令和2年入込観光客調査

掲載日:2021年9月13日

令和2年神奈川県入込観光客調査結果の概要

1 県全体の入込観光客の状況

(1)延観光客数

令和2年中に神奈川県を訪れた観光客(入込観光客)の推計延人数(以下「延観光客数」という。)は1億849万人で、令和元年の延観光客数(2億467万人)に比べ9,618万人の減少(前年比▲47.0%)となった。

延観光客数は、横浜博覧会が開催された平成元年の1億6,065万人をピークに減少傾向を示し、平成10年には1億4千万人台前半まで減少した。しかし、その後増加傾向に転じ、平成21年には開港博Y150に伴う集客効果等により過去最高の1億8,357万人を記録したものの、平成23年は東日本大震災の影響を受けて1億5,197万人まで減少した。

平成24年以降は増加傾向にあり、平成29年に初めて2億人を突破し、以降、平成30年は2億26万人、令和元年は過去最高記録となる2億467万人と、3年連続で2億人を突破した。

令和2年は新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、不要不急の外出自粛要請が行われたこと、また、観光施設の一時休館が相次ぎ、多くのイベントも中止となったことなどから、前年の半減に近い1億849万人に激減した。

〇令和2年の月別入込観光客数の推移について

 1~2月は前年とほぼ同水準であったが、感染が拡大した3月以降は前年比で大幅に減少し、5月には前年比1割程度まで落ち込んだ。5月25日に緊急事態宣言が解除されてからは回復に転じ、10月には前年比8割程度まで回復したが、再度の感染拡大により、12月は前年比での減少幅が拡大した。

月別の推移

(2)日帰り客数

日帰り観光客の推計延人数(以下「日帰り客数」という。)は9,794万人で、延観光客数の90.3%を占めており、前年に比べ8,937万人の減少(前年比▲47.7%)となった。

日帰り客数は、平成元年の1億4,894万人をピークに減少傾向を示し、平成10年に1億2千万人台となった。平成11年以降は概ね増加傾向で推移し、平成21年には1億7,016万人となったが、平成23年は東日本大震災の影響を受けて大きく減少した。

平成24年以降は増加傾向にあり、令和元年は過去最高記録の1億8,731万人となったが、令和2年は新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、前年の半減に近い9,794万人に激減した。

(3)宿泊客数

宿泊観光客の延人数(以下「宿泊客数」という。)は、1,054万人で、前年に比べ681万人の減少(前年比▲39.2%)となった。

宿泊客数は、平成3年の1,292万人をピークに減少傾向を示し、平成11年には1,100万人台となったが、平成12年以降は回復傾向で推移し、平成18年には1,300万人台に達した。平成23年は東日本大震災の影響で大きく減少した。

平成24年以降は平成30年まで毎年最高記録を更新し、平成30年は1,791万人となったが、令和元年は1,735万人に減少し、令和2年は新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、前年の約4割減の1,054万人に激減した。

2 地域別に見た観光客の状況

(1)横浜・川崎地域

横浜・川崎地域の延観光客数は3,365万人で、前年に比べ4,233万人の減少(前年比▲55.7%)となった。

市別にみると、横浜市は3,650万人の減少(前年比▲65.4%)、川崎市は583万人の減少(前年比▲28.9%)であった。

横浜市では、主要観光施設における来訪者の大幅減や、「ハマフェスY161」、「横浜開港祭」、「ヨコハマ大道芸」等のイベント中止などにより、3,650万人減少した。また、川崎市では、「川崎競馬場」等の観光施設における来訪者の大幅減などにより583万人減少した。これらにより、地域全体での入込観光客数は4,233万人減少した。

(2)三浦半島地域

三浦半島地域の延観光客数は968万人で、前年に比べ682万人の減少(前年比▲41.3%)となった。

市町別にみると、横須賀市は400万人の減少(前年比▲45.7%)、逗子市は49万人の減少(前年比▲51.5%)、三浦市は212万人の減少(前年比▲34.6%)、葉山町は21万人の減少(前年比▲31.6%)であった。

横須賀市では、「三笠公園」、「ヴェルニー公園」等の観光施設における来訪者の大幅減や、「よこすか開国祭」等のイベント中止などにより、400万人減少した。また、三浦市では、「三浦海岸」、「三崎」等における来訪者の大幅減や、「三浦海岸納涼まつり花火大会」等のイベント中止などにより、212万人減少した。これらにより、地域全体での入込観光客数は682万人減少した。

(3)湘南地域

湘南地域の延観光客数は2,736万人で、前年に比べ2,443万人の減少(前年比▲47.2%)となった。

市町別にみると、平塚市が359万人の減少(前年比▲48.9%)、鎌倉市が1,164万人の減少(前年比▲61.2%)、藤沢市が774万人の減少(前年比▲40.1%)、茅ヶ崎市が76万人の減少(前年比▲29.5%)、寒川町が12万人の減少(前年比▲5.8%)、大磯町が52万人の減少(前年比▲53.6%)、二宮町が5万人の減少(前年比▲9.4%)であった。

平塚市では、「平塚市総合公園」等の観光施設における来訪者の大幅減や、「湘南ひらつか七夕まつり」等のイベント中止などにより、359万人減少した。また、鎌倉市では、「鶴岡八幡宮」等の寺社や「鎌倉海岸」等における来訪者の大幅減や、「鎌倉花火大会」等のイベント中止などにより、1,164万人減少した。また、藤沢市では、「江の島・湘南海岸」等における来訪者の大幅減や、「藤沢市民まつり」等のイベント中止などにより、774万人減少した。これらにより、地域全体での入込観光客数は2,443万人減少した。

(4)箱根・湯河原地域

箱根・湯河原地域の延観光客数は2,153万人で、前年に比べ988万人の減少(前年比▲31.5%)となった。

市町別にみると、小田原市が254万人の減少(前年比▲40.7%)、南足柄市が11万人の減少(前年比▲11.4%)、開成町が22万人の減少(前年比▲92.2%)、箱根町が639万人の減少(前年比▲33.7%)、真鶴町が12万人の減少(前年比▲13.8%)、湯河原町が49万人の減少(前年比▲12.1%)であった。

小田原市では、「小田原城址公園」等の観光施設における来訪者の大幅減や、「小田原北條五代祭り」等のイベント中止などにより、254万人減少した。また、箱根町では、下半期の入込観光客数は、台風19号の影響等を受けた令和元年を上回ったものの、通年では639万人減少した。これらにより、地域全体での入込観光客数は988万人減少した。

(5)丹沢・大山地域

丹沢・大山地域の延観光客数は1,076万人で、前年に比べ442万人の減少(前年比▲29.1%)となった。

市町村別にみると、秦野市が109万人の減少(前年比▲24.4%)、厚木市が166万人の減少(前年比▲56.4%)、伊勢原市が65万人の減少(前年比▲33.0%)、中井町が7万人の減少(前年比▲25.6%)、大井町が13万人の減少(前年比▲28.7%)、松田町が18万人の減少(前年比▲27.3%)、山北町が25万人の減少(前年比▲16.9%)、愛川町が44万人の減少(前年比▲33.9%)、清川村が6万人の増加(前年比+4.0%)であった。

秦野市では、「秦野戸川公園」等の観光施設における来訪者の大幅減や、「秦野たばこ祭」等のイベント中止などにより、109万人減少した。また、厚木市では、「飯山」等における来訪者の大幅減や、「あつぎ鮎まつり」等のイベント中止などにより、166万人減少した。また、伊勢原市では、「大山」等における来訪者の減や、「伊勢原観光道灌まつり」等のイベント中止などにより、65万人減少した。これらにより、地域全体での入込観光客数は442万人減少した。

(6)相模湖・相模川流域

相模湖・相模川流域の延観光客数は550万人で、前年に比べ830万人の減少(前年比▲60.1%)となった。

市別にみると、相模原市が647万人の減少(前年比▲55.6%)、大和市が116万人の減少(前年比▲86.2%)、海老名市が20万人の減少(前年比▲86.2%)、座間市が29万人の減少(前年比▲72.2%)、綾瀬市が19万人の減少(前年比▲97.6%)であった。

相模原市では、「相模原麻溝公園」等の観光施設における来訪者の大幅減や、「相模原市民桜まつり」等のイベント中止などにより、647万人減少した。また、大和市では、「桜ヶ丘桜まつり・千本桜さくら祭り」等のイベント中止などにより、116万人減少した。これらにより、地域全体での入込観光客数は830万人減少した。

統計データ

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