かながわなでしこファーマーズ

加藤 真弓

女性農業者紹介 Case.03 加藤 真弓 加藤農園 小田原市

種から育て、パッケージ・出荷までを行い、安心安全なものをお客様に届けたい。
「生きることは、食べること」という言葉を信念に農業に取り組んでいます。

  • 果実

農業経営の概要

絶滅危惧種クロメダカが生息する豊かな自然な環境のなかで、心をこめて、丁寧に手間隙かけてお米を作っています。
1年を通して、おいしい梨を栽培しています。

就農の経緯をお聞かせください

大学卒業後、会社員として働き、2015年頃から正式に、実家の農家で正式に農業従事者として農業を始めました。

加藤 真弓の写真

農業におけるやりがいはなんですか

やはり農業が好きで、楽しいです。
繁忙期はものすごく忙しいけれど、ここぞ!というところで頑張れば、栽培しているお米や梨などがちゃんと応えておいしくなってくれるところが、やりがいです。
また、農園から直送を行っているので、ご購入いただいたお客様からのダイレクトなメッセージがうれしく、仕事への活力となっています。

農業におけるこだわりはありますか

◆ひとつひとつ、心を込めて、丁寧に
ひとつひとつの工程に時間をかえて、丁寧に何事にも取り組んでいます。
神奈川県の普及指導員からのアドバイスもいただきながら、研究勉強を行い、日々技術や情報を更新しながら、栽培を進めています。
神奈川県のエコファーマーにも認定されており、より環境や人へ配慮できる農業を心掛けています。

今後の目標ややりたいことについて教えてください

一緒に働く、祖父のことをとても尊敬しています。
祖父はこれまで培った経験や勘、本には載ってはいない祖父だけが持つ知見があります。毎日こつこつ丁寧に作物と向き合い、毎年「農業1年生」であると言っています。毎年、天候などで作物の生育に変化があり、同様な年はありません。私も祖父のように、時間と知識を培えるよう、農業に対してより意気込んでいきたいと常に思っています。

“脳業”
小さな小さな農園ですが、伝統的な農業のスタイルを維持していきたいです。環境維持にもつながると考えています。これからはより農業全体における豊かなマーケティングを考えていき、"加藤農園のブランド"、かながわ農産物の周知に取り組んでいき、より多くのお客様へ栽培したものを届けたいです。

加藤 真弓の写真

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