目次
感染症情報センターからのお知らせ
- 感染症発生動向調査とは
届出基準・届出様式はこちら - 新型コロナウイルス感染症について
関連情報をまとめました。
- 「欧州及び米国における小児の原因不明の急性肝炎の発生について(保健所における調査の終了、研究班への協力依頼)」(2023年8月21日 厚生労働省事務連絡)
事務連絡に基づく積極的な情報収集は8月31日までに報告された分を最後として終了となりますが、引き続き、公益社団法人日本小児科学会ならびに日本医療研究開発機構(AMED)新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業「原因不明の小児急性肝炎の実態把握、病原体検索、病態解明と治療法の開発」では継続して、研究を実施していますので、詳しくは事務連絡の2~3ページ目(別紙)をご参照ください。 - インフルエンザ
- ノロウイルス
- 風しん
- 咽頭結膜熱
- 日本紅斑熱
- レプトスピラ症
定期情報
- 神奈川県の感染症発生状況
神奈川県全域と県域(横浜市・川崎市・相模原市を除く)で発生した感染症の発生動向調査の情報をお知らせしています。 - 感染症発生動向調査週報
今週の注目感染症(週報最新号(第12週報)より抜粋) 2024年3月28日更新
- 梅毒
梅毒は病原微生物スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマが感染して起こる病気です。性感染症(STI: Sexually transmitted infection)の一つで、感染経路のほとんどは性的接触ですが、母親から胎児に感染する先天梅毒もあります。感染後約3週間で感染部位のしこり、鼠径部のリンパ節腫脹(I期梅毒)、感染後3か月以後に手のひら、足の裏や体全体に赤い発疹が出ることがあります(Ⅱ期梅毒)。治療をしなくても症状は消える場合がありますが、適切な治療をしないと病原菌は消えません。感染後3年以上経過すると、皮ふ、筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)、心臓、血管、脳などに病変ができて死に至ることもあります(晩期梅毒)。血液検査で診断でき、治療は抗菌薬が有効です。気になる症状がある時には、症状が改善した場合でも早めに医療機関(泌尿器科、婦人科、皮膚科など)を受診しましょう。また予防のためには、性交渉の際(オーラルセックスを含む)、適切にコンドームを使用することが重要です。
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発生動向調査解析委員会報告
疾患別情報
感染経路・症状・診断・治療・予防や神奈川県における発生状況について、疾患別にまとめています。