更新日:2025年6月25日

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【募集】シンガポールミッション2025(企業団派遣)

シンガポールやASEAN展開・進出強化を希望する企業様の参加を募集しています。

超高齢社会を支えるエイジテック・ヘルスケア事業のアジア展開

シンガポールの政府・研究機関等とのコネクション・最新情報を入手し、現地ビジネスパートナーを探索!

 神奈川県では、「未病の改善」と「最先端医療・最新技術の追求」という2つのアプローチを融合させ、健康寿命を延伸し、持続可能な新たな社会システムを創造していくヘルスケア・ニューフロンティア政策の実現を目指しています。
 このたび、ヘルスケア・ニューフロンティア政策の一環として、ヘルスケア・ライフサイエンス分野の企業によるシンガポールへの企業団派遣を開催します。


 神奈川県の連携・協力の覚書(MOU)締結先であるシンガポール国立大学(NUS)シンガポール国立大学保健機構(NUHS)のほか、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)等の関係機関や民間事業者等への視察交流を開催します。また、経済開発庁(EDB) を招いた事前勉強会の開催も予定しています(プログラム調整中)。
 シンガポールやASEAN展開・進出強化に向けた絶好の機会です。ぜひ参加をご検討ください。

開催案内チラシ(PDF:412KB)

開催概要

  • 日程:2025年9月1日(月)~3日(水)(※現地プログラムの日程です。) 
  • 参加対象企業:ヘルスケア・ライフサイエンス分野の研究開発・製品販売を行っている企業で、シンガポールや東南アジアへの進出・共同研究やPoC、販路開拓等に係る現地パートナーを探索されている企業等(10社程度) 
    ※ 神奈川県内に事業所等を有する、又は県事業に参画している企業が対象となります。
    ※ 既に進出済みの企業様におかれましては、現地支社からの参加も可能です。
  • テーマ:「超高齢社会を支えるエイジテック・ヘルスケア事業のアジア展開

 世界的な社会課題である高齢化への対策に関連した研究開発を行い(例:介護に係るテクノロジー、再生医療等も視野に入れた研究・開発等)、シンガポール・ASEANへの展開を検討しているヘルスケア・ライフサイエンス企業様のご参加をお待ちしています。 

  • 主なプログラム:(1)現地機関からのプレゼンによる情報収集、(2)日本側からの企業・事業紹介及び担当者とのネットワーキング、(3)事前の調整・マッチングに基づく現地担当者・研究者・企業とのミーティング
  • 言語:英語(通訳あり)
  • プログラム参加費用:無料(ただし渡航費、宿泊費等は参加者負担、各自手配)
    ※ 現地集合・現地解散となります。参加者様におかれましては各自において航空券・宿泊先等の確保をお願い申し上げます。
    ※宿泊先については、ご希望がございましたら事務局で推奨ホテルの予約代行も可能です。
    ※ やむを得ない事情により日程変更や開催中止の可能性もございます。その際、申込者に渡航費用等のキャンセル料が発生した場合、県はその責任を負いません。ご了承ください。
  • 渡航に関して(2025年6月現在)
    シンガポール入国に当たっては、電子入国カード(SG Arrival Card)の提出が義務付けられています。シンガポール到着前3日以内(到着日を含む。)にICAのホームページやApp Store (iOS) 又はGoogle Play (Android)から無料でダウンロードできる公式「MyICA」モバイルアプリケーションにより、電子入国カード(SG Arrival Card)を提出してください。
    詳しくは、ICAのホームページ(https://www.ica.gov.sg/enteringanddeparting/entry_requirements/e-arrival-card )をご参照ください。
  • 主催:神奈川県

ミッションへの申込み

参加を希望される方・詳細を知りたい方は、登録期間中に以下のWebフォームから登録をお願いいたします。

  • 登録フォーム(ミッション参加申込):https://forms.office.com/e/f9Fy9yM1fZ(別ウィンドウで開きます)
  • 申込期間:2025年6月26日(木)~7月18日(金)(応相談)
  • ヒアリングの実施:お申込みいただいた方には、日程調整のご連絡をさせていただいた上で、オンライン会議により、詳細の説明とともにヒアリングを実施いたします。ヒアリングでは、シンガポール展開に係る現況や計画についてお伺いし、主催者側で審査をさせていただきます。
  • 登録ができない場合:お問い合わせ用のメールアドレス(khn@tohmatsu.co.jp)までご連絡ください。連絡に当たっては、メールの件名として「シンガポールミッション2025参加申込」、本文に「所属組織及び所属部署名」、「担当者名」、「電子メールアドレス」を明記してください。

登録後スケジュール(予定)

  • 2025年7月末:参加確定企業への通知連絡
  • 2025年8月中旬:現地マッチング用資料提出
  • 2025年8月下旬:事前勉強会(参加必須)
    シンガポールミッション2025の詳細スケジュール、留意事項等についてご案内いたします。
  • 2025年9月1日(月)~3日(水):シンガポールミッション2025
  • 2026年2月上旬:成果報告会(任意参加)

※ なお、現地でのプレゼンに向けて、希望者には英語プレゼンブラッシュアップ講座(オンライン・1回)を実施させていただきます。

想定される主な協力団体(変更の可能性あり)

1905年設立の総合大学。
「QS世界大学ランキング2026」では世界8位、アジア1位の評価を得ている。
多文化・多民族国家であるシンガポールの教育水準は非常に高く、なかでもNUSはそのトップに位置し、アジアをリードする人材を多数輩出している。

【本ミッションでの想定内容】超高齢社会に向けたヘルスケア・ライフサイエンス事業の動向紹介、ネットワーキング等 

HP:https://www.nus.edu.sg/
 

シンガポールでは、保健省傘下の医療施設持ち株会社MOHホールディングの下で3つの公的ヘルスクラスターが運営されており、そのうちの1つがNUHSである。
NUHSはシンガポール西部の医療クラスターを統括し、医療分野のイノベーションを促進する部署などもある。

【本ミッションでの想定内容】取組紹介やシンガポールにおけるヘルスケア関連情報提供等 

HP:https://www.nuhs.edu.sg/

 

通商産業省傘下のシンガポール最大の研究開発・科学技術開発振興機関(日本でいえば国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)に相当)。
バイオ系の研究開発拠点Biopolisといった研究開発拠点の集積地を所管し、研究者と企業のコラボレーションを推進している。 

【本ミッションでの想定内容】ライフサイエンス分野におけるA*STARの研究開発支援の紹介、ラボ視察、ミッション参加企業によるプレゼン&フィードバック 等

HP:https://www.a-star.edu.sg/

 

国家開発省傘下のシンガポール政府機関。HDB住宅はシンガポールの象徴であり、国民の8割がHDBの供給する公共住宅に入居している。ここ数年は、多世代が交流するコミュニティや高齢者向けの住宅、国民のニーズに応える複合施設等の開発を進めている。

 【本ミッションでの想定内容】HDBが所管する多世代向け住宅等の視察 

HP:https://www.hdb.gov.sg/cs/infoweb/homepage 

 

2003年10月、日本貿易振興機構法に基づき、前身の日本貿易振興会を引き継いで設立。70か所を超える海外事務所と、本部(東京)、大阪本部、アジア経済研究所、国内事務所の約50の国内拠点から成る国内外ネットワークをフルに活用し、対日投資の促進、農林水産物・食品の輸出や中堅・中小企業等の海外展開支援や調査研究を行っている。

【本ミッションでの想定内容】現地経済概況説明、資金調達等の説明

HP:https://www.jetro.go.jp/jetro/overseas/sg_singapore/

 

貿易産業省傘下の政府機関。シンガポールのグローバル・ビジネス拠点としての地位を強化する戦略を計画・実施する主要政府機関であり、産業振興機関として、ヘルスケア分野を含む国内外の企業支援・産業育成を実施

【本ミッションでの想定内容】事前勉強会でのシンガポールにおけるヘルスケア関連産業動向やグローバル・ビジネス拠点としての優位性の紹介 等

HP:https://www.edb.gov.sg/ja.html

 

申込・問合せ先

  • 事務局
    デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社 (担当:本多、田村)
    E-mail:khn@tohmatsu.co.jp
    T E L :070-1379-0945(本多)、070-1459-2375(田村)

    ※本事業は、神奈川県の委託業務「令和7年度ヘルスケア・ニューフロンティア国際展開支援業務」の一環として、業務受託者のデロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社が実施します。

2024年開催時の様子

 AAC2024 NUS_FST2024 block71_2024

  • (写真左)Active Aging Centerでのプレゼンの様子
  • (写真中)シンガポール国立大学食品・科学技術学部ラボ視察の様子
  • (写真右)ブロックセブンティーワン(BLOCK71)での取組説明の様子

 2024年9月、「超高齢社会に向けたヘルスケア・ライフサイエンス事業のアジア展開」をテーマに、医療・ヘルスケア及びフードテック分野の企業団8社(11名)と研究機関3団体(5名)がシンガポールを訪問し、現地関係者とのネットワーク構築及び最新情報の収集を行いました。

 訪問企業の多くが、現地研究者・企業等と個別ミーティングを実施し、複数社が共同研究・協力関係構築等に向けた取組みを進めています。

【開催報告】シンガポールミッション2024(企業訪問団の派遣)(リンク) https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/singaporemission2024_report.html
 

昨年度参加者の声(事後アンケートより)

  • NUSを始めとした一企業ではなかなか接点を持つことができないような機関とのセッション及び、そのコネクション作り等が実施できた。
  • プログラムの内容が、アクセラ的な企業支援関連から、大学で行われている最新の研究を知る機会、介護関連の現地見学等、幅広い知見を得ることができ、大変有意義であった。
  • シシンガポールでのヘルスケア技術の現状の把握と、シンガポール進出への足掛かりをつくるために、つながりを作ることができた。  

シンガポール関連情報

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