性犯罪・性暴力の被害にあったら

掲載日:2020年1月14日

かながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」


 

性犯罪・性暴力の被害にあわれたあなたへ家族や友人などが被害にあったら県産科婦人科医会

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 性犯罪・性暴力の被害にあわれたあなたへ

あなたの安全を守りましょう

  • けがをしていませんか
  • 妊娠や性感染症の心配はありませんか(緊急避妊の措置は72時間以内です)
  • 加害者からのおどしや呼び出しがありませんか
  • 写真や動画を撮られていませんか、あるいは撮られた可能性がありますか

まずは、かならいんにご相談ください

045-322-7379(24時間/365日)

証拠となるものは保存しておきましょう

警察に連絡したときは

  • 警察官がくるまで、着替えたり、シャワーを浴びたり、トイレに行かずに、被害にあったときのままの状態で待っていてください。
  • 警察に行くときも、衣類や身体に証拠になるものが付着している可能性がありますので、なるべくそのまま行きましょう。

警察への連絡を迷っている場合も、証拠となるものを保存しておきましょう

  • 被害にあったときに着ていた衣服(下着も)は、洗わずに(濡れたり湿っている場合は陰干ししてから)、ひとつひとつ未使用のビニール袋(保管中の変質や微物等の付着を防ぐため)などに入れて保管してください。
  • また、被害にあったときに身体に付いたものを拭い取ったタオルやティッシュなども同様に保管してください。

証拠の採取は早いほど有効です。「加害者を訴えたい」と思うときがきたときのために、証拠となるものをとっておくことをお勧めします。

 

心身に様々な反応がおこることがあります

  • 何も感じなかったり、考えられなくなる
  • 人が信じられなくなる、疑い深くなる
  • 突然、怖くなったり、身体がふるえる
  • 眠れなくなる、食欲がない
  • ちょっとしたきっかけで被害の場面がよみがえる
  • 自分を責める、気持ちが落ち込む
  • どきどきする、息苦しい、疲れやすくなる

これらは、被害にあわれた多くの人が経験するものです。誰にでも起こりうる当然の反応ですが、反応や様子は、ひとりひとり異なります。

回復のためにあなたにできることがあります

  • 睡眠や食事など、これまでの日常生活のリズムを維持する
  • 無理をしすぎず、疲れたら休養をとる
  • 楽しく感じることやリラックスできることを積極的に行う
  • 散歩や簡単なエクササイズをして、からだを動かす
  • 友人や家族など安心できる人とのコミュニケーションを大切にする
  • 不安な気持ちや心配を、信頼できる人や専門家に話してみる

回復は、ゆっくりと進んでいくこともあります。思うようにいかないと感じるかもしれませんが、あせることはありません。

 

まずは、かならいんにご相談ください。かならいん


 

 

家族や友人などが被害にあったら

被害にあった人のせいではありません。
周囲の人の責任でもありません。

身近な方が性犯罪・性暴力の被害にあうと、周囲の人も怒りや悲しみで混乱します。

被害にあった方の多くは、自分のことを大切に思ってくれる人とのつながりに支えられて回復していきます。

回復には少し時間がかかるかもしれませんが、あせらずに見守ってください。

 

性犯罪・性暴力の被害にあうと

  • 被害にあうとさまざまな反応が起きることがあります。
  • 被害を思い出せなくなること、説明があいまいになったり、話のつじつまがあわないことも被害後によくあることです。うそをついているわけではありません。
  • 回復は時間がかかることもあります。思うように回復しないのは甘えているからだと思う人もいますが、そうではありません。

その他、被害後に起きる反応にはこんなこともあります。

 

 

あなたにできること

  • 被害にあった人の話を信じて、ゆっくり話を聞いてください。
  • 被害にあった人を責めたり、問い詰めたりせず、温かく見守ってください。

→「なぜ」「どうして」などは、責められているように感じることもあります

  • 「たいしたことない」「早く忘れなさい」などは、却ってつらくなることもあります。
  • がんばっているのに「がんばって」と言われるとさらにつらくなることもあります。
  • 急がせず、あせらずにゆっくり支え続けてください。

 

まずは、かならいんにご相談ください かならいん

 

 

性犯罪・性暴力の被害にあわれた男性やLGBTs(注)のかたへ

 

被害にあうのは女性とは限りません。

誰にも言えずに苦しい思い、つらい思いをしていたら、まずはお電話ください。専門相談員が対応します。

「男性及びLGBTs被害者のための専門相談ダイヤル」

045-548-5666(毎週火曜日16時~20時 祝日・年末年始を除く)

*かならいん(045-322-7379)でも性別を問わずご相談をお受けしています。

 

性犯罪・性暴力の被害にあわれた男性のかたへ

あなたが望んでいないのに、身体を触られたり、性器を口や肛門に挿入されることは、性犯罪や性暴力になります。

男性も被害にあうということは、まだあまり知られていません。だから、誤解されたり、信じてもらえなかったりします。

性暴力は男女関係なく、誰にでも、大きなダメージをもたらします。「男なのに情けない」などと思わないでください。あなたは悪くありません。悪いのは、望まない性的な接触や性行為を強いた相手なのですから。

また、被害の最中に、勃起や射精などが起きることがありますが、それはあくまで生理的な反応で、あなたが性行為に同意したということではありません。自分を責めることはありません。

 

相談内容は秘密を厳守いたします。匿名で相談できます。まずは、お電話ください。

「男性及びLGBTs被害者のための専門相談ダイヤル」

045-548-5666(毎週火曜日16時~20時 祝日・年末年始を除く)

 

性犯罪・性暴力の被害にあわれたLGBTsのかたへ

 

あなたが望んでいないのに、身体を触られたり、性器を性器や口、肛門に挿入されることは、性犯罪や性暴力になります。

あなたが、レズビアン、ゲイ、トランスジェンダーなどのLGBTsであることにつけ込む性犯罪・性暴力の加害者もいます。

もし、あなたが、カミングアウトしていなかったら、他人に相談するのは、とてもハードルが高いでしょう。

また、好奇の目で見られたり、興味本位の態度やからかいなどでさらに傷つくことに不安でいっぱいになるかもしれません。

もし、あなたが、家族や友だち、LGBTsの仲間にも言えず、ひとりで苦しい思いや、つらい思いをしていたら、まずはお電話ください。

 

かならいんでは、LGBTsの性指向や性自認にも精通している専門相談員が対応します。

相談内容は秘密を厳守いたします。匿名で相談できます。まずは、お電話ください。

「男性及びLGBTs被害者のための専門相談ダイヤル」

045-548-5666(毎週火曜日16時~20時 祝日・年末年始を除く)

 

(注)LGBTsとは、性的少数者の代表的なタイプ(LGBT)とそれ以外のタイプ(s)を合わせて表現する言葉です。LGBTとは、レズビアン(女性同性愛者、Lesbian)、ゲイ(男性同性愛者、Gey)、バイセクシュアル(両性愛者、Bisexual)、トランスジェンダー(出生時に診断された性と、自認する性の不一致、Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現です。

 

「男性及びLGBTs被害者のための専門相談ダイヤル」を開設しました