鳥インフルエンザに関する情報(鶏等の家きん飼養者の方へ)
このページには、鳥インフルエンザに関する情報を掲載しています。
最新情報
発生情報
その他の情報
鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気です。鳥に感染するA型インフルエンザウイルスをまとめて鳥インフルエンザウイルスといいます。家畜伝染病予防法では、鳥インフルエンザウイルスは家きんに対する病原性やウイルスの型によって、高病原性鳥インフルエンザ、低病原性鳥インフルエンザ等に区別しています。
家きんが高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると、その多くが死んでしまいます。一方、低病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると、症状が出ない場合もあれば、咳や粗い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり産卵率が下がったりする場合もあります。
鳥インフルエンザのまん延防止には異常家きんの早期発見と早期通報が極めて重要です。養鶏農家、家きんを飼育されている方及び関係者の皆様は、引き続き、本病の侵入防止に万全を期されるようお願いします。
また、飼養衛生管理基準の遵守、家畜伝染病予防法第13条の2第1項の特定症状をご理解の上、早期通報の再徹底、高病原性鳥インフルエンザのモニタリングの強化についても、ご協力をお願いします。飼養している家きんに異状がみられた場合には、すぐに最寄りの家畜保健衛生所へ連絡してください。
なお、我が国ではこれまで、家きん肉や家きん卵を食べて、鳥インフルエンザウイルスに感染した例は報告されていません。
発生状況
家きんにおける発生
最新の発生状況
過去の発生状況
野鳥における発生
最新の発生
最新情報は以下ページをご覧ください。
環境省ホームページ(別ウィンドウで開きます)
神奈川県での陽性事例確認
令和5年度シーズンは、県内の野鳥において高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)陽性事例が1例確認されました。
令和4年度シーズンは、県内の野鳥において高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)陽性事例が5例確認されました。
詳細は以下ページをご覧ください。
飼養鳥における発生
最新の発生
詳細は以下ページをご覧ください。
環境省ホームページ(別ウィンドウで開きます)
過去の隣県での陽性事例確認
令和4年度は隣県での陽性事例が2件確認されました。
詳細は以下ページをご覧ください。
海外における発生
詳細は以下ページをご覧ください。
鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省ホームページ)(別ウィンドウで開きます)
家きん飼養者の方へのお願い
鳥インフルエンザウイルスは野鳥(主に渡り鳥)の糞便により拡散されるため、鶏舎周囲等の環境中にウイルスが存在する可能性があります。家きんを飼養している方は、環境中にウイルスが存在するという前提で適切な飼養衛生管理の徹底をお願いします。
まずはこちらをご覧ください
家畜を飼養する方へ(神奈川県畜産課のページ)
早期発見・早期通報をお願いします
次に示す「特定症状」を呈している家きんを発見したときは、至急、家畜保健衛生所へご連絡ください。
- 同一の家きん舎内において、1日の家きんの死亡率が、平時の2倍以上となること
- 鶏冠、肉垂等のチアノーゼ、沈うつ、産卵率の低下等の症状を呈している家きんがいる場合
- 5羽以上の家きんが、まとまって死亡している場合又はまとまってうずくまっている場合
次のページもあわせてご参照ください。
一斉点検の実施
令和5年度シーズンも、10月から、以下の飼養衛生管理基準(農林水産省ページ)の項目について、飼養衛生管理者の方による自己点検をお願いしています。
- 衛生管理区域に立ち入る者の手指消毒等
- 衛生管理区域専用の衣服及び靴の設置並びに使用
- 衛生管理区域に立ち入る車両の消毒等
- 家きん舎に立ち入る者の手指消毒等
- 家きん舎ごとの専用の靴の設置及び使用
- 野生動物の侵入防止のためのネット等の設置、点検及び修繕
- ねずみ及び害虫の駆除
シーズン中、特に気を付けていただきたいこと
- 家きん舎の防鳥ネットの隙間及び破損個所の確認及び修繕
- 堆肥舎及び飼料保管庫等の防鳥ネットの設置
- 農場及び家きん舎出入り時の長靴の交換及び手指の消毒
- 集卵・集糞ベルトの家きん舎外への開口部の隙間の確認と対策
- 家きん舎入口の消毒 ※踏込消毒槽は消石灰より即効性のある液体消毒薬を使用しましょう。
- ネズミ対策
- 車両の衛生管理区域の出入り時の消毒
- 農場及び家きん舎周辺の整理整頓(小動物の隠れ場所をなくしましょう。)
- 家きん舎周囲の樹木の剪定及び消石灰散布等の消毒の徹底
その他の情報
緊急消毒の実施
過去の実施状況
鳥インフルエンザモニタリング検査
神奈川県では、高病原性鳥インフルエンザの侵入を早期に発見し、また、まん延を防止するために、県内の家きん飼養農場等について、各家畜保健衛生所がモニタリング検査を実施しています。
詳細は以下ページをご覧ください。
防鳥ネットの補修等の補助
家きん舎の防鳥ネット等の補修等、バイオセキュリティの向上に資する資材の購入について補助します。詳細は畜産課までご相談ください。
家畜防疫互助事業
家畜防疫互助事業とは、鳥インフルエンザ等の疾病が発生した場合に備え、生産者自らが積立を行い、発生農場の畜産経営再開に必要な経費等を生産者相互で支援する仕組みです。万が一の発生に備えて、事業への参加を積極的にご検討ください。詳細は次のパンフレットをご確認ください。
家畜防疫互助事業にご参加を!(PDF:541KB)
高病原性鳥インフルエンザ等発生時対応マニュアルの策定
高病原性鳥インフルエンザ等発生時対応マニュアル(令和5年8月改正)(PDF:1,718KB)
県央家畜保健衛生所
電話番号:046-238-9111 ファクシミリ:046ー238ー9124
管轄区域:
横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、葉山町、愛川町、清川村
湘南家畜保健衛生所
電話番号:0463-58-0152 ファクシミリ:0463-58-5679
管轄区域:
平塚市、藤沢市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、南足柄市、寒川町、大磯町、二宮町、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町