更新日:2023年7月12日

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農福連携マッチング等支援事業

平成28年7月に県立の障害者支援施設「津久井やまゆり園」において発生した事件を受け、県と県議会は、「ともに生きる社会かながわ憲章」(下段参照)を策定しました。

神奈川県は、この憲章の理念に基づき、誰もが支え合い、受け入れ合う持続可能な共生社会の実現に向けて、障がい者の日中活動の場の充実や就労機会の確保を目指して、「農福連携マッチング等支援事業」として、JAさがみ管轄地域、JA湘南管轄地域、JAはだの管轄地域を中心に、NPO、農業協同組合、市町村等と連携しながら進めています。

事業の概要

本事業では、農家と福祉施設をマッチングすることで、農家で働く新たな人材の確保や障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すことを目的にしています。

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令和5年度は農家を講師として、障がい者が農作業(種まきや収穫、除草、片付けなど)を体験することができる就農体験会(お試しノウフク)を開催し、体験を通じた請負契約の締結を目指します。

お試しノウフクには、農福連携コーディネーターを派遣し、農家と障害福祉サービス事業所等とのマッチングの場を兼ねて行います。これらを通じて取組の輪をさらに広げていきます。

農福連携コーディネーターについて

農福連携の実践例

参加者のコメント付きで掲載しています。

農福連携の実践例

これまでの取り組み(令和2年度~令和4年度)

これまで、平塚市、藤沢市、秦野市をモデル地域にNPO、農業協同組合、市町村等と連携しながら、農家と障がい福祉サービス事業所等とのマッチングを進め、着実に新規就労者数を増やしてきました。 

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令和2年4月~令和5年3月の3年間、農業者と障害福祉サービス事業所とがマッチングする機会を創出することを目的に下記の事業を行いました。

事業の概要

(1)農福連携コーディネーター人材育成研修講座(農業・福祉双方に詳しい人材の育成研修)

(2)スタディツアー(農福連携に取り組む農家・福祉事業所の先進事例の視察)

(3)マッチングの場づくり(農家と福祉事業所等との交流の機会の場の提供)

(4)農福連携コーディネーターの派遣

各年度の実績

令和4年度  令和3年度  令和2年度

関連リンク

ノウフクWEb(一般社団法人日本基金運営)

noufuku

 

NPO法人湘南NPOサポートセンター農福連携専用サイト「ひらつか農福連携」

hiratsukanoufuku

 

認定NPO法人藤沢市民活動推進機構「農福連携プロジェクト」事業・事例紹介サイト

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ともに生きる社会かながわ憲章

一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします

一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します

一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します

一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます 

平成28年10月14日

神奈川県

Kanagawa Charter for a Society Living Together in Harmony (in other languages)

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