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更新日:2026年4月24日

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麻しん(はしか)について(県民・事業者向け)

麻しん(はしか)の発生状況などについて掲載しています。


麻しんの感染拡大防止に向けた国民の皆様へのメッセージ

【厚生労働省予防接種課作成資料に基づく】

  • 重症になりやすく、感染力が極めて高い麻しん(はしか)が、2020年以降最多となるペースで感染拡大しています。麻しん(はしか)は、マスクや手洗いでは感染予防として十分ではなく、ワクチンが重要です。麻しん(はしか)は、「かかってもたいしたことはない」感染症ではなく、肺炎・脳炎・腸炎などで重症化することも多く、先進国でも重症化することもあり、1,000人に1人死亡するとされている感染症です。更なる感染拡大防止のため、以下の事項について、ご協力をお願いいたします。  
<麻しん(はしか)を疑う症状がある場合の対応>  
  • 麻しんを疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡の上、医療機関の指示に従ってご対応いただくようお願いいたします。  
  • 感染拡大防止のため、受診の際には、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについて、ご協力をお願いいたします。  
<自治体の疫学調査へのご協力>  
  • 麻しん(はしか)の感染拡大防止には、患者や接触者に対する行政による調査が重要です。ご協力をお願いいたします。  
<ワクチン接種のご検討>  
  • ご自身の発症予防、重症化予防、集団としての感染拡大防止の観点から、ワクチンは2回接種することが重要です。  
  • お子様が麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳又は就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください。また、2024(令和6)年度に定期接種の対象であった方で、2024(令和6)年度内にMRワクチンの偏在等が理由でワクチン接種ができなかった方 については、2025(令和7)年4月1 日から2年間、定期接種として公費で接種が可能です(特例措置)。詳細は、お住まいの市町村のホームページでご確認ください。  
  • 海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分な場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください。
  • 2000年4月1日以前に生まれた方は、当時の感染状況もあり、2回の定期接種が行われていない可能性があります。母子手帳等で、過去の麻しんの罹患歴又は2回の接種記録を確認できない方は、今一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。なお、今回の流行は10代~40代の方を中心に流行していることも踏まえ、特にこの年齢層の方はご検討をお願いいたします。  
<特にご注意いただきたい方々>  
  • 特に、以下の方々は、接種が不十分な場合、ワクチンの接種をご検討ください。  
    ・ 保育園や学校職員、医療機関職員など、小さいお子さんや患者さんと接触する機会の多い方
    ・ 空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方  
  • また、以下の方々は、感染すると重症化すると言われていますのでご注意ください。
    ・ 妊娠中は麻しん風しんワクチンの接種はできません。早産や流産のリスクがあるため、妊娠前の接種をご検討ください。  
    ・ 免疫不全のある方は、主治医の方と相談のうえ、麻しん風しんワクチン接種をご検討ください。
    ・ 乳幼児は、肺炎や脳炎を起こすリスクがありますので、ご家族の接種歴をご確認ください。

新着情報

麻しん患者に接触した際にワクチンの緊急接種を無料で受けられます!

感染力が非常に強い麻しんについて、免疫を持たない方や不十分な方が患者に接触した場合の感染拡大を防止することを目的として、麻しん患者との接触者であって、保健所の調査によって対象者として特定された県民の方が、接種を希望する場合、県が指定する拠点医療機関において、無料でワクチンの緊急接種を受けられる体制を、令和7年度からスタートしました。

「緊急接種」詳細ページ

麻しん患者発生に伴う注意喚起

記者発表に記載の「麻しん患者が不特定多数の方と接触した可能性のある施設」等を同じ時間帯に利用された方へ
  • 本事業の緊急接種を希望される方は、お住まいの地域の保健所にご相談ください。
    麻しん患者との接触(記者発表に記載の時刻)から72時間以内の方が対象です。
    「緊急接種」詳細ページ
    ※ 本事業の対象地域は「緊急接種」詳細ページからご確認ください。
  • 健康状態にご注意いただくとともに、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に電話連絡の上、受診してください。なお、受診先に困る場合はお住まいの地域の保健所にご相談ください。
    「保健所一覧」ページ
令和7年以降、神奈川県内において、麻しんの報告数が増えています。

○麻しんに係る神奈川県記者発表(令和7年以降・神奈川県所管域(注記参照))

注記 神奈川県所管域:神奈川県のうち、保健所設置市(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市(寒川町を含む))以外の地域

令和8年

 2026年04月18日 平塚保健福祉事務所秦野センター管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 2026年04月14日 平塚保健福祉事務所秦野センター管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 2026年04月05日 平塚保健福祉事務所秦野センター管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 2026年03月28日 鎌倉保健福祉事務所管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 2026年03月28日 平塚保健福祉事務所管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 2026年03月27日 平塚保健福祉事務所管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 2026年03月11日 鎌倉保健福祉事務所管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

令和7年

 2025年07月09日 厚木保健福祉事務所管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 2025年07月07日 平塚保健福祉事務所管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(第3報)(別ウィンドウで開きます)

 2025年07月05日 平塚保健福祉事務所管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(第2報)(別ウィンドウで開きます)

 2025年07月04日 平塚保健福祉事務所管内における麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(第1報)(別ウィンドウで開きます)

 2025年07月02日 麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 2025年07月02日 麻しん(はしか)患者の施設利用に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 2025年05月19日 麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について(別ウィンドウで開きます)

 

○令和7年7月9日知事定例記者会見におけるメッセージ

定例会見の動画(YouTubeのページに移動します)(別ウィンドウで開きます)

定例会見の概要テキスト版はここからご覧いただけます。(別ウィンドウで開きます)

知事メッセージの抜粋

・県民の皆様におかれましては、もし発熱などの、かぜ症状とともに、顔などに発疹が現れた場合には、麻しんを疑っていただき、周囲の方との接触を避けつつ、医療機関に事前に電話をした上で、指示に従って受診していただくようお願いします。

・麻しんに、り患していることを知らずに、結果としていくつかの施設や交通機関を利用される場合もあります。ですから、決して麻しんにかかった個人を責めるようなことはやめていただきたいと思います。

○保健所設置市記者発表ページ

各市の記者発表トップページへのリンクです。各リンク先から麻しん関連の記者発表をお探しください。

横浜市ホームページ(別ウィンドウで開きます)

川崎市ホームページ(別ウィンドウで開きます)

相模原市ホームページ(別ウィンドウで開きます)

横須賀市ホームページ(別ウィンドウで開きます)

藤沢市ホームページ(別ウィンドウで開きます)

茅ヶ崎市ホームページ(別ウィンドウで開きます)

麻しん(はしか)とは

高熱、全身の発疹(ほっしん)、カタル症状(せき、鼻水、結膜充血など)を特徴とし、空気感染・飛沫感染・接触感染を感染経路とする感染力の非常に強いウイルス感染症です。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

【主な症状】

感染すると10日から12日の潜伏期間を経て、発熱、せき、鼻水など風邪のような症状が現れ、2日から3日発熱が続いた後に、39度以上の高熱と全身に赤い発疹が出ます。発症する1日前から解熱後3日くらいまで周りの人に感染させる力があります。

過去のワクチン接種の効果が弱まっていた等、麻しんに対する免疫をもってはいるが不十分な状態の場合は、罹ったとしても症状が軽く(高熱が出ない、発熱期間が短い、発疹が手足だけなど)、周りの人への感染力も弱いことが多いです。これを修飾麻しんといいます。

麻しんの発生状況

麻しんについては、現在、国内外における報告数の増加が報告されており、カナダ、スペイン及びイギリスなどの諸外国においても、その流行により排除認定が取り消されるなど、感染拡大が懸念されています。

日本は、平成27年3月27日に世界保健機関西太平洋地域事務局により、麻しんの排除状態にあることが認定されていますが、令和8年4月現在、諸外国を推定感染地域とする輸入事例の報告のほか、国内を推定感染地域とする報告、推定感染地域が不明である報告も増加し、国内で、新型コロナウイルス感染症流行以降、最多の報告数が確認されています。

麻しんの最新の発生報告数※は、定期的に国立健康危機管理研究機構の感染症情報提供サイトに掲載されます。(※感染症発生動向調査に基づく)

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県民の皆様へ

麻しんかなと思ったら

麻しんのような症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に連絡し、麻しんの疑いがあることを伝え、医療機関の指示に従い、マスクを着用して受診しましょう。

受診時は、周囲への感染を防ぐために、公共交通機関の利用を避けるようお願いします。

麻しん患者と接触した場合は、最後に接触した日から21日間は毎日体温を測り、熱があったら外出を控え自宅で健康観察をしましょう。

麻しんにかからないために

麻しんウイルスは感染力が強く、空気感染するので、手洗い、マスクのみでは予防できません。予防接種が最も有効な予防法です。

我が国では、1歳時及び小学校入学前の1年間(=幼稚園・保育園の年長組:5~6歳児)に定期接種として麻しんの予防接種(MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)または麻しん単独ワクチン)を行っています。定期接種の対象のお子様は、対象年齢になったらなるべく早めに予防接種を受けましょう。

また、令和6年度に定期接種の対象であった方で、令和6年度内にMRワクチンの偏在等が理由でワクチン接種ができなかった方については、令和7年4月1日から2年間、定期接種として公費で接種が可能です(特例措置)。詳細は、市町村のホームページでご確認ください。  

その他、医療・教育関係者の方、海外に渡航する方、空港職員の方等については、確実なワクチン接種をお願いします。

定期接種対象年齢を過ぎた方については、まずはご自身の罹患歴・予防接種歴(2回)・抗体検査歴(抗体価があるか)を確認してください。確認できない場合は抗体検査を受け、抗体価が不足していた場合、予防接種をご検討ください。

医療機関の皆様へ

発熱や発疹を呈する患者が受診した際は

麻しん患者との接触歴や麻しん流行地への海外渡航歴、国内での行動歴、麻しんの予防接種歴の確認等、麻しんの可能性を考慮した診療をお願いします。

患者(疑いを含む)は個室管理を行う(陰圧個室が望ましい)、他の来院者等との接触を避ける、診療時はN95マスクを装着する等、麻しんの感染力の強さをふまえた院内感染防止対策をお願いします。

麻しん患者(疑いを含む)を診察した際は

麻しん患者(疑いを含む)を診察した場合は、直ちに最寄り保健所にご報告をお願いします。

麻しんと診断した場合、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、直ちに最寄りの保健所へ届出が必要です。

医師による麻しん届出ガイドライン 第五版(国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイト)(PDF:1,787KB)をご参照いただき、届出基準に合致するかご確認ください。

感染症法に基づく医師の届出のお願い 23.麻しん(厚生労働省)(別ウィンドウで開きます)内の届出票により、麻しん発生届提出をお願いします。

県所管域の保健福祉事務所・センター

県所管域以外(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市、茅ケ崎市)の保健所(別ウィンドウで開きます)

 ※寒川町の感染症に関することは、茅ケ崎市保健所の管轄になります。

検体採取について

臨床的に麻しんと診断された症例や、麻しんIgM抗体が陽性の症例であっても、実際には麻しん以外の症例の可能性もあることから、PCR検査による確定診断が重要です。

麻しん患者が発生した際に迅速に対応を行うために、検体提出のご協力をおねがいします。

PCR検査に必要な検体の提出と併せて、各医療機関でもIgM抗体検査の実施をお願いします。

詳細は次の資料をご参照ください。

「神奈川県における麻しん・風しん診断後の対応フロー」(PDF:229KB)

「麻しん・風しんPCR検査診断に係る検体採取法等について」(PDF:245KB)

麻しんを疑う患者の受診に備えて

麻しんを疑う方から受診の相談を受けた際、受診を要する場合は、医療機関への移動は公共交通機関の利用を可能な限り避けるようにお伝えください。

また、医療機関に出入りする関係者(医療従事者、受付、清掃員など)のワクチン接種歴(2回以上接種)を確認いただくようお願いします。

麻しんQ&A(医療機関での麻疹の対応について)(別ウィンドウで開きます)

参考リンク

【神奈川県衛生研究所感染症情報センター】

神奈川県麻しん情報 届出数

疾患別情報 麻しん

感染症情報センター

【国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイト】

麻しん

麻しん対策・ガイドラインなど

医療機関での麻疹対応ガイドライン(第七版)

学校における麻しん対策ガイドライン

【厚生労働省】

麻しんについて

麻しんに関する特定感染症予防指針

厚生労働省検疫所「FORTH」

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。