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更新日:2022年7月29日
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神奈川県の広報紙「県のたより」のページです。毎月1日(4月号は3月31日)発行。WEB版では、バックナンバーもご覧になれます。
高齢・障がいのある家族を介護している
病気の家族を看病している
育児と介護のダブルケア
家族に代わり幼いきょうだいを世話している
お気軽にご相談ください!
ご家族やご友人、近隣の方からの相談も受け付けています。
かながわケアラー電話相談
045(212)0581
水曜・金曜 10時から20時/日曜 10時から16時
※祝日・休日、年末年始を除く
学校も身近な相談窓口です!
県教育委員会が行う研修などにより、教職員はヤングケアラーへの理解を深め、その支援に取り組んでいます。
ヤングケアラーの経験を振り返って
沖村有希子(おきむらゆきこ)さん
「11歳の時に2人暮らしを支えていた母が交通事故に遭い、重い障がいが残ったことで世帯の労を担うケアラーになりました。朝から夜遅くまで自分のことはもちろん、自分より体の大きい大人を介護しながら、学校に通う毎日の中、「誰かに話したら家族が悪く思われるのではないか」と思い、身近な人にほど相談しにくかった経験があります。ケアラーがケアを隠さず相談するには、身近な人の理解や、行政・福祉サービスと最良なバランスでつながることが必要だと思います。」
【問合せ】
県高齢福祉課
[電話] 045(210)4835
[ファックス] 045(210)8874
ヤングケアラーについては 県子ども家庭課
[電話] 045(210)4655
[ファックス] 045(210)8868
県教育委員会の取り組みについては 県学校支援課
[電話] 045(210)8295
[ファックス] 045(210)8937
ケアラーという言葉、ご存じでしょうか?
ケアラーとは介護や看病を必要とする家族などをケアしている人のことで、子どもから高齢者まで全世代にわたり存在します。
ケアラーの中には、一日中、つきっきりでケアをせざるを得ず、自分が望む日々の暮らしが送れなかったり、社会的に孤立する方もいらっしゃいます。
特に、中学生や高校生などのヤングケアラーは、年齢や成長に見合わない、重い責任や負担を負っているケースもあり、子どもの人権にかかわる重大な問題として対応していく必要があります。
県では、こうした方々からの相談をLINEや電話で受け付ける窓口を設けています。困ったときは、ひとりで悩まず気軽に相談してください。また、ヤングケアラーは、自分自身がケアラーだと認識していないことがあり、周囲の大人が気付き、支えていくことが大切です。ヤングケアラーと思われる子どもに気付いた方からのご相談もお待ちしています。
このような取り組みを進めながら、ケアラーを社会全体で支え、誰一人取り残されることのない「いのち輝く神奈川」を目指してまいります。
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は政策局 知事室です。