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三田 秀美

女性農業者紹介 Case.50 三田 秀美 うちで農園 川崎市

減農薬に取り組み、安全でおいしいいちごを育てています!
川崎にも、おいしいいちごがあるんだ!ということを知ってもらうとともに、地域に根ざした農家を目指しています。
まだまだ1年目ですが、“うちでのいちご”を広めていきたいです。

  • 果実

農業経営の概要

親苗からランナーを取り、育てたいちごの苗を植えています。1から自分で育てることで、安全でおいしいいちごを皆さんの元へ届けたいと考えています。 また、経理や事務仕事、広報活動も担当しています。農作業だけでなく、これらも農家において必要な仕事だと感じています。

主な作目はなんですか?

いちご(よつぼし、紅ほっぺ、章姫)

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主な出荷先と時期(作物を買える場所)について教えてください

自宅横のいちごの栽培ハウス内の直売所、セレサモス宮前店
12月~5月中旬ごろまで

就農の経緯をお聞かせください

夫が2018年に脱サラし、それに併せて新規就農しました。
「農業は1人では難しい」ということで、私もいちごの栽培等を手伝うため、2019年に脱サラし、就農しました。

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農業におけるやりがいはなんですか

・いちごの栽培は、育苗から1年かかってやっと実ります。実がなるまでしっかり手間をかけ、赤い実がついた時の感動と、食べた時のおいしい驚きが得られたときにやりがいを感じます。
・今までいちごが食べられなかった子が「いちご買いに行こう!」と言うようになった、「ここのいちごはおいしいから間違いない!」と笑顔で来店してくださることが増え、本当に嬉しく感じています。それと同時に、この味を保ちつつ、お客さんとの関わりを大切にしていきたいと思っています。

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農業におけるこだわりはありますか

・味を落とさないために、しっかり手間と目をかけて育てています。
・直売で販売しているとお客様の反応がわかるので、買いに来られる方の要望やご意見にあった品種を提供できるよう栽培しています。
・1年目なので、他のいちご農家のアドバイスを取り入れながら、うちでのいちごに合った栽培方法をいろいろ試しているところです。

今後の目標ややりたいことについて教えてください

ハウスを増設し、直売だけでなく、いちご狩りを実施していきたいと考えています。また、補助金等を活用して、いちごの6次産業化を考えています。

農業で働くことを考える女性へ(メッセージ)

農業を行うには、資金や農地によって大きく左右されるため、環境が大事だと思います。どこの土地で、どういうものを育てるか、その作業を誰と行っていくのか、などしっかりとした営農計画が必要だと思います。とはいえ、私自身もまだ1年目のため、計画を立てた上で栽培から販売を含めて、楽しむことが大切だと思います。

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