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更新日:2022年12月8日
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新型コロナの罹患後症状(いわゆる後遺症)について
WHO(世界保健機関)の定義によれば、新型コロナウイルスに罹患した人に見られ、少なくとも2か月以上持続し、他の疾患による症状として説明がつかないもので、通常は発症から3か月経った時点にもみられます。
倦怠感や頭痛、息切れなどの症状がみられ、どのくらい続くかは不明ですが、時間経過とともに発現率は低下する傾向にあることが分かっています。
(参考)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き別冊罹患後症状のマネジメント(第2.0版)(2022年10月14日)(厚生労働省「医療機関向け情報」からダウンロード可能)
(参考)厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に関するホームページ」
新型コロナの罹患後症状は、罹患時から持続する症状と、回復した後、新たに出現する症状があります。
症状の”程度”はさまざまで、変動します。
例えば、症状のひとつである倦怠感は、「働けるが、倦怠感をしばしば感じる」程度から、「身の回りのことができず、終日横になっている」程度までさまざまです。
罹患後症状に対しては、体の症状のみならず、精神面や社会面へのアプローチが必要なこともあり、社会全体でサポートしていくことが大切です。
適切に対応することで、多くの場合、症状は改善していきます。
倦怠感の強さはさまざまです
症状の程度は変動し、症状消失後に再度出現することもあります
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倦怠感が強い時期は安静にしましょう。 |
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コロナ診断後、2週間以上経過しても症状が続く場合、受診をご検討ください |
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症状発生から6か月程度で徐々に改善していきます |
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新型コロナウイルス感染の罹患後症状と思っていても、他の病気が隠れている場合や、持病がある場合はその症状が悪化することもあります。 上記のような症状が続いている場合、まずは、かかりつけ医や対応医療機関へのご相談・受診をご検討ください。 |
症状や治療について、詳しくは、聖マリアンナ医科大学病院の新型コロナウイルス感染症後外来【症状】のページをご参照ください。 |
(聖マリアンナ医科大学 土田知也助教 監修)
まずはかかりつけ医療機関、もしくは罹患後症状に対応している地域の医療機関(一次受け医療機
関)にご相談ください。
(罹患後症状に対応している一次受け医療機関はコチラから検索できます)
必要な治療内容によっては、一次受け医療機関から他の一次受け医療機関への紹介、あるいは県内の4大学病院(二次受け医療機関)への紹介を受け、受診していただくことがあります。
(※)二次受け医療機関へ紹介を受け受診いただく場合、予約を取る際に「コロナ罹患後(後遺症)」の受診であることを必ずお伝えいただくようお願いします。
県内で罹患後症状に対応している医療機関は下記システムで検索できます。(公開可能と登録されている医療機関の情報に限る。)
① 記載がない箇所は対応していない、もしくは非公開の部分になります。
② 医療機関によって、対応できる症状や一日に診療可能な人数が限定されている場合などがありますので、事前にお問い合わせいただき受診してください。
③ 地域によっては情報を公開している医療機関が少ない場合がありますので、かかりつけの医療機関や近隣の医療機関の受診も併せてご検討ください。
【医療機関の皆様へ】
罹患後症状に対応している医療機関であって、未登録の場合、下記URLにてご回答(ご登録)いただきますようお願いします。
また、すでにご登録いただいており、登録内容に修正や追加情報がある場合も、同URLに再回答(再登録)いただければ、最新の登録内容を更新情報として反映いたします。(月1回程度の更新頻度になります)
◎対応医療機関 公開情報調査Webフォーム(登録フォーム)
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は健康医療局 医療危機対策本部室です。