
誰もが同じ立場で農作業を楽しむ、安らげる地域の居場所
神奈川県が2024年度から進めている「都市型ユニバーサル農園」。そのモデル園が藤沢市獺郷にあります。世代や障がいの有無などに関わらず誰でも参加できるこの農園を手掛けるのは、田畑や葡萄のほ場がある「かわうそ農園」を運営し、障がい者を交えた農業実績を持つ社会福祉法人光友会神奈川ワークショップです。週2回の活動日には、ユニバーサル農園の参加者と神奈川ワークショップの利用者、さらには農園の効果検証を行う東海大学の学生も加わり、農作業をすすめています。合言葉は「仲間をつくり、植物と接して、幸せになろう」。その活動や思いを取材しました。