更新日:2020年8月31日

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熱中症発生状況と暑さ指数について

熱中症救急搬送者数と暑さ指数の関係など熱中症の注意を促します

 神奈川県内の熱中症発生状況(令和2年)

 神奈川県における熱中症による救急搬送者数は、8月1日ごろ(速報)の梅雨明け以降、暑さ指数(WBGT)※が高くなるとともに、増加しています。特に暑さの厳しかった8月10日の週は、気象庁により、「熱中症警戒アラート」※が連日発令されており、一週間で920名(速報値)の方が県内で救急搬送されています。

 このように、暑さ指数(WBGT)が高い日、特に熱中症警戒アラートが発令されるような日には、外での運動や活動を避けるなどの「熱中症予防行動」を普段以上に実践することが必要です。具体的な熱中症予防対策は、下記関連リンクを参照してください。

県内の熱中症救急搬送者数と日最高暑さ指数との関係
県内の熱中症救急搬送者数と日最高暑さ指数の関係(令和2年8月25日時点)

出典:消防庁熱中症情報及び環境省熱中症予防情報サイトの速報値を用いて県適応Cが作成

※暑さ指数(WBGT)とは?

 「暑さ指数(WBGT)」は、人間の熱バランスに影響の大きい気温・湿度・輻射熱の3つを取り入れた暑さの厳しさを示す指標です。神奈川県内5地点の数値について、環境省熱中症予防情報サイトに掲載されており、2日後までの予測値やメール配信サービスなどが提供されています。

※熱中症警戒アラートとは?

 「熱中症警戒アラート」は、気象庁がこれまで発表していた高温注意情報を、熱中症の発生との相関が高い暑さ指数(WBGT)を用いた新たな情報に置き換えて、熱中症の危険性が極めて高くなる(暑さ指数33℃以上)と予想される前日午後5時ごろあるいは当日午前5時ごろに、環境省と気象庁から発表されます。神奈川県を含む関東甲信地方においては、令和2年7月1日~同年10月28日に、先行的に実施されています。

 県民の皆様には、テレビやラジオなどの報道機関、気象庁のウェブサイト環境省熱中症予防情報サイトへの掲載等を通じて、提供されます。また、環境省では、LINEアプリを活用した熱中症警戒アラート(試行)の情報配信も行われています。

地域ごとの熱中症発生状況(令和2年)

 神奈川県内の地域ごとの熱中症発生状況と暑さ指数の傾向(速報値)は、次のとおりです。暑さ指数の日ごとの最高値は、どの地点でも高低の傾向はおおむね同様ですが、その日の気象状況によって、地点間で5℃近く異なる日もあります。

横浜川崎地域における熱中症救急搬送者数と日最高暑さ指数の関係 県西地域における熱中症救急搬送者数と日最高暑さ指数の関係

横須賀三浦地域における熱中症救急搬送者数と日最高暑さ指数の関係 湘南地域における熱中症救急搬送者数と日最高暑さ指数の関係

県央地域における熱中症救急搬送者数と日最高暑さ指数の関係

各地域における熱中症救急搬送者数と日最高暑さ指数の関係(令和2年8月25日時点)

出典:熱中症による救急搬送状況について(消防保安課)及び環境省熱中症予防情報サイトの速報値を用いて県適応Cが作成

※地域の構成
【横浜川崎地域】横浜市、川崎市
【横須賀三浦地域】横須賀市、三浦市
【湘南地域】平塚市、鎌倉市、藤沢市、茅ケ崎市、逗子市、葉山町、寒川町、大磯町、二宮町
【県西地域】小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町
【県央地域】相模原市、秦野市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村

※地域ごとの熱中症救急搬送者数は、平日15時時点での状況をまとめた速報値(令和2年6月15日~)を用いて作成しているため、夜間や休日などの搬送者数は含まれていません。

【参考】熱中症発生状況の年ごとの変化

 近年の猛暑により、神奈川県内の熱中症による救急搬送者数は、2018年に過去最多の4,710人を記録し、2019年も3,463人と高止まりをしています。

 今後、気候変動による気温の上昇等の影響により、人々の熱中症予防の対策に変化がないと仮定すれば、熱中症の救急搬送者数はさらに増加することが予測されています。

県内の熱中症救急搬送者数の経年推移
県内の熱中症救急搬送者数の変化

出典:消防庁熱中症情報から県適応C作成

 

 

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