更新日:2023年12月19日

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県民フォーラム意見等に対する回答(水源地域の活性化等)

県民フォーラム意見への回答を紹介します

水源地域航空写真
水源地域の活性化等

第1回県西地域

1.森林と同時に山間地や中山間地にある荒廃した農地の再生・保全にも取り組む必要がある。山北町では森林と農地が隣り合わせになっている所がない。山をひとつの生態系とみるならば、その一部である農地にも目を向けて欲しい。

(主な対応所属:農地課)

中山間地域等の農地は、農業が適切に営まれることにより、水源のかん養や洪水防止、良好な景観形成などの多面的機能を発揮するなど重要な役割を果たしています。
そこで、県では、中山間地域等における耕作放棄の発生を防止し多面的機能を確保するため、耕作放棄地防止等を目的とした集落協定に基づく農業者等による地域ぐるみの農業生産活動等に対して、中山間地域等農業活性化支援事業により支援を行っています。平成19年度は山北町など1市3町で19集落協定が締結され、農地の保全等が図られています。

 

2.【中山間地の農地の保全について】
山北町では、みかんや茶を栽培している農地が、山間地や中山間地にあり、水源の一部となっています。しかし、これらの農地が後継者不足などにより、荒廃しているのが現状です。
森林の再生と同時に山間地にある農地の再生・保全も水源保全には必要なことだと思います。私は現在、中山間地を中心に農地を耕作しています。農地の保全について力を尽くしたいと思っていますので、必要な時は御連絡ください。

(主な対応所属:農地課)

中山間地域等の農地は、農業が適切に営まれることにより、水源のかん養や洪水防止、良好な景観形成などの多面的機能を発揮するなど重要な役割を果たしています。
そこで、県では、中山間地域等における耕作放棄の発生を防止し多面的機能を確保するため、耕作放棄地防止等を目的とした集落協定に基づく農業者等による地域ぐるみの農業生産活動等に対して、中山間地域等農業活性化支援事業により支援を行っています。平成19年度は山北町など1市3町で19集落協定が締結され、農地の保全等が図られています。

3.森が元気になって、きれいな水ができることは、すばらしいことですが、人も共に元気になれるシステムづくりを考えていく必要があると思います。森林環境が人の健康に寄与すると言われてきています。いやし、生活習慣病予防が求められている昨今、森の健康活用を考えていくことも大切なことだと思います。都会との交流も良いのかもしれませんね。(町活性のためのPR)

(主な対応所属:土地水資源対策課、森林課)

ご指摘のとおり、森林の持つ公益的機能のひとつに「保健休養機能」があり、従来からのハイキングやキャンプなどに加え、森林浴や森林セラピーといった、より積極的に森林を保健的な面で活用しようという動きも盛んになってきています。
県では、森林とのふれあいを求める方々のために、県立21世紀の森、県民の森、飯山白山森林公園などの森林とのふれあい施設を設置、運営していますのでご活用ください。
この他、森林への理解を深めていただくために、NPO法人かながわ森林インストラクターの会の協力により、足柄上郡松田町のやどりき水源林にて毎週土曜・日曜日に「水源林ミニガイド」を実施しています。秋には、「水源林の集い」というイベントも開催しています。 
詳しくは、下記へお問い合わせください。

【県立21世紀の森】
県立21世紀の森 管理事務所 TEL0465-72-0404
ホームページ http://www.k-mask.jp/21/
【県民の森】
県自然環境保全センター県有林部 TEL046-248-6802
【飯山白山森林公園】
県央地域県政総合センター農政部森林土木課 TEL046-224-1111(代表)
【かながわ水源の森林づくり(水源林の集い)】
県森林課水源の森林推進班 TEL045-210-4365
ホームページ https://www.pref.kanagawa.jp/docs/pb5/suigen.html
【水源林ミニガイド】
NPO法人かながわ森林インストラクターの会
ホームページ http://www.forest-kanagawa.jp/

また、水源地域と都市地域の自治体間交流を促進し、都市地域住民の水源地域・水源環境に対する理解を深めるために、上下流連携を推進するとともに、広報や県民フォーラムなどの場を通じて、都市部の住民に、水源環境の保全・再生に向けた取組の重要性を周知してまいります。

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