目次
感染症情報センターからのお知らせ
- 感染症発生動向調査とは
届出基準・届出様式はこちら - 新型コロナウイルス感染症について
関連情報をまとめました。
- 「欧州及び米国における小児の原因不明の急性肝炎の発生について(保健所における調査の終了、研究班への協力依頼)」(2023年8月21日 厚生労働省事務連絡)(PDF)
事務連絡に基づく積極的な情報収集は8月31日までに報告された分を最後として終了となりますが、引き続き、公益社団法人日本小児科学会ならびに日本医療研究開発機構(AMED)新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業「原因不明の小児急性肝炎の実態把握、病原体検索、病態解明と治療法の開発」では継続して、研究を実施していますので、詳しくは事務連絡の2~3ページ目(別紙)をご参照ください。 - 風しん(PDF)
- 咽頭結膜熱(PDF)
- 日本紅斑熱(PDF)
- レプトスピラ症(PDF)
定期情報
- 神奈川県の感染症発生状況
神奈川県全域と県域(横浜市・川崎市・相模原市を除く)で発生した感染症の発生動向調査の情報をお知らせしています。 - 感染症発生動向調査週報
今週の注目感染症(週報最新号(第37週報)より抜粋) 2023年9月21日更新
- レジオネラ症
レジオネラ症はレジオネラ属菌による細菌感染症です。主な病型として重症の肺炎を引き起こす肺炎型と、一過性で自然に改善するポンティアック熱型が知られています。症状としては、肺炎型の場合は全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などから始まり、咳や38度以上の発熱、悪寒、胸痛、呼吸困難がみられるようになります。ポンティアック熱型の場合は突然の発熱、悪寒、筋肉痛の症状がみられますが、一過性で自然に治癒します。レジオネラ症の治療には抗菌薬を用います。レジオネラ症は主にレジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(細かい霧やしぶき)の吸入によって細菌が感染することによって起こります。エアロゾルの発生源としてエアコン、加湿器、循環式浴槽などがあります。これらの清掃を定期的に行いレジオネラ属菌に汚染されたエアロゾルの発生を防ぐことが重要です。
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
令和5年5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染症法の位置づけが5類感染症定点把握対象疾患に移行しました。一定の基準により選定された定点医療機関から、新型コロナウイルス感染症以外の定点把握対象疾患と同様に、毎週患者数が報告されます。
2023年第37週の神奈川県における定点当たり報告数は19.26で前週21.43に比べ減少しています。
新型コロナウイルス感染症の定点医療機関からの報告数・定点当たり報告数について、くわしくは表1(保健所別)、表2(年齢階級別)、表3(5週前~今週の推移)をご覧ください。
- インフルエンザ
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- レジオネラ症
- 感染症発生動向調査月報
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- 刊行物
- 報告
発生動向調査解析委員会報告
疾患別情報
感染経路・症状・診断・治療・予防や神奈川県における発生状況について、疾患別にまとめています。