更新日:2024年3月29日
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神奈川県企業庁の神奈川電気・ダム管理事業計画のページです
国が進めている電力システム改革により「発電・小売の全面自由化」が開始され、容量市場等新たな電力市場の整備が進められました。県営電気事業においては、今後、新たな市場での取引が本格化すれば、電力料金収入の構造が大きく変化することから、電力自由化の環境に対応できる経営基盤づくりを進める必要があります。
また、完成から長い年月が経過した相模ダムや運転開始から間もなく60年となる城山発電所等水と電力の安定供給の基幹施設となるダムや発電所の老朽化への対応や、再生可能エネルギー普及の更なる推進にも引き続き取り組んでいく必要があります。
さらに、ダムと水力発電所の水運用で県営電気事業と密接に関連する相模川総合開発共同事業及び酒匂川総合開発事業において、城山ダム及び三保ダムの施設の老朽化対策に取り組む必要があります。
このように、神奈川県企業庁の目指す姿として、基本理念に掲げる3つの柱(「安心」・「持続」・「貢献」)のもと、かつてない事業環境の変化に対応するため、発電所とダムの運用及び維持管理について事業の特性に応じた効率化を進め、より安定的な事業運営を実現する必要があります。
そのため、県営電気事業、相模川総合開発共同事業及び酒匂川総合開発事業の3つの事業が一体的に連携し事業運営を行っていく上で、これまでの計画に代えて令和6年度から令和15年度までの10年間の新たな計画として事業計画を策定します。
また、本計画は総務省が策定を求めている「経営戦略」に位置づけます。
計画本文は、こちらを御覧ください。
第1章 策定の趣旨と位置づけ
1 策定の趣旨と位置づけ
2 これまでの取組
第2章 事業を取り巻く環境
1 電力システム改革の進展
2 2050年脱炭素社会の実現への対応
3 施設の老朽化の進行
4 自然災害リスクの高まり
5 事業の担い手不足
第3章 電気・ダム管理事業の目指す姿
1 電気事業が目指す姿
2 ダム管理事業が目指す姿
第4章 事業計画の推進
1 計画の推進
2 進捗管理
第1章 かながわの水がめと発電所の連携運用
第2章 県民から信頼される事業運営
第3章 人材の育成や技術の継承
第1章 事業概要
第2章 取組の方向性と主要事業
1 施設の将来を見据えた整備
(1)相模ダムリニューアル事業
(2)発電所の再整備
(3)その他設備等の再整備
2 施設の適切な維持管理
(1)ダムや発電所の維持管理
(2)相模貯水池・道志調整池の堆砂対策
3 脱炭素社会の実現に向けた取組
(1)再生可能エネルギーの地産地消の推進
(2)再生可能エネルギーをためる取組
(3)再生可能エネルギーを増やす取組
4 経営基盤の強化
(1)保守管理の効率化
(2)管理体制の最適化
第3章 財政収支見通し
1 収益的収支(事業収入と維持管理に必要な経費)
2 資本的収支(設備投資に係る経費と財源)
3 資金収支
第1章 相模川総合開発共同事業
1 事業概要
2 事業実施の考え方
3 城山ダム等の適切な維持管理
(1)城山ダム等の維持管理
(2)城山貯水池の堆砂対策
4 事業費の見通し
第2章 酒匂川総合開発事業
1 事業概要
2 事業実施の考え方
3 三保ダム等の適切な維持管理
(1)三保ダム等の維持管理
(2)三保貯水池の堆砂対策
4 事業費の見通し
これまでに策定した経営計画等は、こちらをご覧ください。
神奈川県営電気事業経営計画(平成26年3月策定)(PDF:1,570KB)
神奈川県営電気事業経営計画(平成21年3月策定)(PDF:994KB)
このページの所管所属は企業局 利水電気部発電課です。