認知症未病改善プロジェクト
新着情報
認知症未病改善とは
2024年1月1日に「認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会(=共生社会)の実現を推進」することを目的とした、認知症基本法が施行され、認知症と向き合うアプローチが加速する中、神奈川県では、「認知症」を「後天的な脳の障がいによって認知機能が低下し、日常生活・社会生活に支障をきたした状態」と捉え、未病の観点での認知症へのアプローチとして、認知症未病改善プロジェクトを推進します。
具体的には、認知機能低下に伴う、身体機能低下、精神機能低下の悪循環を未病コンセプトに基づき改善するため、各種機能に関する早期の気付きと、維持・改善・補完などの介入を通じて、総合的に日常生活・社会生活でのQOLの維持・向上を目指す取り組みを実施します。
認知症未病改善プロジェクト
認知症リスクスクリーニングを行う人と場面・精度を意識した検査フローのモデル構築


認知症未病改善につながる、多様な商品・サービスの活用を通じた地域における受け皿の整備


認知症未病改善に関する取組
- 認知症の予防・健康づくりに関する学会指針セミナー(別ウィンドウで開きます)
〇令和7年2月20日(アーカイブ配信あり!ディスカッション議事録公開中!)
・認知症関連6学会の作成する予防・健康づくりに関する指針について、わかりやすく解説!
- 神奈川県認知症未病改善事業全体会
〇令和7年2月4日(アーカイブ配信を近日公開予定!)
・認知症未病改善事業で連携する関係者から、それぞれの取組紹介や情報交換を実施!
- 認知症未病改善に関するリーフレットを神奈川県警察運転免許センターで配布!
・配布中のリーフレットはこちら(リーフレット)
- ME-BYOサミット神奈川2024(セッション1)認知症未病改善:神奈川の新たな社会モデル
〇令和6年11月7日(セッションのアーカイブ動画を見る)
・モデレーター 日本医療政策機構 代表理事・事務局長 乗竹亮治 氏
・パネリスト 慶應義塾大学看護医療学部教授/慶應義塾大学医学部百寿総合研究センター センター長 新井康通 氏
・医療法人社団彰耀会 メモリーケアクリニック湘南 理事長・院長 内門大丈 氏
・株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 高齢社会イノベーショングループ 部長/プリンシパル 紀伊信之 氏
・かながわオレンジ大使(ご夫妻)松浦謙一 氏・松浦えり子 氏
- 令和6年度 第2回未病産業研究会全体会
〇令和6年年10月10日
・「神奈川県の認知症未病改善及び脳腸相関への期待について」
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室 未病産業担当部長 牧野義之(資料)
・「茶色い宝石」が切り拓く未病改善の最先端
株式会社メタジェン 代表取締役社長CEO 福田真嗣 氏(資料)
・ビフィズス菌による認知機能対策の可能性
森永乳業株式会社 研究本部 基礎研究所 プロバイオティクス研究室 勝又紀子 氏(資料)
・認知症未病改善でサプリメントの臨床活用研究報告について
医療法人社団彰耀会 メモリーケアクリニック湘南 理事長・院長 内門大丈 氏(資料)
実証事業の状況
関連事業
神奈川県では、認知症未病改善に資する見える化・介入の商品・サービスとして、未病指標の提供や、ME-BYO BRANDの認証、さらには神奈川ME-BYOリビングラボを通じた実証等の事業を実施しています。