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更新日:2024年2月5日

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みんなで熱中症対策!知識を持ち行動することで、防ぐことができます

暑さ指数や熱中症アラート等を参考にしながら、自分の体調の変化に気を付けて行動するとともに、周囲に気を配り呼びかけあって熱中症対策をしましょう


STOP熱中症(確定)

熱中症について

熱中症とは、体温を平熱に保つために汗をかき、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)の減少や、血液の流れが滞るなどして体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する障害の総称です。

熱中症は生命にかかわりますが、一人ひとりが熱中症について知識を持ち、行動することで、防ぐことができます。

自分の体調の変化に気をつけるとともに、周囲(特に高齢者、子ども、持病のある方、障害者等は注意が必要)に気を配り、呼びかけあって、みんなで熱中症にならないようにしましょう。

熱中症の症状

次のような症状があったら熱中症を疑いましょう。

  • めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、気分が悪くなる
  • 頭痛、吐き気、体がだるい、体がぐったりする
  • 意識障害、けいれん、体が熱い

熱中症が疑われたら

【涼しい場所へ】
  • 冷房が効いてる室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難する
【体を冷やす】
  • 衣服をゆるめて、首の周り、脇の下、足の付け根などを冷やす
【水分補給】
  • 水分、塩分、経口補水液などを補給する

医師に聞く熱中症の危険なサイン(クリックすると動画を見ることができます)

(別ウィンドウで開きます)

↑画像をクリックすると、動画(YouTube)で熱中症の危険性を詳しく解説

水分・塩分の補給をしても症状が改善しない場合は医療機関を受診しましょう。

自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

熱中症にならないために

基本的な熱中症対策

食事編

規則正しい食生活をするとともに、こまめな水分補給をすることが大切です。

【規則正しい食生活をする】
  • 3食(朝食、昼食、夕食)をしっかり食べる(欠食をしない)
  • 主食・主菜・副食を揃えた、偏りのないバランスの良い食事を摂る
  • 十分な休息をとる
【こまめに水分補給する】
  • のどが渇くまえに水分補給(1日あたり1.2Lが目安)
  • 起床時や、入浴前後にも水分補給
  • 大汗をかいたあとの塩分補給も忘れずに
  • 身体に影響を与えるような暑さの中で失われた水分、電解質を補給する
環境・運動編

適切な環境とそれに照らした行動変容に加え、暑さに備えた事前の体づくりが大切です。

【暑さを避ける】

室外
  • 炎天下や高温多湿の場での作業や運動は避ける
  • 日傘や帽子の着用、日陰を歩く、こまめな休憩をとる(帽子は時々はずして、汗の蒸発を促す)

室内
  • 冷房や扇風機で温度を調節、風通しをよくする、遮光する(ブラインドや簾の利用)
  • 室温をこまめに確認する

※暑さの感じ方は、人によって異なります。節電を意識するあまり、熱中症対策を忘れないよう注意してください。気温が高い日や湿度の高い日には無理な節電をせず、適度に冷房や扇風機を使いましょう。

衣服
  • 吸汗・速乾素材や通気性のよいもの、ゆったりしたものを着用する
【暑さに備えた体づくり】

  • 暑くなり始めの時期から適度に運動し、体を暑さに慣らす
  • 体を鍛えて、筋肉をつけるようにする

熱中症警戒アラート発表時は、特に気を付けて!

熱中症による救急搬送者数は増加傾向にあります。特に、熱中症警戒アラートが発表されている日には熱中症になりやすく、救急搬送者数が多くなる傾向があります。

熱中症警戒アラートとは・・

熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症にならないように行動をとることを促すための情報です。

熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境(最高暑さ指数※33以上)になると、予測される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。令和3年度から全国で運用されています。

熱中症警戒アラート発表状況(環境省HP)

 

熱中症アラート全国運用中R5

熱中症警戒アラート全国運用中!(PDF:1,591KB)

お使いのスマートフォンなどのLINEアプリで、LINE公式アカウント「環境省」を友だち追加していただくと、お住まいの地域の熱中症警戒アラートの発表や暑さ指数の情報を、受け取ることができます。

詳しくは環境省ホームページをご覧ください

熱中症警戒アラートが発表されている日の行動ポイント

【普段以上に熱中症を防ぐ行動をとる】

  • のどが渇く前にこまめに水分補給する(1日あたり1.2Lが目安)
  • 涼しい服装にする
  • 屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合は適宜マスクをはずす
    ※熱中症予防の観点から、マスクの着用が必要ない場面では、マスクをはずしましょう
    (令和5年3月13日以降のマスクの着用の考え方)

【外出はできるだけ控え、暑さを避ける】

  • 不要不急の外出はできるだけ避ける。
  • 昼夜を問わず、エアコン等を使用して部屋の温度を調整する

【外での運動は原則中止/延期をする】

  • 身の回りの暑さ指数(WBGT)※に応じて、屋外やエアコン等が設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をする。

【熱中症リスクの高い方に声掛けを】

  • 熱中症のリスクが高い方(高齢者、子ども、持病のある方、障害者等)には、身近な方から、夜間を含むエアコンの使用やこまめな水分補給等を行うよう、声掛けを。

※ 暑さ指数(WBGT)をチェックして熱中症対策を!

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)とは、人間の熱バランスに影響の大きい(1)湿度、(2)日射・輻射熱(ふくしゃねつ)など周辺の熱環境、(3)気温の3つを取り入れた指標で、現在熱中症の危険度を判断する数値として、環境省から情報提供されています。

※輻射熱…地面や建物、体から出る熱で、温度の高いものからたくさん出ます。

同じ気温でも湿度が高い方が、熱中症リスクが高まります。特に暑さ指数が28℃を超えると熱中症にかかりやすくなります。

暑さ指数は時間帯や場所によって大きく異なるため、身の回りの暑さ指数を環境省ホームページなどで確認しましょう。

各地域ごとの暑さ指数はこちらのサイトで確認できます。

普及啓発資料(熱中症啓発にお役立てください)

R5増えてます1

R5予防行動サムネイル
熱中症が増えています(PDF:1,426KB) 熱中症予防行動(PDF:705KB)

イベント

夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2020(PDF:7,484KB)

  大塚製薬との共同制作ポスター ME-BYO_STYLEポスター
  だれでも!どこでも!どんな時も!熱中症の危険性があります(PDF:819KB)

ME-BYO STYLE「熱中症対策」(PDF:1,192KB)

  熱中症思い当たることはありませんかチラシ表 熱中症思い当たることはありませんかチラシ裏  熱中症ご存じですか?予防対処法チラシ表

 熱中症ご存じですか?予防対処法チラシ裏

 

熱中症~思い当たることはありませんか?(PDF:1,207KB)

熱中症~ご存じですか?予防・対処法~(PDF:2,433KB)

  R5高齢者 R5高齢者2 動物愛護
  高齢者のための熱中症対策(PDF:1,463KB) ペットを車内に残さないで!(PDF:446KB)
  R5災害1 R5災害2 暑さ指数計
  災害時の熱中症予防(PDF:1,054KB) 屋外日向の暑さ指数計の使い方(PDF:2,692KB)
  外国人1 外国人2 SummerinJapanishotand
humid!(PDF:1,544KB)

熱中症関連データ(県環境科学センター提供データ)

神奈川の夏は年々暑くなっています

横浜気象台における8月の平均気温のグラフと、熱帯夜日数の経年変化のグラフです。年々、暑くなっていることを見て取ることができます。

横浜気象台における8月の平均気温

8月平均気温

横浜気象台における熱帯夜日数の経年変化

熱帯夜2021

県内の熱中症による救急搬送者数

県内の熱中症による救急搬送者数の経年変化のグラフと、暑さ指数との関係のグラフです。救急搬送者数は増加傾向にあり、暑さ指数が高くなると、救急搬送者数が多くなるため、暑さ指数を確認しながら熱中症対策をする必要があります。

神奈川県内の熱中症搬送者数と真夏日日数

真夏日の救急搬送者数

令和3年の暑さ指数と搬送者数の関係

暑さ指数と搬送者数2021

地域ごとの熱中症発生状況と暑さ指数の傾向など、詳しくは、県環境科学センター(気候変動適応センター)ホームページをご覧ください。

地球温暖化と熱中症対策

近年は人間活動による温室効果ガスの増加などにより地球全体の気温が上昇しています。今後対策を行っても、ある程度の気温の上昇は避けられないため、私たちは温室効果ガスを減らす緩和策とともに、暑くなる環境への適応策にも取り組む必要があります。

詳しくは、神奈川県気候変動適応センター(環境科学センター)ホームページをご覧ください。

熱中症関連サイト

健康管理についての相談 

健康管理についての相談は、お近くの保健福祉事務所までお問い合わせください。

県域保健福祉事務所一覧

 

機関名

(主な所管区域)

郵便番号 所在地 電話

平塚保健福祉事務所

(平塚市、大磯町、二宮町)

254-0051 平塚市豊原町6-21 0463-32-0130

平塚保健福祉事務所秦野センター

(秦野市、伊勢原市)

257-0031 秦野市曽屋2丁目9-9 0463-82-1428

鎌倉保健福祉事務所

(鎌倉市、逗子市、葉山町)

248-0014 鎌倉市由比ガ浜2丁目16-13 0467-24-3900

鎌倉保健福祉事務所三崎センター

(三浦市)

238-0221 三浦市三崎町六合32 046-882-6811

小田原保健福祉事務所

(小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町)

250-0042 小田原市荻窪350-1 0465-32-8000

小田原保健福祉事務所足柄上センター

(南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町)

258-0021 足柄上郡開成町吉田島2489-2 0465-83-5111

厚木保健福祉事務所

(厚木市、海老名市、座間市、愛川町、清川村)

243-0004 厚木市水引2丁目3-1 046-224-1111

厚木保健福祉事務所大和センター

(大和市、綾瀬市)

242-0021 大和市中央1丁目5-26 046-261-2948

県内市町村の情報

機関名 郵便番号 所在地 電話
横浜市 231-0005 横浜市中区本町6丁目50-10 045-671-2121
川崎市 210-8577 川崎市川崎区宮本町1 044-200-2111
相模原市 252-5277 相模原市中央区中央2丁目11-15 042-754-1111
横須賀市 238-8550 横須賀市小川町11 046-822-4000
平塚市 254-0082 平塚市東豊田448-3 0463-55-2111
鎌倉市 248-8686 鎌倉市御成町18-10 0467-23-3000
藤沢市 251-8601 藤沢市朝日町1-1 0466-25-1111
小田原市 250-8555 小田原市荻窪300 0465-33-1300
茅ヶ崎市 253-8686 茅ヶ崎市茅ヶ崎1丁目1-1 0467-82-1111
逗子市 249-8686 逗子市逗子5丁目2-16 046-873-1111
三浦市 238-0298 三浦市城山町1-1 046-882-1111
秦野市 257-8501 秦野市桜町1丁目3-2 0463-82-5111
厚木市 243-8511 厚木市中町3丁目17-17 046-223-1511
大和市 242-8601 大和市下鶴間1丁目1-1 046-263-1111
伊勢原市 259-1188 伊勢原市田中348 0463-94-4711
海老名市 243-0492 海老名市勝瀬175-1 046-231-2111
座間市 252-8566 座間市緑ケ丘1丁目1-1 046-255-1111
南足柄市 250-0192 南足柄市関本440 0465-74-2111
綾瀬市 252-1192 綾瀬市早川550 0467-77-1111
葉山町 240-0192 三浦郡葉山町堀内2135 046-876-1111
寒川町 253-0196 高座郡寒川町宮山165 0467-74-1111
大磯町 255-8555 中郡大磯町東小磯183 0463-61-4100
二宮町 259-0196 中郡二宮町二宮961 0463-71-3311
中井町 259-0197 足柄上郡中井町比奈窪56 0465-81-1111
大井町 258-8501 足柄上郡大井町金子1995 0465-83-1311
松田町 258-8585 足柄上郡松田町松田惣領2037 0465-83-1221
山北町 258-0195 足柄上郡山北町山北1301-4 0465-75-1122
開成町 258-8502 足柄上郡開成町延沢773 0465-83-2331
箱根町 250-0398 足柄下郡箱根町湯本256 0460-85-7111
真鶴町 259-0202 足柄下郡真鶴町岩244-1 0465-68-1131
湯河原町 259-0392 足柄下郡湯河原町中央2丁目2-1 0465-63-2111
愛川町 243-0392 愛甲郡愛川町角田251-1 046-285-2111
清川村 243-0195 愛甲郡清川村煤ヶ谷2216 046-288-1211

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康増進課です。