かながわの依存症対策

掲載日:2021年6月4日

トピックス

ギャンブル等依存症問題啓発週間についてNEW

 ギャンブル等依存症対策基本法第10条において、国民の間に広くギャンブル等依存症問題に関する関心と理解を深めるため、毎年5月14日から20日を「ギャンブル等依存症問題啓発週間」として定めています。依存症は、アルコール、ギャンブル、ゲームなどにのめり込むことで、誰でもなる可能性があるため、依存症について正しく理解することが大切です。

依存症に関する普及啓発動画の公開について

 このたび、依存症に関する普及啓発として、神奈川県立精神医療センターおよび北里大学病院所属の精神科医による依存症に関する普及啓発動画を公開いたしました。動画は(1)県民の皆様向け、(2)依存症である方向け、(3)依存症である方のご家族向け、(4)依存症の支援者の方向けの4本建てとなっており、「依存症とはどのようなものなのか」、「依存症の方に対して、どのように接していけばよいか」など、依存症に関する解説を行っています。10分から15分ほどで分かりやすい内容となっていますので、ぜひご覧ください。また、依存症対策全国センターによる依存症の基礎的知識の動画も掲載しているので、併せてご覧ください。

(1) 依存症とは?(依存症対策全国センター作成動画)

(2) 依存症について皆さんに知っていただきたいこと(神奈川県作成動画)

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知る気づく回復する神奈川県の取組

知る

 アルコールやギャンブル、薬物などを「やめよう」と思っても、いつの間にかやり続けてしまう。それは「依存症」かも知れません。

 依存症とは?

 特定の行為や物質にのめり込みすぎることで、それが「やめたくても、やめられなくなる」状態になる嗜癖です。「嗜癖」とは特定の物質の摂取や行動を繰り返すことで、自分の意思でそれらをコントロールし、ほどほどにするのが難しくなる結果、様々な生活上の困難が現れる脳の病気です。依存症は大きく分けて、アルコールや薬物等、特定の物質を過剰摂取してしまう「物質依存」と、ギャンブル等やゲーム、インターネット等、特定の行為や過程に必要以上にのめり込んでしまう「行動嗜癖」の2つの種類があります。

 どうして依存症になるの?

 依存症は「意思が弱い」や「だらしがない」などの理由でなると思われがちですが、本人の性格や意思の強さは関係なく、ドーパミンという脳内にある物質が大きく関わっています。ドーパミンはアルコールや薬物等の依存物質を摂取したり、ギャンブル等を行うことで放出されて、快感や多幸感を脳に与えますが、脳がこれを「報酬」と認識すると、その報酬を求める脳の回路が出来上がり、脳がより強い刺激を求めて、脳の思考や創造性を担う部位(前頭前野)の機能が低下し、自分の意思でコントロールができなくなり、やめたくてもやめられない状態になります。

 依存症になりやすい人は?

 依存症は誰もがなる可能性があり、脳が成長過程である年齢が低い方は依存状態に陥りやすいとされています。また、「学校や職場、家庭などとうまくなじめない」といった孤独感や「常にプレッシャーを感じて生きている」、「自分に自信が持てない」などの不安や焦りからアルコールや薬物、ギャンブルなどに頼るようになってしまい、そこから依存症が始まる場合もあります。

 依存症はなおるの?

 依存症は慢性疾患といわれていますが、治療を行い、周囲の方々の支援を受けながら依存の対象となった物質や行為をやめ続けることにより社会生活を送ることは可能です。もし回復途上で、やめ続けることに失敗したときは、そこからまたやめ続けることを再開することも大切です。

 依存症になったらどうすればいいの?

 依存症は、自分の意思や気持ちで解決しようとしても、なかなかうまくいきません。依存症の問題を自分一人で抱え込まず、まずはお近くの精神保健福祉センターや保健所などに相談をしてください。

 依存症についてもっと知る(「精神保健福祉センター」のページへ移動します)

 アルコール依存症(別ウィンドウで開きます)

 薬物依存症(別ウィンドウで開きます)

 ギャンブル等依存症(別ウィンドウで開きます)

 インタネット依存・ゲーム障害(依存)について(別ウィンドウで開きます)

 厚生労働省での普及啓発

 厚生労働省では依存症の普及啓発を進めるため、イベントやSNSを活用し情報を発信をしています。また、依存症普及啓発に関する特設ページも開設しており、同ページでは、イベントの詳細な情報や依存症を知るきっかけとなる漫画も配信しています。

厚労省漫画

(別ウィンドウで開きます)

気づく

 依存症は「否認の病」とも言われ、自ら問題を認めず、自分が依存症であることを認められない傾向があります。また、自分が依存症であることを認めても、依存症は本人の自覚の無さにより生じたものという誤った認識による、周囲からの非難を恐れる気持ちや、恥の気持ちから、依存症の方が問題を隠してしまい相談や治療につながらず、問題が悪化してしまう傾向があります。こういったことを防ぐためにも、自分で依存の状態を知り、適切な支援につなげることが大切です。

スクリーニングテスト

 ご自分が依存状態にあるか確認する方法として、質問に回答していただき依存状態を計るスクリーニングテストという手法があります。アルコール、ギャンブル、インターネットのスクリーニングテストを公開していますので、ご活用ください。

 (1) アルコール(AUDIT)(別ウィンドウで開きます) 

 (2) ギャンブル(SOGS)(別ウィンドウで開きます) 

 (3) インターネット(IAT)(別ウィンドウで開きます)

回復する

 依存症は、適切な治療とその後の支援によって、回復可能な病気です。回復には長い時間がかかりますが、依存の対象となった物質や行為をやめ続けることで社会生活を送ることができます。また「かながわ依存症ポータルサイト」では県内の依存症に関する医療機関や民間支援団体の情報を掲載しています。

相談機関

 神奈川県は依存症相談拠点機関として精神保健福祉センターを指定しており、専門員による依存症に関する電話相談窓口等を開設しています。また、県の保健福祉事務所や市保健所においても相談受付を実施しています。

(1)(依存症相談拠点機関)精神保健福祉センター

ア 神奈川県精神保健福祉センター 
依存症電話相談

TEL045-821-6937

月曜日(年末年始・祝日除く)13時30分~16時30分

依存症面接相談【予約制(受付時間/平日8時30分~17時15分)】

TEL045-821-8822(代)相談課

金曜日(年末年始・祝日除く)9時00分~16時30分

イ 横浜市こころの健康相談センター(横浜市にお住いの方)
依存症個別相談

TEL045-671-4408

月曜から金曜(祝日を除く) 8時45分~17時00分
※ 来所相談は完全予約制(約1時間)です。ご希望の場合は、一度お電話ください。

ウ 川崎市総合リハビリテーション推進センター(川崎市にお住いの方)
電話・面接相談

TEL044-201-3242

平日8時30分~12時00分、13時00分~17時00分

※ 電話相談は随時お受けしておりますが、面接相談は予約制となります。

エ 相模原市精神保健福祉センター

TEL042-769-9818

※ 詳細につきましては相模原市HP(別ウィンドウで開きます)をご確認ください。

(2)保健福祉事務所・センター

各保健福祉事務所・センター(別ウィンドウで開きます)

(3)市保健所等

政令市及び保健所設置市にお住いの方は以下の相談窓口にご連絡ください。

横浜市にお住いの方

横浜市各区保健福祉センター高齢・障害支援課

川崎市にお住いの方

川崎市各区役所地域みまもり支援センター高齢・障害課 精神保健係

相模原市にお住いの方

各区高齢・障害者相談課

横須賀市にお住いの方

横須賀市保健所健康づくり課(TEL046-822-4336)

藤沢市にお住いの方

藤沢市保健所福祉健康部保健予防課(TEL0466-50-3593)

茅ヶ崎市にお住いの方

茅ヶ崎市保健所保健予防課保健対策担当(TEL0467-38-3315)

(2)かながわ依存症ポータルサイト

 依存症の本人及び家族などが必要な支援につなげることができるよう令和元年度より「かながわ依存症ポータルサイト」を開設し、依存症の治療や支援に対応している県内の医療機関・自助グループや回復支援施設等の情報や、依存層に関するセミナーやイベントについて情報提供をしています。

神奈川県の取組

 神奈川県における、依存症対策の取組を紹介します。

依存症専門医療機関・治療拠点機関について

 神奈川県における、依存症の医療提供体制の整備を進めるため、依存症に関する治療を行っている専門医療機関(依存症専門医療機関)と、依存症専門医療機関の中から治療の拠点となる機関(依存症治療拠点機関)を選定しました。(詳しくは下記リンクをご参照ください。)

依存症専門医療機関・依存症治療拠点機関について(別ウィンドウで開きます)

依存症電話相談・依存症面接相談

 精神保健福祉センターにおいて、専門員による依存症の電話または面接相談を実施しています。

 相談日時などはこちらをご参照ください。

普及啓発

 神奈川県では依存症に関する理解を深めるため、普及啓発リーフレット、アニメ動画、精神科医による啓発動画を作成しました。

  •  普及啓発リーフレット

依存症普及啓発リーフレット「依存症は病気だと知っていますか?」(PDF:4,464KB)

  •  普及啓発用アニメ動画(かなかなかぞく)

「かなかなかぞく第47話ハマりすぎには要注意!!依存症って何?」

 かなかなかぞく47話(別ウィンドウで開きます)

  •  普及啓発用動画 

精神科医による、県民の皆様、依存症である方、依存症である方の家族など、依存症の支援者の方、をそれぞれ対象とした動画を作成しました。また、依存症対策全国センターでも、依存症に関する基本的な内容を説明した動画がありますので、併せてご確認ください。

 1依存症とは?(依存症対策全国センター作成動画)

ギャンブル依存症 アルコール依存症 薬物依存症

 

(1) ギャンブル依存症ってどんな病気?

 

(2) アルコール依存症ってどんな病気?

 

(3) 誰でもなりうる薬物依存症

 

 

 

 

 

 
 2依存症について皆さんに知っていただきたいこと(神奈川県作成動画

(3) 「かながわ家族のための依存症10分講座」(依存症である方のご家族など向け)

kazoku

(別ウィンドウで開きます)

 

 (4) 「初心者向け~かながわ支援者のための依存症Q&A」(依存症の支援者向け)

 

siensya

(別ウィンドウで開きます)

依存症に関する協議会の開催

 依存症に対し、計画的かつ総合的な対策を図るため、アルコール依存症およびギャンブル等依存症に関する協議会を開催しています。

 依存症に関する対策推進計画の策定

 依存症問題に対し、対策を計画的、総合的に推進していくため、平成30年度に「神奈川県アルコール健康障害対策推進計画」を策定し、令和2年度に「神奈川県ギャンブル等依存症対策推進計画」を策定しました。

 ギャンブル等依存症問題啓発週間について

 ギャンブル等依存症対策基本法第10条において、国民の間に広くギャンブル等依存症問題に関する関心と理解を深めるため、毎年5月14日から20日を「ギャンブル等依存症問題啓発週間」として定めています。

 ギャンブル等依存症問題啓発週間 啓発ポスター 【令和3年度】(PDF:1,280KB)(別ウィンドウで開きます)

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