更新日:2020年6月25日

ここから本文です。

平成20年入込観光客数調査

入込観光客調査のページ

1県全体の入り込み観光客の状況

(1)延観光客数

平成20年中に神奈川県を訪れた観光客(入込観光客)の推計延人数(以下「延観光客数」という。)は171,186千人で、前年に比べ1,192千人、0.7%の増加となった。これは平成13年から8年連続の増加となるとともに、平成17年以降4年連続で過去最高を更新する結果となった。

延観光客数は、平成元年の160,652千人をピークに減少傾向を示し、平成9年から平成14年までは140,000千人台で推移したが、平成15年には150,000千人台に回復し、平成17年には再び160,000千人台となるとともに過去最高となった。その後さらに伸びて171,186千人(平成20年)となり、4年連続で過去最高を更新した。

(2)日帰り客数

平成20年の日帰り観光客の推計延人数(以下「日帰り客数」という。)は、157,250千人で、延観光客数の91.9%を占めており、前年に比べ873千人、0.6%の増加となった。

日帰り客数は平成元年の148,936千人をピークに減少傾向を示し、平成10年に120,000千人台となったが、平成11年以降は概ね回復傾向で推移し、平成16年には140,000千人台に回復した。平成18年には150,000千人台に達し、過去最高となった。平成19年、平成20年はさらに伸びて157,250千人となり、3年連続で過去最高を更新した。

(3)宿泊客数

宿泊観光客の延人数(以下「宿泊客数」という。)は、13,936千人で前年に比べ320千人、2.3%の増加となった。

宿泊客数は、平成3年の12,921千人をピークに減少傾向にあったが、平成12年以降は順調に回復し、平成18年には13,000千人台に達し、過去最高となった。平成19年、平成20年はさらに伸びて13,936千人となり、3年連続で過去最高を更新した。

2地域別に見た観光客の状況

(1)横浜・川崎地域

横浜・川崎地域の延観光客数は55,982千人で、前年に比べ1,542千人、2.8%の増加となった。

市別にみると、横浜市は3.6%増、川崎市は0.6%増であった。

「横浜トリエンナーレ」など集客力のあるイベントが開催されたことや宿泊施設の新規開業が続いたこと、日本民家園、市民ミュージアムや川崎マリエンなど見学施設の客数が増加したことなどにより、観光客が増加した。

(2)三浦半島地域

三浦半島地域の延観光客数は、14,145千人で、前年に比べ571千人、3.9%の減少となった。

市町別にみると、横須賀市11.0%減、逗子市6.5%増、三浦市4.3%増、葉山町2.9%減であった。

三浦海岸での桜まつりの定着などにより冬期の観光客数が増加したものの、前年に「横須賀市制100周年」の特別イベントで大きく増加した分の反動などにより、地域全体では観光客数が減少した。

(3)湘南地域

湘南地域の延観光客数は、44,012千人で、前年に比べ343千人、0.8%の増加となった。

市町別にみると、平塚市2.6%増、鎌倉市3.5%増、藤沢市0.4%減、茅ヶ崎市19.4%減、寒川町2.2%減、大磯町9.8%増、二宮町21.6%減であった。

天候不順などにより夏の観光客数が減少したものの、春・秋の観光シーズンが好天に恵まれ、鎌倉市を中心に日帰り客数が増加し、地域全体では観光客数が増加した。

(4)箱根・湯河原地域

箱根・湯河原地域の延観光客数は、33,296千人で、前年に比べ112千人、0.3%の増加となった。

市町別にみると、小田原市0.1%増、南足柄市4.5%減、開成町4.6%増、箱根町2.0%増、真鶴町3.8%増、湯河原町6.0%減であった。

経済危機の影響などによる外国人観光客の減少や宿泊施設の閉鎖などが見られたものの、春・秋の好天や東京メトロからのロマンスカー直通運転開始によるアクセス向上、安近短ニーズの高まりなどにより日帰り客数が増加し、地域全体では観光客数が増加した。

(5)丹沢・大山地域

丹沢・大山地域の延観光客数は、13,833千人で、前年に比べ304千人、2.1%の減少となった。

市町村別にみると、秦野市5.7%増、厚木市7.1%増、伊勢原市4.5%減、中井町7.7%増、大井町2.3%減、松田町9.1%減、山北町1.8%増、愛川町3.5%減、清川村15.5%減であった。

厚木市での「神奈川フードバトル」など新規イベントが開催され、一定の集客があったものの、夏から秋のハイキング客等が天候不順などにより減少したため、地域全体では観光客数が減少した。

(6)相模湖・相模川流域

相模湖・相模川流域の延観光客数は、9,918千人で、前年に比べ70千人、0.7%の増加となった。

市町別にみると、相模原市4.3%増、大和市7.9%減、海老名市64.3%減、座間市1.9%増、綾瀬市1.5%増であった。

大和市や海老名市で悪天候によるイベント集客数の減少などがあったものの、相模原市の津久井地域で春・秋の観光シーズンが好天に恵まれ、日帰り客が増加したことなどにより、地域全体では観光客数が増加した。

統計データ

このページの先頭へもどる

このページに関するお問い合わせ先

文化スポーツ観光局 観光課

文化スポーツ観光局観光課へのお問い合わせフォーム

観光戦略グループ

内線:4047

ファクシミリ:045-210-8870

このページの所管所属は文化スポーツ観光局 観光課です。