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更新日:2024年1月31日

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農産物の上手な利用法(花菜(のらぼう菜)の浅漬け/作り方のアドバイス)

「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。

 
作り方のアドバイス

★のらぼう菜の水洗

のらぼう菜は先端に伸びた花茎を20cmくらいの長さに折り採って収穫するので、泥に汚れることは少ないのですが、土埃が葉柄の付け根にたまっているので、葉柄の付け根の部分に気をつけて洗ってください。
洗ったのらぼう菜はザルにとり、サッと水をきってください。
写真:のらぼう菜の収穫   写真:のらぼう菜の水洗   写真:水洗したのらぼう菜をザルにとる

★漬け込み容器

広口の容器や広口のガラスビンに漬け込むのが、管理したり、取り出すときにも便利です。漬け込みが終わったら押しブタをし、軽い重石をのせてください。
スプリング式の押しブタの漬物容器は大量の漬物には向かないのですが、少量で、強い押しが必要ないときには、手軽に使えます。
写真1:スプリング式押しブタの漬物容器   写真2:スプリング式押しブタの漬物容器

★漬け込み期間

漬け込み後、2日~3日で味がなじむので食べ始めることができます。また、酸味が出てくるのは温度との関係がありますが、暖かいところにおけば、4日~5日で乳酸菌が活動し、少しづつ酸味がでてきます。しかし、漬物液の表面に酸膜酵母も生育してくるので、頃合いの味となったら、食べきってしまうか、ポリエチレン袋に入れ、冷蔵庫に入れ、速やかに利用してください。漬け込み期間が長くなると微生物の増殖による品質変化が問題になります。
写真:漬け液の表面に生育した酸膜酵母   写真:漬けあがったのらぼう菜はポリエチレン袋に入れ、冷蔵庫で保管

★のらぼう菜の利用・調理

のらぼう菜はクセが少ないのでおひたしやサラダで食べることが多いのですが、和風・洋風・中華風のいずれにも利用できます。
写真
 
のらぼう菜のおひたし
  写真
 
のらぼう菜のベーコン巻き

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