宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSにご注意ください!

事案の概要
全国の消費生活センター等に、宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに関する相談が寄せられています。消費者に送られてくるSMSには偽サイトに誘導するためのURLが記載されており、偽サイトにアクセスして不正なアプリをインストールしたり、ID・パスワード、暗証番号、認証コード等を入力したりすることで身に覚えのない請求を受けるケースが見られます。
国民生活センターが、消費者の皆さまに注意を呼び掛けていますのでお知らせします。
相談事例
- 「不在通知」のSMSが届きリンク先にアクセスしたあと、海外宛てにSMSが100回以上送信されていて、通信料を1万円以上請求された。
- 「不在通知」のSMSを受け取りブラウザの更新をしたら、海外と国内宛てにSMSが送信されていて、通信料を1万円以上請求された。
- 「不在通知」のSMSに記載されていたURLにアクセスしたあと、キャリア決済で電子マネーを購入されていた。
- 「不在通知」のSMSが来てIDなどを入力したら、プラットフォームで決済されてしまった。
ご注意いただきたいこと
トラブルに遭わないために
- SMSやメールで「不在通知」が届いても、記載されているURLには安易にアクセスしないようにしましょう。
- URLにアクセスした場合でも、提供元不明のアプリをインストールしたり、ID・パスワード等を入力したりしないようにしましょう。
操作してしまったら
- 不正なアプリをインストールした場合にはスマートフォンを機内モードにして、アプリをアンインストールしましょう。
- 偽サイトにID・パスワード等入力してしまったら、すぐに変更しましょう。
日ごろの対策として
- 迷惑SMSやメール、ID・パスワード等の不正利用への事前対策をしておきましょう。
- 携帯電話会社の対策サービスやセキュリティーソフト等を活用しましょう。
- ID・パスワード等の使い回しはやめましょう。
- キャリア決済の限度額を必要最小限に設定するか、利用しない設定に変更しましょう。
トラブルのイメージ
トラブルのイメージ

詳しくは、国民生活センターの報告書本文[PDFファイル/599KB]をご覧ください。
疑問や不安を感じた場合には、お近くの消費生活相談窓口までご相談ください。
消費者ホットライン「188(いやや!)」番に掛けると、お近くの消費生活相談窓口をご案内いたします。
消費生活相談は、消費者ホットライン188番をご利用ください