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更新日:2024年3月21日

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液体芳香剤の誤飲事故等に注意!-乳幼児がリードディフューザーの液を誤飲して入院する事故が発生-

 

 泣いてる乳児と救急箱

事案の概要

 ボトルに入った液体芳香剤の液に「リードスティック」と呼ばれる木製の棒などの一端を浸して、吸い上げられた液を気化、拡散させるもの(以下、「リードディフューザー」とします。)(図参照)が家庭などで広く利用されています。

容器に入った液体芳香剤の液にリードスティックと呼ばれる木製の棒の一端が数本浸してある様子 2020年11月、「医師からの事故情報受付窓口」に、乳幼児がリードディフューザーに入っている液を誤飲し、肺の一部が空洞のようになる呼吸器障害を負って2週間程度入院、その後も通院を要しているという事故情報が寄せられました。

 また、医療機関ネットワークには、2010年12月から2020年12月末までの約10年間に、乳幼児が液体芳香剤を誤飲したなどの事故情報が複数寄せられており、国民生活センターが事故情報を公開し、消費者に注意を呼びかけていますのでお知らせします。

医療機関ネットワークに寄せられた事故情報

  • リードディフューザーの液を誤飲し、誤えん性肺炎のおそれがあった。
  • リードディフューザーの液を誤飲し、中毒症状を発症した。
  • 高さ1メートルの棚に置いてあったリードディフューザーの液を誤飲。

ご注意いただきたいこと

  • 液体芳香剤は、乳幼児の手や目が届かない場所で使用・保管するようにしましょう。
  • 誤飲した液体芳香剤の液が気管に入ると、化学性肺炎を生じる危険がありますので、誤飲した場合は慌てて吐かせずに、直ちにかかりつけ医等に相談しましょう。
  • 液体芳香剤の液が目に入った場合は、すぐに流水で洗い流しましょう。また、皮膚に付着した場合はかぶれるおそれがあるため、石けんなどで洗いましょう。

 

詳しくは、国民生活センターの報告書本文[PDFファイル/255KB]をご覧ください。

 

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