更新日:2024年1月23日
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根こそぎ網
根こそぎ網
(ねこそぎあみ)
神奈川県における定置網の歴史は古く、1809年に真鶴で根こそぎ網又は根子才網(ねこざいあみ)と呼ばれている網が張られました。この網は、当時としては、魚をとる画期的な漁具でしたので、魚を「ねこそぎ捕る」、あるいは「猫の手」に似ていることから、このような呼び名が付けられたと思われます。この網は、現在の定置網の原型となったものですが、構造は単純で、魚群を誘い込む垣根のような網(垣網)と魚を溜めて捕る部分(身網)から成り立っています。
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