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初期公開日:2024年6月11日更新日:2024年6月11日
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異常気象による洪水の発生や、真夏日や猛暑日の増加により熱中症の危険性が高まるなど、私たちの生活にも今後、様々な影響が出てくると予測されています。身近な影響に適応していくためには、一人ひとりが適切な知識を身につけ、行動することが大切です。
温暖化による異常気象が発生し、大雨による浸水や、洪水などの災害が起こると予測されています。
災害に備え、お住まいの地域の避難場所や、避難場所への経路を確認しておきましょう。
台風などで川が増水しているとき、いつ、どのような行動をとれば良いかを準備するためのマイ・タイムラインを作成しましょう。
事業者の方は、災害の発生後も重要な事業を継続するために、BCP(事業継続計画)を事前に準備をしておくことが大切です。
気温の上昇により、熱中症の危険が高まることが予測されています。
熱中症は室内で何もしていないときでも発症します。熱中症を予防するために、室内・屋外を問わず、こまめに水分・塩分などを補給するようにしましょう。
予防法を知り、熱中症を未然に防ぎましょう。
また、暑さを避けるためには、下記のような対策が有効とされています。
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性に対する「気づき」を促し、熱中症への警戒を呼びかける情報です。また、令和6年4月より、熱中症による深刻な健康被害が発生しうる場合に備えて、熱中症警戒アラートの一段階上の熱中症特別警戒アラートが新設されました。発表時には、徹底した予防行動をお願いします。
発表状況は以下のページから御確認いただけます。
めまいや顔のほてり、筋肉痛や筋肉のけいれん、体のだるさなどの症状が出たら、熱中症にかかっている可能性があります。
このような症状がみられたときは、涼しい場所に移動し、衣服をゆるめ体を冷やして体温を下げ、塩分や水分を補給しましょう。自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
熱中症セルフチェックで熱中症危険度を確認することができます。
出典:環境省 熱中症環境保健マニュアル2022