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更新日:2024年1月18日

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かながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」

かながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」について紹介しています

ひとりで悩み、傷ついているあなたへ

「かならいん」は、性犯罪・性暴力の被害にあわれたあなたをサポートします

「かならいん」では、性別・年齢等問わず、性犯罪・性暴力の被害にあわれた方やそのご家族からのご相談をお受けしています。

あなたの不安を解消するため、どうしたらよいか一緒に考えます。

必要に応じて、医療機関や警察署などへの付添いを行います。

かならいん動画

画像をクリックすると、「かならいん」の紹介動画が見られます。(別ウィンドウで開きます)

相談方法

電話相談 #8891(はやくワンストップ)

24時間365日いつでも電話相談を受け付けています。

#8891(はやくワンストップ)は、発信場所から最寄りのワンストップ支援センターにつながる通話料無料の全国共通番号です。(NTTひかり電話からは、0120-8891-77(通話料無料))

全国共通番号は、一部のIP電話等からはつながりません。その際は、045-322-7379(通話料がかかります)へお電話ください。

 

男性及びLGBTs被害者のための専門相談ダイヤル

045-548-5666(毎週火曜日16時から20時 祝休日・年末年始を除く)

SNS相談

内閣府 性被害に関するSNS相談「Cure time」をご利用ください。

「かならいん」は「Cure time」と連携しています。

メール相談

犯罪被害者等相談フォームをご利用ください。

※メール相談は、回答に日数がかかる場合があります。お急ぎの場合は、電話相談をご利用ください。

※原則、執務時間外(平日の午後5時15分から翌日午前8時30分まで、土曜日、日曜日、祝休日、12月29日から1月3日まで)に送信されたメール相談は、翌執務日以降の対応となります。


被害にあわれたあなたへ 被害にあわれた男性の方へ 被害にあわれたLGBTsの方へ

子どもたちへ 家族や友人などが被害にあったら 子どもが性被害にあったら

「かならいん」の支援 県産科婦人科医会との連携


性犯罪・性暴力の被害にあわれたあなたへ

性犯罪・性暴力とは

いつ、どこで、だれと、どのような性的な関係を持つかは、あなたが決めることができます。

  • あなたの望まない性的行為は、すべて性暴力にあたります

例えば、

同意のない性的な行為

 ・同意のない状態でのキス、性交など

 ・痴漢

 ・アルコールやレイプドラッグなどの薬物を使用した性暴力

 ・許可なく下着姿や裸の画像や動画を撮られたり、SNS等に載せるなど、インターネットを通じた

非接触型の性被害 など

セクシャルハラスメント(他人を不快にさせる性的な言動)

アダルトビデオ(AV)への出演強要等の性産業への望まない従事

  • 性暴力は、性別・年齢等に関わらず起こります
  • また、身近な人との関係でも起こります

※同意のない性的な行為は、犯罪となる場合もあります。

あなたの安全を守りましょう

まずは、安全な場所、安心できる場所を探しましょう。

  • けがをしていませんか
  • 妊娠や性感染症の心配はありませんか(緊急避妊の措置は72時間以内です)
  • 加害者から呼び出されたり、脅されたりしていませんか
  • 写真や動画を撮られていませんか、あるいは撮られた可能性がありますか
  • 記憶がない部分はありませんか(レイプドラッグが疑われる)
上記に当てはまる場合、速やかに警察や、「かならいん」(#8891)にご連絡ください

「証拠となるようなものが何も残っていない」、「被害から72時間以上経ってしまった」場合でも、相談できます。心配せず、相談してください。

証拠となるものは保存しておきましょう

警察に連絡したときは

  • 気持ち悪いかもしれませんが、衣類や身体に証拠になるものが付着している可能性がありますので、着替えたり、シャワーを浴びたり、トイレに行かずに、被害にあったときのまま行きましょう。
  • 被害にあう前に飲んだもの・食べたものの残りがあれば、食器を洗わずに持参してください。

警察への連絡を迷っている場合も、証拠となるものを保存しておきましょう

  • 被害にあったときに着ていた衣服(下着も)は、洗わずに(濡れたり湿っている場合は陰干ししてから)、保管中の変質や微物等の付着を防ぐため、ひとつひとつ未使用のビニール袋などに入れて保管してください。
  • また、被害にあったときに身体に付いたものを拭い取ったタオルやティッシュなども同様に保管してください。

証拠の採取は早いほど有効です。「加害者を訴えたい」と思ったときのために、証拠となるものをとっておくことをお勧めします。「かならいん」における証拠採取等は、月曜日から金曜日(祝休日を除く)の9時から17時に実施しています。

心身に様々な反応がおこることがあります

  • 何も感じなかったり、考えられなくなる
  • 人が信じられなくなる、疑い深くなる
  • 突然、怖くなったり、身体が震える
  • 眠れなくなる、食欲がない
  • ちょっとしたきっかけで被害の場面がよみがえる
  • 自分を責める、気持ちが落ち込む
  • どきどきする、息苦しい、疲れやすくなる

これらは、被害にあわれた多くの人が経験するものです。誰にでも起こりうる当然の反応ですが、反応や様子は、ひとりひとり異なります。

回復のためにあなたにできることがあります

  • 睡眠や食事など、これまでの日常生活のリズムを維持する
  • 無理をしすぎず、疲れたら休養をとる
  • 楽しく感じることやリラックスできることを積極的に行う
  • 散歩や簡単なエクササイズをして、からだを動かす
  • 友人や家族など安心できる人とのコミュニケーションを大切にする
  • 不安な気持ちや心配を、信頼できる人や専門家に話してみる

回復は、ゆっくりと進んでいくこともあります。思うようにいかないと感じるかもしれませんが、あせることはありません。

「かならいん」では、あなたのこころやからだの回復のために何が必要か一緒に考えていきます。

「かならいん」の支援

  • 面接相談(予約制)

あなたの気持ちを大切にしながら、あなたの心とからだのケアのために、どうしたらよいのか、あなたと一緒に考えます。

  • 医療機関受診 ※1

緊急避妊薬の処方や、性感染症などの検査を受けることができます。

また、性被害を受けた方が、のちに警察に「加害者を訴えたい」と思った場合に備え、証拠となる可能性のある体液等を、あらかじめ、医療機関で採取し、保管しておく仕組み(証拠採取等)があります。

「かならいん」における証拠採取等は、月曜日から金曜日(祝休日を除く)の9時から17時に実施しています。

  • カウンセリング ※2 

臨床心理士等によるカウンセリングを受けることができます。

  • 法律相談 ※2

弁護士による法律相談を受けることができます。

  • 付添い支援

職員が医療機関や警察などへ付き添います。

 

必要に応じて、※1 産婦人科受診費用等の一部を公費で負担します。 ※2 カウンセリングや法律相談を無料で受けることができます。

支援を受けるには、いずれも条件等がありますので、ご相談ください。

 

かながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」リーフレット(PDF:3,048KB)

R5かならいんリーフレット画像

 

かながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」カード(PDF:2,120KB)

R5かならいんカード

 

お知らせ

  • 11月12日から11月25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。詳細につきましては、内閣府ホームページをご覧ください。
  • 8、9月は、「こども・若者の性被害防止のための緊急啓発期間」です。詳細につきましては、内閣府ホームページをご覧ください。
  • 「刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律」及び「性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律」が、一部の規定を覗いて、令和5年7月13日から施行されました。詳細につきましては、法務省ホームページをご覧ください。

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