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初期公開日:2026年1月15日更新日:2026年1月15日

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「卓上小型加湿器」の商品テストを実施しました
~超音波振動式と自然気化式加湿器の加湿能力を検証~

2026年01月15日
記者発表資料

神奈川県では、商品の持つ特性や取り扱いに関する注意事項などについて、消費者への情報提供と注意喚起を行うことを目的として、商品テストを実施しています。
このたび、消費者から「電気不要のセラミック加湿器の効果がない」という消費生活相談が寄せられたことを受け、適用床面積の記載がない小型の電動超音波振動式加湿器と電源不要の自然気化式加湿器について商品テストを実施しました。

1 調査概要

(1) 調査対象品 加湿器5検体(超音波振動式3検体、自然気化式2検体)

(2) 調査内容

ア 加湿能力の測定

同一環境下(温度20℃、湿度30%RH(注記))における製品の蒸発量を測定しました。

1時間当たりの蒸発量の傾向が分かるよう、超音波振動式は電源やタンクの水が切れるまで、自然気化式は24時間測定を行いました。

(注記)相対湿度(%RH):空気中に含まれる水蒸気の量を、同じ温度で空気が最大限に含むことができる水蒸気量(飽和状態)と比較して、どれくらいの割合かを%で表した値

イ 維持管理に関する記載の調査

製品の表示や説明書について、レジオネラ属菌等の感染症対策に留意し、衛生的に使用するための維持管理に関する記載内容を確認しました。

(3) 調査期間 令和7年11月から12月まで

(4) 測定機関 地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所

2 調査結果

(1) 加湿能力

ア 超音波振動式加湿器

今回テストした製品のうち、最も蒸発量が大きいものは、1時間で100mL程となり、ある程度周囲の空間を加湿する効果が期待できる結果となりました。

イ 自然気化式加湿器

今回テスト対象とした製品は1時間で2mL程度と蒸発量は小さく、加湿力はほとんど認められず、加湿のために使用するには不向きと考えられました。

(2) 維持管理に関する記載

超音波振動式3検体及び自然気化式1検体は、水道水を使用すること、タンクの換水並びに清掃等の方法及びタイミングについて記載があり、感染症対策のために必要な維持管理方法の記載がありました。

自然気化式1検体は、水道水を使用すること、使用毎の換水及び清掃頻度について説明がなく、維持管理について記載が不十分でした。

3 消費者へのアドバイス

(1)卓上小型加湿器の使い方

卓上小型加湿器により加湿効果を得るためには、身近な所に置き、併せて湿度計を用いて適宜湿度を確認して使いましょう。デスクワーク時等はデスク横などに置くとよいでしょう。

今回、商品テスト対象としたセラミックの自然気化式の加湿効果は、ほとんど認められませんでした。他の製品で加湿効果を確かめる際は、一定時間での蒸発量を確認するとよいでしょう。

(2)部屋全体の加湿

インフルエンザ等の感染症予防のために、部屋の湿度は40%以上になるようにしましょう。湿度が上がらない場合は、指定された使い方で出力を強くしたり、部屋を区切る、部屋全体で他の加湿器を併用するなど工夫しましょう。

効率よく加湿するために、サーキュレーター等で部屋の空気を循環させましょう。

(3)メンテナンスと衛生管理

加湿器には、水道水を使いましょう。塩素が含まれるため、細菌の増殖を抑えることができます。

タンクの水は継ぎ足さずに、定期的に交換して水道水中の塩素を維持しましょう。未使用時、または定期的にタンクの清掃をして乾燥させ、水垢等も取り除きましょう。

タンク用の除菌剤は適切に使用し、吸入してはいけない薬剤を入れて加湿しないようにしましょう。

シーズンの始めなど久しぶりに使用する時は、機器の内部を清掃し、汚れを取りましょう。

シーズンの終わりには、細菌等を繁殖させないように、機器の内部を清掃し、よく乾燥させ保管しましょう。

4 参考

別紙 卓上小型加湿器の商品テスト報告書(PDF:2,416KB)

「卓上小型加湿器の商品テスト」(神奈川県ホームページ)

問合せ先

神奈川県くらし安全防災局くらし安全部消費生活課

課長 南川 電話 045-312-1121(内線2620)

消費生活相談総括 勝又 電話 045-312-1121(内線2611)

相談第一グループ 安部 電話 045-312-1121(内線2650)

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