更新日:2025年2月7日

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道のはなし

厚木土木事務所東部センターの道路についてです。

道路事業は、道をつくる事業と道をまもる事業に分けられ、それぞれを道路都市課、道路維持課が担当しています。

道をつくる(道路都市課)

  • 神奈川県は、広域物流の円滑化、観光交流の促進及び防災・減災力の強化といった広域的な視点や、地域の安全及び利便性の向上といった地域のまちづくりの視点から、より一層の選択と集中を図り、幹線道路ネットワークの整備を進めています。
  • 厚木土木事務所東部センターでは、管内4市(大和市、海老名市、座間市、綾瀬市)における慢性的な交通渋滞の解消や、災害に強いまちづくりのため、広域的な道路網の整備を進めています。

現在着手している主な事業

大和都市計画道路3・3・2丸子中山茅ヶ崎線(県道45号(丸子中山茅ケ崎))

県道45号(丸子中山茅ケ崎)は、川崎・横浜と湘南地域を結ぶ主要な幹線道路です。

このうち、大和市内では、交通量に比べ車線数が少なく、4車線化されている横浜市から大和市に入ると慢性的な交通渋滞が発生しています。

そこで県では、横浜市境から桜ヶ丘交差点付近までの4車線化に取り組んでいます。

 

令和6年度は、新道大橋交差点付近の拡幅工事を実施しました。

横伊勢13工事

 

事業の見える化の取組として、事業の目的や概要などを記した案内板を現地に設置しています。

丸中茅 見える化案内板

・(都)丸子中山茅ヶ崎線 案内板表示(PDF:1,361KB)

 

県道22号(横浜伊勢原)

県道22号(横浜伊勢原)は、横浜市から伊勢原市までの県中央部を東西方向に連絡する主要な幹線道路です。

このうち、藤沢市以東と厚木市内の国道129号以西については、4車線化されているが、海老名市内では2車線のままで、慢性的な交通渋滞が発生し、社会経済活動に支障をきたしていることから、東側から4車線化整備に取り組んでいます。

なお、本路線は、第一次緊急輸送道路に指定されており、緊急時は、厚木市にある県の総合防災センターや圏央道を経由して、救急搬送や物資の運搬が行われることから、道路の拡幅にあわせて無電柱化に取り組むこととしています。

令和6年度は、用田橋際交差点付近で道路の拡幅に伴い、軟弱地盤対策工事や擁壁工事を実施した後、現在は、歩道や排水構造物、車道舗装などの工事を行っています。

横伊勢 着工前

横伊勢 施工中 

横伊勢 工事中

 

県道46号(相模原茅ケ崎) (仮称)上郷立体

県道46号(相模原茅ケ崎)は、相模原市から茅ヶ崎市に至る県央・湘南地域を南北に連絡する主要な幹線道路です。

河原口大繩交差点の南側は既に4車線化されているが、北側は2車線のままで、JR相模線・相模鉄道(貨物)と交差する踏切により、慢性的な交通渋滞が発生していることから、2車線の現道を4車線化し、更に、鉄道との平面交差を高架構造として立体交差化に取り組んでいます。

上郷立体(完成予想パース)

 

 

座間都市計画道路3・4・5座間南林間線

座間南林間線は、座間市の中央部を東西方向に貫き、相模川を渡河し、圏央道へ繋がる幹線道路です。このうち、県道46号(相模原茅ケ崎)と交差する座間下宿交差点から市道17号線と交差する座間市役所北交差点までの約1.6km区間は、現道はあるものの幅員が狭く、交通量も多く交通渋滞が発生するなど、社会経済活動に支障をきたしています。

そこで県では、座間下宿交差点から県道51号(町田厚木)までの約0.7km区間で拡幅整備に取り組んでいます。

なお、本路線は、地震等の大規模災害時に災害拠点となる座間市役所に連絡し、市景観計画への位置付けがあることから、防災や良好な景観形成を図るため、道路の拡幅にあわせて無電柱化に取り組むこととしています。

座間南 混雑 現地

 

事業の見える化

・(都)座間南林間線(PDF:1,115KB)

 

供用した主な箇所

 

道をまもる(道路維持課)

  • 厚木土木事務所東部センターでは、地域の方々が普段利用している道路や橋・トンネルを定期的にパトロールし、施設の損傷箇所の早期発見に努め、これを補修しています。
  • また、幅の広い歩道の整備や段差の解消、通学路の安全対策などを行っています。
  • さらに、大地震等の災害時に、物資の輸送路となる道路の機能を確保するため、橋りょうの耐震補強や法面の土砂崩落対策工事に取り組んでいます。

主な取組み

パトロール

〔道路パトロールカー〕

467hodou

〔国道467号 大和市下和田地内〕

kyouryousannkeikann

〔県道42号(藤沢座間厚木) 座架依橋〕  

スマートフォンを使った道路損傷通報システム

「舗装に穴があいている」、「路面標示が薄くなっている」などの道路損傷等について、道路利用者の皆様から県に通報をいただき、道路の異常をより早く把握し、解決するためのシステムとして、スマートフォンアプリの運用を令和3年9月から行っています。

道路損傷システムの運用(別ウィンドウで開きます)

 

 

 

 

  

 

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