後、人の手でキャップやラベルを選別、除去しています。しかし、それ以外の異物が混入すると、選別、除去の手間が非常に大きくなるほか、取り除けないPET樹脂以外の樹脂や付着した汚れ等により品質が低下します。

また、飲み残しのあるペットボトルについては、中身が食品ではない可能性があることから、リサイクルできないものとして廃棄せざるをえなくなり、リサイクルにできる量が減ってしまいます。

ペットボトルを捨てる時は必ず飲み切り、リサイクルボックスにはペットボトル以外を投入しないようにしましょう。

これまでの取組

令和6年度

神奈川県版脱炭素モデル地域である横須賀市内の環境イベントに出展し、新機能リサイクルボックスの投入体験等普及を実施しました。

神奈川県版脱炭素モデル地域とは

うみかぜカーニバル出展ブース

令和5年度

業界と連携し、神奈川県版脱炭素モデル地域である横須賀市内に新機能リサイクルボックスを設置しました。

横須賀市内に設置した新機能リサイクルボックス

 
 

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