神奈川県 かながわ こどもまんなかプロジェクト #こどもまんなかやってみた
TOP

5体験型等こどもの育ち応援

株式会社Jバイオ フードリサイクル

小中高生向け工場見学と出張講座
Q:自己紹介をお願いします。
A:株式会社Jバイオフードリサイクル、管理室の石神あすかと申します。日本では年間2300万トンの食品ごみが発生しており、私たちの会社では「どうしても出てしまう食品ごみを、微生物の力を借りて電気や肥料に変え、また社会に戻す」食品リサイクルの取組を行っています。
株式会社Jバイオ フードリサイクル
Q:こどもまんなかアクションの取組について教えてください。
A:小中学生向けの工場見学を実施しており、微生物による発酵や食品由来の肥料を学ぶ理科実験教室、食品ごみをなくす仕組みを考えるワークショップなどの出張講座の講師役として参加するなど、幅広く活動しております。このような取組を通して、子どもたちや周囲の人が食や環境について考えるきっかけとなるような場を提供しています。
株式会社Jバイオ フードリサイクル
Q:こどもまんなかアクションを通じて心に残っているエピソードがあれば教えてください。
A:工場見学中に子どもたちから「もったいない。こういった物が無くなってくれると良い。」という声を聞くことがあります。実際に見て学ぶことによって、このような感想や気づきを得てもらえることをとても嬉しく感じます。工場見学や講座の体験が、子どもたちの食や環境への意識を深める一助になればと思っています。
株式会社Jバイオ フードリサイクル
Q:あなたが感じる子どもや子育てに関する社会課題をお聞かせください。
A:食品ごみの現状と環境影響について理解を深めることは、子どもたちに「残さず食べることの意味」を考えてもらうきっかけとなります。日常生活で食べ物を大切にする心を育むことで、家庭での食品ロス削減や、サステナブルな暮らしへの関心が高まるなど、食品ロスや食育の課題解決への一歩となると考えます。
株式会社Jバイオ フードリサイクル
Q:あなたはどんな子どもでしたか??
A:幼少期は山や川、公園で遊び、自然の豊かさに触れて育ちました。家族と食卓を囲む時間が大好きで、食べること自体を特別なものとして意識していました。“あたり前” の中にある幸せを感じさせてくれる食への想いや、幼少期に培った自然への関心が、今の仕事に影響を与えています。
株式会社Jバイオ フードリサイクル
Q:子どもの頃の自分が今の取組を見たらどう感じると思いますか?
A:食品をリサイクルして資源に変える取組や、それを伝える活動に関心を持ってくれるのではないでしょうか。きっと興味津々で話を聞きに来ると思います。
株式会社Jバイオ フードリサイクル
Q:子どもを取り巻く社会がこうなったらいいな、という思いをお聞かせください。
A:様々なものに触れて体験する機会が豊富にあり、子どもたちが未来に役立つ力を育むことを応援できる社会だといいなと思います。
Q:未来の子どもたちにメッセージをお願いします。
A:「残さず食べること」は小さな取組ですが、誰もができる環境にやさしい行動です。食べ物を大切にして「もったいない」をなくしていきましょう。

フィード・ワン株式会社

フィード・ワンこども参観日
Q:自己紹介をお願いします。
A:私は、フィード・ワン株式会社の経営企画部コーポレートブランディング室の小泉千夏と申します。フィード・ワンは、主に鶏や豚、牛などの畜産、ブリやタイなどの水産養殖の配合飼料を製造している会社です。そのほか、食肉や鶏卵、水産物の生産・加工・流通も手掛けています。
フィード・ワン株式会社
Q:こどもまんなかアクションの取組について教えてください。
A:「こども参観日」という活動を行っています。従業員のお子さんたちを会社に招いて、お父さんお母さんの働いている姿を見ていただいて、具体的な仕事内容やフィード・ワンがどんな会社かを知っていただくイベントを開催しています。それぞれのお子さん向けに顔写真入りの社員証や名刺を作成して名刺交換や、実際に原料を混ぜて餌を作るといった様々な社会体験を行っています。
フィード・ワン株式会社
Q:こどもまんなかアクションを通じて心に残っているエピソードがあれば教えてください。
A:お子さんたちが来ると職場の雰囲気がぱっと明るくなり、社員同士のコミュニケーションも活性化します。これだけでもすごいことですが、お子さんたちは仕事体験の他、ハムなど弊社の製品を通しての食育やお昼ご飯づくりも行い、お父さんやお母さんとお昼を食べるところまで一緒に行います。親御さんと一緒に様々な職場体験をした帰りぎわの弾けるような笑顔や、「もう一回行きたいな」「楽しかったな」という言葉を聞くと、本当にやってよかったなと思います。
フィード・ワン株式会社
Q:あなたが感じる子どもや子育てに関する社会課題をお聞かせください。
A:私自身も子育てをしていて、普段は保育園に子どもを預けていますが、仕事と子育ての両立には悩んでいます。そして、ふとした時に子どもにちゃんと向き合えているんだろうか?応えられているだろうか?不安にもなります。
今の社会は共働きなどが増えており、私と同じような不安を抱え、それぞれが工夫しながら子育てをしていると思います。しかし、それぞれの工夫だけでなく、急に子どもの迎えが必要な時など、子育てに対して職場の同僚や会社の理解やサポートがどうしても必要になります。職場には様々な環境や状況の社員がいることを理解し合い、サポートし合える環境づくりが必要で、そこには課題があると感じています。
一方で、私たちはこども参観日をとおして、社員同士のコミュニケーションを深めていくことで、仕事と子育てを両立できる環境づくりを行っています。そして、この活動を通して親が子どもと向き合う余裕を持つことにつながることを願っています。
フィード・ワン株式会社
Q:あなたはどんな子どもでしたか?
A:私の幼少期は内弁慶でした。ただ、家の中では面白いことも大好きで、人を笑わせるのが大好きでした。あとは、絵を描くのがすごく好きだったので、4コマ漫画などを書いていました。
フィード・ワン株式会社
Q:子どもの頃の自分が今の取組を見たらどう感じると思いますか?
A:私の父は朝早くから深夜まで外で仕事をしていました。そんな父が何をしていたのかは全く知りませんでした。そんな子どもの頃の私が、こども参観日を知ったら、きっと父にどんな仕事をしているか聞くと思いますし、是非父に「どんな仕事をしているか聞いてみて」と言ってあげたいと思います。父は喜んで話をしてくれたと思います。そして、私も父の仕事を通してもっと外の世界の興味を持てたかもしれないと思います。
フィード・ワン株式会社
Q:子どもを取り巻く社会がこうなったらいいな、という思いをお聞かせください。
A:今の社会は本当に色々な体験ができる場や機会がたくさんあります。子どもたちには色々なことに興味をもって、どんどんチャレンジしてみてほしいと思います。ダメだった時のことを考えるのではなく、できることを発見してほしいと思います。仕事も含めて色々な社会や世界があることを知ってほしいと思います。そして、親や周りの大人たちはそういう子どもの育つ姿をサポートしていきたいです。
Q:未来の子どもたちにメッセージをお願いします。
A:繰り返しになりますが、色々なことに興味をもって、どんどんチャレンジしてみてほしいと思います。

県民のみなさまへのメッセージ

神奈川県では、みなさんの「こどもまんなか」の取組を応援しています。
今、子育て中の方も、これから子どもを出産したいと思っている方も、おじいちゃんおばあちゃんも、企業団体の方も、皆さんで、「子どもや若者にとって何がいいか」を考えるきっかけになることを願っています。

こどもたち