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令和5年12月15日発行

神奈川県 インフルエンザ情報(14)49週

第49週(12月4日~12月10日)のインフルエンザの定点当たり報告数1は全国33.72と警報レベル(30)を上回りました。全県23.22と県域24.15もいずれも増加しました。
感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、せきが出るときはマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。また、体調がすぐれないときは無理をせずお休みしましょう。

[1] 年別・週別報告数の状況(全国2023年以外は、神奈川県全県。2023年は棒グラフ、過去は折れ線グラフ)

5週前 4週前 3週前 2週前 1週前 今週
44週 45週 46週 47週 48週 49週
10月30日
~11月5日
11月6日
~11月12日
11月13日
~11月19日
11月20日
~11月26日
11月27日
~12月3日
12月4日
~12月10日
全国 21.13 17.35 21.66 28.30 26.72 33.72
全県 18.32 12.53 14.64 18.34 17.09 23.22
県域 18.55 14.36 17.32 20.47 17.31 24.15
1 インフルエンザは、県内約380か所のインフルエンザ/COVID-19定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。
注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。

[2]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県全県 2023年第47週~第49週)

80歳以上は横ばい、それ以外の全ての年齢・年齢群別で増加しています。基幹定点12病院のインフルエンザ入院サーベイランスでは、入院者数37例:年齢群は10歳未満10例、10歳代1例、20歳代2例、40歳代3例、50歳代2例、60歳代1例、70歳代8例、80歳以上10例でした。

(9歳以下 全県 再掲)

[3]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2023年第47週~第49週)

インフルエンザの定点当たり報告数が、茅ケ崎市31.10、平塚保健福祉事務所秦野センター31.80および厚木保健福祉事務所38.11となり警報レベル(30)を上回りました。藤沢市11.88は注意報レベル(10)を上回りました。
引き続き、横浜市21.42、川崎市23.82、相模原市25.95、横須賀市20.00、平塚保健福祉事務所22.36、鎌倉保健福祉事務所20.90、鎌倉保健福祉事務所三崎センター13.00、小田原保健福祉事務所23.10および厚木保健福祉事務所大和センター26.58で注意報レベル(10)を超えています。

[4] インフルエンザ様疾患発生報告(神奈川県全県 2023年第36週~第49週)

第49週に学級閉鎖等のあった保育所・学校等は250施設、患者数は4185名でした。

2 インフルエンザ様疾患発生報告は保育所や学校等の閉鎖数や欠席者数等を計上する報告です。
3 学級閉鎖等とは、休校、学年閉鎖学校数、学級閉鎖学校数の合計を示します。

参考ページ

<全国のインフルエンザ情報>

<インフルエンザに関すること>

<神奈川県の感染症の発生状況>