更新日:2023年4月4日
ここから本文です。
神奈川県では、災害時における保健医療救護体制の整備、充実強化を推進しています。
神奈川県地域防災計画の個別計画として平成8年9月に策定し、令和2年10月に改定した神奈川県保健医療救護計画に基づき、災害時における保健医療体制の整備を推進しています。
県では、災害時における重症・重篤な傷病者の受入れや救護班の派遣など医療救護の中心的な役割を担う病院として、35か所の災害拠点病院を指定しています。
市町村向けに、災害時における要配慮者の支援に取り組む際に留意する事項や、参考となる事項を取りまとめた指針を平成8年3月に作成しました。令和5年3月に改定し、市町村の具体的な取組を支援しています。
災害時における要配慮者支援マニュアル作成指針(令和5年3月改定)(PDF:3,000KB)
(テキスト版)災害時における要配慮者支援マニュアル作成指針(令和5年度3月改定)(テキスト:91KB)
「広域災害・救急医療情報システム:EMIS=EmergencyMedicalInfomationSystem」とは、災害時における全国ネットの災害医療に係る総合的な情報を共有し、被災地域での迅速かつ適切な医療・救護に関わる各種情報の集約・提供を行うシステムです。最新の医療資源情報、超急性期の診療情報、急性期以降の患者受入情報、DMAT活動情報等を収集します。
医療救護活動の様々な場面での対応に習熟するとともに、関係機関との連携強化を図るため、保健医療調整本部の運用、情報の受伝達、救護班の派遣や傷病者の搬送などの訓練を実施しています。
また、災害医療の概要やトリアージ技術などに関して、医療従事者のみならず行政事務職員等を広く対象とする研修会を開催し、災害現場等で活動する関係者の対応能力の向上に努めています。
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は健康医療局 医療危機対策本部室です。