目次
感染症情報センターからのお知らせ
- 感染症発生動向調査とは
届出基準・届出様式はこちら - 新型コロナウイルス感染症について
関連情報をまとめました。
- 「欧州及び米国における小児の原因不明の急性肝炎の発生について(協力依頼)」(2022年4月27日 厚生労働省事務連絡・令和4年5月13日一部改正)(PDF)
疑似症定点医療機関においては、疑似症として直ちに最寄りの保健所に届け出ることとされています。(参考:疑似症サーベイランスの運用ガイダンス(第三版)(PDF))
疑似症定点以外の医療機関においては、直ちに最寄りの保健所に相談することとされています。
定期情報
- 神奈川県の感染症発生状況
神奈川県全域と県域(横浜市・川崎市・相模原市を除く)で発生した感染症の発生動向調査の情報をお知らせしています。 - 感染症発生動向調査週報
今週の注目感染症(週報最新号より抜粋)
- インフルエンザ
- 梅毒
梅毒は病原微生物スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマが感染して起こる病気です。性感染症(STI: Sexually transmitted infection)の一つで、感染経路のほとんどは性的接触ですが、母親から胎児に感染する先天梅毒もあります。感染後約3週間で感染部位のしこり、鼠径部のリンパ節腫脹(I期梅毒)、感染後3か月以後に手のひら、足の裏や体全体に赤い発疹が出ることがあります(Ⅱ期梅毒)。治療をしなくても症状は消える場合がありますが、適切な治療をしないと病原菌は消えません。感染後3年以上経過すると、皮ふ、筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)、心臓、血管、脳などに病変ができて死に至ることもあります(晩期梅毒)。血液検査で診断でき、治療は抗菌薬が有効です。気になる症状がある時には、症状が改善した場合でも早めに医療機関(泌尿器科、婦人科、皮膚科など)を受診しましょう。また予防のためには、性交渉の際(オーラルセックスを含む)、適切にコンドームを使用することが重要です。
- 新型コロナウイルス感染症
2023年第10週の報告数は2,483例となり、前週2,966例とくらべて減少しています(※患者情報の変更により、前週と数字が異なる場合があります)。感染拡大を防ぐために、適切な場面でのマスク着用、手洗い、三密の回避等の基本的感染予防の徹底や、対象者はワクチン接種を検討するなどの行動をお願いします。また、神奈川県が公開している情報などで感染時にとるべき行動を確認しておきましょう。
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- 感染症発生動向調査月報
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- 刊行物
- 報告
発生動向調査解析委員会報告
疾患別情報
感染経路・症状・診断・治療・予防や神奈川県における発生状況について、疾患別にまとめています。