更新日:2025年12月1日

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ODAWARA保福放送局♪27号(2025年11月1日)

地域の皆様に知っていただきたいことや、日々の暮らしに役立つ様々な情報等を、小田原保健福祉事務所の職員たちがゆるっとお届けします!

11月11日は「介護の日」娘と母親

孫:今日は11月11日だよ。おばあちゃん、何の日か知ってる?

おばあちゃん:1が並ぶから「いい日」かね?

孫:そう。「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」ということで、11月11日は「介護の日」なんだよ。

おばあちゃん:へぇ、介護の日かい。介護といえば最近だんだんと足腰が弱くなってきているのよ。私もそろそろ介護が必要かしら。

孫:私、学校で介護保険制度について勉強したの。65歳以上だったら、介護が必要になった時に申請できるんだよ。おばあちゃんみたいに”ちょっと心配”くらいでも相談できて、自宅で生活しながら掃除や買い物の援助をしてもらえるサービスもあるんだって。

車いすおばあさんおばあちゃん:へぇ…。それは便利ね。でも、お金かかるでしょ?

孫:基本的に自己負担は1割で、利用するサービスも”ケアマネージャー”って人が、一緒に計画してくれるんだよ。

おばあちゃん:そうなんだねぇ。なんだか難しそうだけど、知っていると安心ね。

孫:そうだね。制度について知っておくのも大事だけど、おばあちゃんのように介護サービスを使っていない元気なうちから自分で対策しておくのも大事だよ。神奈川県では介護が必要になるず~~っと前から、元気に動ける”からだ”と”心”を保つために、未病改善という取組みをやっているんだって。

おばあちゃん:健康寿命を延ばすには早いうちからの対策が大事なんだね。

今日からできる!暮らしの中でできる未病改善のヒント

【食】

食事おばあさん高齢期では「低栄養」が問題となります。3食バランスよく、肉や魚の動植物たんぱく質をしっかりとることがポイントです。また、栄養を取るためにはお口の機能を保つため、口回りの筋肉を鍛えることも効果的です。

【運動】

走るおじいちゃん走るおばあちゃん知らず知らずのうちに運動機能が落ちると、外出がおっくうになったり、転倒の原因にもなります。2週間動かずにいると、足の筋肉は4分の1も減るといわれています。普段から足腰を使うことで、転ばぬ先の「からだづくり」につながります。

【社会参加】

こうれい談話からだの衰えの入り口は、「社会参加」の機能の低下です。運動しているだけよりも、社会参加をして人とのつながりを持っている方が、寝たきりになる危険性が低いといわれています。外出して人と関わることも、立派な社会参加です。外出や会話が増えることで自然にお口やからだの筋肉維持にもつながります。


【参考ホームページ】

「介護の日」及び「福祉人材確保重点実施期間」について(神奈川県ホームページ)

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/n7j/cnt/f533507/

未病の改善について詳しくはこちら(神奈川県ホームページ)

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/cz6/me-byokaizen/index.html

3つの取組で未病改善!フレイル編(チラシ)

https://www.pref.kanagawa.jp/library_documents/me-byokaizen_frail.pdf

おことわり

「ODAWARA保福放送局」という名称は、地域密着の情報を発信するページを、身近なラジオになぞられて名付けたものです。(実際の放送は行っていません。)また、「350-1-4F」は、小田原保健福祉事務所の所在地番を転用したものですので、実在する周波数とは関係ありません。

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は 小田原保健福祉事務所です。