福祉職

掲載日:2017年4月13日

*平成29年3月14日に開催した「平成29年度神奈川県職員採用試験に向けた説明会」の概要をご紹介します。
*所属名称は配属当時のものです。

中央児童相談所 田代 充生 専門福祉司

田所専門福祉司の写真

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

三浦しらとり園 → 子ども家庭課 → 中央児童相談所 → 日本子ども家庭総合研究所(出向) 

→ 鎌倉三浦地域児童相談所 → 現所属

現在担当している業務内容

 現在、虐待対策支援課で神奈川県の5児童相談所の後方支援として、専門支援、調査、研修・研究、危機管理を行なっています。具体的には、
1.性的虐待対応における包括支援
2.サインズ・オブ・セーフティ・アプローチ(児童虐待のソーシャルワーク)の導入支援
3.市町村職員研修の企画・実施
4.児童虐待防止の広報・啓発に関すること
5.医療サポート事業等、医療機関との連携に関すること
などを行っています。 

 新採用当時の思い出

 新採用当時は、知的障害者支援施設で勤務していました。知的障がいの利用者の方と、三浦海岸を散歩したり、花を植え替えたり、焼そばや秋刀魚を焼いたりして、利用者の方に喜んでもらったことを思い出します。利用者の方にとって、どのような支援が適切なのか、悩むこともありましたが、先輩職員に「利用者の方に寄り添いながら、その人の特徴にあわせ、個別の支援を行なうことが大切。いろいろとチャレンジしてやってください。」とアドバイスをもらい、多少の失敗は多めに見てもらいながら、いろいろと経験を積んだことを思い出します。今でもその経験は、私を支えています。

仕事のやりがい

 現在、児童相談所に勤務しています。いろいろなストレスが家族に降りかかり、弱い立場にある子ども達がそのストレスの影響を受けて辛い立場に陥ることがあります。そんな状況を、学校や市町村の子ども相談の部署や警察等の方々と連携して、サポートしていく中で、子どもが安心して生活できるようになっていき、感謝の言葉や、力強く勉強やスポーツに打ち込んでいる姿に触れた時は、良かったなとしみじみと感じます。

皆さんへのメッセージ

 神奈川県は福祉職採用の歴史が古く、先輩方が作ってきた神奈川県の福祉の伝統が蓄積されていることが、強みだと思います。日本子ども家庭総合研究所に1年間出向し、全国の児童相談所を調査研究等で訪問した際に、神奈川県の福祉の伝統に気付き、神奈川県に入庁して良かったと改めて思いました。現在は神奈川県の福祉の文化を大切にしながら、自分なりに工夫を凝らし仕事をしているところです。是非、神奈川県に入庁していただき、私達と一緒に先輩方が作った歴史ある福祉の文化に、皆さんの新しい力を吹き込んでもらいたいと思います。是非お待ちしています。


中井やまゆり園 小西 亮太 主事

中西主事の写真

キャリアステップ(新規採用時から現所属まで)

入庁時から現所属

現在担当している業務内容

 中井やまゆり園は知的障がい者の入所施設です。私は泉寮という男性寮に所属しており、重度の知的障がいやASD(自閉症スペクトラム障害)の利用者の生活支援に当たっています。個別支援計画の作成、障がい特性に沿った支援内容の検討および進行管理を担っています。また、広報委員会に所属し、園での取組みや支援の成果について実践報告を行っています。

入庁時の志望動機

 大学では、障害者福祉を中心に学び、社会福祉士国家資格を取得しました。また、知的障害者支援施設における、レクリエーションや手話での交流などのボランティア活動を通じて、障がいのある方と関わる機会を多く持ちました。そして、障がいのある方とともに歩んでいる方々の熱意や想いにも触れました。このような経験から障がいのある方だけではなく、さまざまな悩みや課題を抱えている方がいることを知り、良き理解者になりたいと考えました。神奈川県の福祉職は施設勤務や児童相談所などの相談業務、本庁での政策形成など業務が幅広く、福祉のエキスパートかつオールラウンダーを目指すことができると思い志望しました。

新採用当時の思い出

 自閉症のある方へ専門的な支援をするのは初めてのことでした。専門職としてこのような方々に最初はどのように関わればよいのか分からず緊張や戸惑いを感じていました。神奈川県では、メンター制度(新規採用職員に対し、助言をしてくれる先輩が一人つくというもの)が導入されています。メンターや上司、先輩が気にかけてくださり、職場のチームワークに何度も救われました。人間として魅力のある素晴らしい職員が多く、辛いことがあってもこのような人材になりたいと思い仕事に励みました。

仕事のやりがい

 利用者の中には、コミュニケーションの苦手さから対人関係での困り感を積み重ねてきた方が多くいらっしゃいます。彼らの思いに寄り添うには、彼らの理解の仕方を周囲が理解しようとする姿勢が大切だと感じています。そこから見えたものを支援に生かし、利用者の生活の質の向上に結びついた瞬間はこの上ない喜びです。こうした支援を重ね、利用者の持つ可能性を信じて支え合い、さまざまな活動と参加につなげる過程に深く貢献できることは大きなやりがいになっています。また、人と真摯に向き合い、人とのつながりの中で自分の力を発揮することは支援者としての資質や人間性を高めるものだと実感しています。

皆さんへのメッセージ

 神奈川県の福祉職は、幅広い分野で社会福祉に貢献できることが魅力です。各分野で人と関わる経験を積み重ね、支援者としての専門性や人間性を育みながら対人援助のプロフェッショナルを目指すことができます。辛いこともあるかもしれませんが、利用者の幸せを願って取り組み、その成果が実ったときの達成感はそれを上書きさせてくれるものだと思います。ぜひ、一緒に優しさや思いやりに溢れた神奈川県を目指しましょう。

神奈川県

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