目次
感染症情報センターからのお知らせ
- 感染症発生動向調査とは
届出基準・届出様式はこちら - 新型コロナウイルス感染症について
関連情報をまとめました。 - ダニ媒介脳炎について
2024年8月30日にダニ媒介脳炎のリスクアセスメント「国内外におけるダニ媒介脳炎の発生状況について(国立感染症研究所)」が公表されました。
マダニの多くは、春から秋にかけて活動が活発になります。この時期に野山での活動を行う場合、咬まれないためのポイントや咬まれたときの対処法を正しく知って対策しましょう。
「ダニ」にご注意ください(厚生労働省)
マダニに注意ダニャン!!(厚生労働省) - エムポックスについて
WHO(世界保健機関)から2回目のPHEIC(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)が宣言されました。
詳しくは疾患別情報「エムポックス」をご覧ください。 - 急性弛緩性麻痺の情報提供について(依頼)(令和6年8月22日厚生労働省通知)
世界保健機関の基準に基づき、ポリオウイルスによる急性弛緩性麻痺が否定できない症例については、国立感染症研究所において個別に評価を行い、ポリオの疑いがあるか否かの分類を行う体制が整備されたことを踏まえ、自治体に対し、求めがあった場合は、届出のあった急性弛緩性麻痺の症例について収集した情報を別紙「急性弛緩性麻痺症例60日後追跡報告書」を用いて、国立感染症研究所へ提供するようお願いするものです。 - 蚊媒介感染症に気をつけて!
- 手足口病に気をつけましょう
- 梅毒情報(2024年第1四半期)
- インフルエンザ
- ノロウイルス
- 風しん
- 咽頭結膜熱
- 日本紅斑熱
- レプトスピラ症
定期情報
- 神奈川県の感染症発生状況
神奈川県全域と県域(横浜市・川崎市・相模原市を除く)で発生した感染症の発生動向調査の情報をお知らせしています。 - 感染症発生動向調査週報
今週の注目感染症(週報最新号(第36週報)より抜粋) 2024年9月12日更新
- 梅毒
梅毒は病原微生物スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマが感染して起こる病気です。性感染症(STI: Sexually transmitted infection)の一つで、感染経路のほとんどは性的接触ですが、母親から胎児に感染する先天梅毒もあります。感染後約3週間で感染部位のしこり、鼠径部のリンパ節腫脹(Ⅰ期梅毒)、感染後3か月以後に手のひら、足の裏や体全体に赤い発疹が出ることがあります(Ⅱ期梅毒)。治療をしなくても症状は消える場合がありますが、適切な治療をしないと病原菌は消えません。感染後3年以上経過すると、皮膚、筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)ができることや、心臓、血管、脳などに病変ができて死に至ることもあります(晩期梅毒)。血液検査で診断でき、治療は抗菌薬が有効です。気になる症状があるときには、症状が改善した場合でも早めに医療機関(泌尿器科、婦人科、皮膚科など)を受診しましょう。また予防のためには、性交渉の際(オーラルセックスを含む)、適切にコンドームを使用することが重要です。
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- 感染症発生動向調査月報
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- 報告
発生動向調査解析委員会報告
疾患別情報
感染経路・症状・診断・治療・予防や神奈川県における発生状況について、疾患別にまとめています。