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更新日:2024年10月23日
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「令和元年度 消費者として学ぶ!伝える!スキルアップ講座~めざせSDGs消費者~」の報告です。
「地域で消費者トラブルについて伝えたい」「普段の生活・買い物から、地球のために何かしたい!」「そんな仲間と出会いたい」そんな方にぴったりの全5回連続講座を開催しました。
※詳細は下記講座案内のページをご覧ください。
初日はオリエンテーションとして「消費者教育とは何か?」といったところから講義が始まりました。
消費者教育についての必要性を確認したあと、消費者被害や、食品ロス・プラスチックごみ問題からエシカル消費について考えました。
2日目は、講座を行うにあたっての効果的な手法をクイズや歌などワークを行いながら学んでいきました。実際に体を動かすことで、緊張もほぐれていき、ワークの大切さを実感することができました。
また、後半では、世界各地の写真をとおして持続可能な社会やそこでの消費者の役割について考えていきました。受講者の方からは「一枚の写真から考え、お互いの価値観の違いが聞けてよかった」「他人の意見を聞いて考えることによって自分の見方が変わった」「個人の価値観からの視点で見ると、同じものも違って見えてきた」といった声も聞かれました。
3日目では、最新の振り込め詐欺の実態や、未然防止のために取り組む際のポイントについて学んでいきました。
また、2日目までに学んだことから、自分が特に気になったテーマを消費者被害未然防止、エシカル消費(食品ロス・プラスチックごみ)から選択いただき、グループでの活動を始めていきました。消費者教育の活動といっても講座だけではなく、展示を行ったりと内容はさまざまです。
まずは各グループでどんなことをするかのブレインストーミングから始まりました。
4日目では、人に伝える方法を勉強しました。実際にスピーチを行ったり、実際のイベントなどの場での声かけを想定した話し方のコツも学んでいきました。話すことに夢中になってしまいそうな気持ちをこらえて、相手に「どうですか?」と語りかける気持ちを忘れないことが大切なのだそうです。
また、午後からは前回のグループメンバーで、各自集めた資料を共有したり、展示の作成を行ったりと発表に向けた準備を進めていきました。
最終日の5日目では、「消費者被害未然防止」と「エシカル消費」(食品ロス、海洋プラスチックごみ)をテーマとし各グループで準備を行ってきた展示や講座プランなどの最終調整を行ったのち、発表を行いました。全6グループの発表をとおして、それぞれのグループの良さ、工夫した点などを知ることができました。
また、発表後は他のグループからの意見をとおして自分たちのグループの良かった点や反省点などを客観的に振り返ることができました。
とても勉強になった。生活に仕事に役立てたい。
これから一緒に活動したい仲間が見つかった。
講座の受講生の方には、講座の実施期間中や実施後に消費者教育の担い手として、消費者教育を伝える活動をしていただきました!
食品ロスについて話そう!―エシカル・トークかながわ2019―
10月31日に実施した本イベントでは、講座中に自分たちで作成した資料のブース展示や、内容の説明のほか、クイズラリーのお手伝いをしていただきました。
はじめは緊張気味だった受講生の方々も、徐々に自然な表情でイベントの参加者へのお声がけができるようになりました。
12月20日に実施した本キャンペーンでは、ステージにて、消費者団体「消費者問題に取組むCの会」さんと一緒に寸劇やクイズの発表をしていただきました。
また、啓発物品を配布するとともに、ご通行のみなさまに消費者トラブルの被害防止を呼びかけました。
「消費者問題に取組むCの会」が実施する出前講座にご参加いただき、寸劇等による消費者トラブルの紹介や、注意喚起を行いました。
講座中に作成した展示物は、かながわ県民センター1階で実施したかながわ消費者週間の展示(令和元年10月30日まで実施)でもブースを設けて紹介しました。
このページの所管所属はくらし安全防災局 くらし安全部消費生活課です。