定置網模型
定置網模型
相模湾試験場の展示教育室に展示している定置網模型をご覧になれます。
定置網の形式(過去) |
根こそぎ網
1809年に真鶴で設置されていた定置網です。現在の定置網の原型となったものです。
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小台網
根こそぎ網が進化した定置網です。
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天保大網
江戸時代の天保(150年前)につくられた定置網です。
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大敷網
1909~1922年にかけて、真鶴~大磯の沿岸に設置されていた定置網です。
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大謀網
天保大網とよく似た構造で、大正から昭和初期にかけて、設置されていた定置網です。
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定置網の形式(現在) |
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落し網
1935年以降、現在でも使われている定置網です。網の構造は、運動場・登り網・箱網と呼ばれる三つの部分に分かれています。
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底層網
魚を溜めて獲る部分(袋網)が海底にある定置網です。マダイなどの高級魚が対象になっています。
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両中層網
袋網の位置が中層にある定置網です。神奈川県水産試験場が開発しました。
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桝網
東京湾で操業されていた定置網です。現在は、ほとんど見られなくなりました。
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猪口網
三浦海岸を主体に設置されており、いわし類を漁獲しています。
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イカ落とし網
あおりいかを対象とした定置網です。三浦半島などで設置されています。
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上記の定置網模型は、相模湾試験場の展示教育室(1階)に展示しており、自由に見学できます。実物をご覧になりたい方は、相模湾試験場までお越し下さい。