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更新日:2023年9月30日
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神奈川県埋蔵文化財センターの事業と行事を案内しています。
次回の土曜開館は10月14日です。
県内埋蔵文化財関係イベント情報を更新しました。(9月1日更新)
〇ご来館される方へ
現在は、平常通り開館(平日・毎月第二土曜日、9時~17時)しています。
ご利用にあたっては、以下の基本的な感染防止策にご理解・ご協力をお願いします。
《ご利用にあたってのお願い》
発熱、咳等の風邪症状がある場合の来館は、お控えください。
館内では、「咳エチケット」にご協力ください。
手指消毒、こまめな手洗いをお願いします。
館内では、他の来館者との密集・密接は避けてください。
先人たちの活動の痕跡(遺跡)や土器・石器など、当時の人たちが使った道具(遺物)は、文化財を保護するための法律(文化財保護法)で「埋蔵文化財(まいぞうぶんかざい)」と呼ばれています。埋蔵文化財は、地域の歴史や文化の成り立ちを明らかにする上で欠くことのできない、また将来へと大切に受け継いでいく必要がある、国民共有の財産です。
神奈川県埋蔵文化財センターでは、発掘調査による出土品などを適切に保存・管理し、これらの公開・活用を通じて、県民の方々の郷土の歴史や文化に対する探求心、学習意欲などに応えるための様々な事業を行なっています。
テレビ神奈川「カナフルTV」にて、神奈川県埋蔵文化財センターが紹介されました。
特命かながわ発信隊のスベリー・マーキュリーさんが、土偶づくりを体験しています。ぜひご覧ください!
動画はこちら● https://www.youtube.com/watch?v=N9kSfX9VTDQ
カナフルTV● http://www3.tvk-yokohama.com/kanaful/
かなチャンTV「特命かながわ発信隊」にて、神奈川県埋蔵文化財センターが紹介されました。
かなチャンTVアドバイザーのアホマイルド坂本さんが、古代の生活の様子が分かる出土品などをレポートしています。ぜひご覧ください!
動画はこちら● https://www.youtube.com/watch?v=BvLmSrphtGw
かなチャンTV● https://www.youtube.com/user/KanagawaPrefPR
Facebookかながわキンタロウにて、神奈川県埋蔵文化財センターが紹介されました。
かながわキンタロウが出土品や埋蔵文化財センターのマスコット「じゅんちゃん」について紹介しています。ぜひご覧ください!
動画はこちら● https://www.facebook.com/kanagawakintaro/videos/544207093014088/
お出かけ日記● http://www.pref.kanagawa.jp/.../20190814-archaeology.html
埋蔵文化財の発掘調査成果の紹介や、土器や石器などの出土品を活用した事業を行っています。
かながわの遺跡展では県内の発掘調査によって出土した資料を中心に、テーマに沿った企画展示を行っています。県民の方々が資料と直に接することにより郷土神奈川の歴史に関心をもっていただくとともに、考古学や埋蔵文化財についての理解を深めていただく趣旨で実施しています。
※予告 令和5年度かながわの遺跡展「華ひらく律令の世界」
【茅ヶ崎会場】茅ヶ崎市博物館 企画展示室
令和5年12月16日(土曜日)~令和6年1月24日(水曜日)
【横浜会場】神奈川県立歴史博物館 特別展示室
令和6年2月3日(土曜日)~令和6年3月6日(水曜日)
令和4年度かながわの遺跡展「縄文人の環境適応」※終了しました。
縄文時代の中期(約5,500年前~約4,500年前)から後期(約4,500年前~約3,300年前)にかけて、縄文人の社会は、気候の寒冷化に直面します。この環境の変化に対応しようとする取り組みは、縄文人の暮らしを変化させ、その痕跡は様々な遺構や遺物の様相に見ることができます。
縄文人がどのように環境に適応するための努力をしてきたのか、当時の文化と社会の変化について明らかにします。
【横浜会場】神奈川県立歴史博物館 特別展示室
令和4年12月24日(土曜日)~令和5年1月29日(日曜日)
〇 特別講演
第1回「気候変動と縄文集落の変遷」
第2回「縄文人の狩猟・漁労と環境適応」
【相模原会場】相模原市立博物館 特別展示室
令和5年2月7日(火曜日)~令和5年3月5日(日曜日)
〇 特別講演
◆ 開催中止となった、令和2年度 かながわの遺跡展「相模川 遺跡紀行~3万年のものがたり~」(横浜会場)の展示内容を動画で紹介しています。
part1 導入編 https://www.youtube.com/watch?v=Yln8Qa0N-V0
part2 旧石器時代編 https://www.youtube.com/watch?v=wT1Dzt2wpZg
part3 縄文時代編 https://www.youtube.com/watch?v=mw7uyMmKSl4
part4 弥生時代編 https://www.youtube.com/watch?v=naA3Oe4rX8U
part5 古墳時代編 https://www.youtube.com/watch?v=IsVDms9VN-o
part6 奈良・平安時代編 https://www.youtube.com/watch?v=sxWld7YiqqM
part7 中世(鎌倉・戦国時代)編 https://www.youtube.com/watch?v=cwBPaDQ8B8c
part8 近世~近代編 https://www.youtube.com/watch?v=5gw3e4Jk1xk
◆ あつぎ郷土博物館Facebook「あつぎの歴史・民俗・自然が好き!」で、厚木会場の展示の様子が動画でご覧になれます。
◆ 神奈川県立歴史博物館ホームページ【Webでたどる】令和2年度かながわの遺跡展「相模川 遺跡紀行~3万年のものがたり~」でも、横浜会場の展示の様子がご覧になれます。
神奈川県内で開催される埋蔵文化財や考古学に関係する講座、行事等を掲載しています。
○ 県内埋蔵文化財関係イベント【9月~11月】に関するチラシのリンク集
考古学講座
一般の方々を対象に、埋蔵文化財や考古学に対する関心と理解を深めていただくため、入門的な内容の講座を毎年開催しています(事前の申込みが必要です)。
講師は、神奈川県内で発掘調査等にたずさわる考古学や埋蔵文化財を専門とする方々にお願いし、発掘調査や最新の考古学研究の成果にもとづいた内容を、わかりやすく解説します。
9月30日(土曜日)第4回考古学講座「埴輪の起源と神奈川県内出土の埴輪について」 ※ 参加にあたっては、感染防止策にご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。 |
令和5年度の開催内容 ※各講座の配布資料をご覧になれます。
第1回「古代相模国府を考える」(PDF:8,076KB)
第2回「神奈川県発掘調査成果発表会 2023」(PDF:2,713KB)
第3回「旧石器研究のあゆみと伊勢原の遺跡」(PDF:1,430KB)
考古学ゼミナール
県民の方々の考古学に対する知的好奇心に応えることを目的として、毎年一つのテーマをもとに考古学や埋蔵文化財の専門的な内容の連続講座を開催しています(事前の申込みが必要です)。
令和5年度 考古学ゼミナール 考古学で探る「この世」と「あの世」
※募集は締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。
※ 過去の配布資料等
ご家庭などで遊びながら埋蔵文化財に親しんでもらえるように、埋蔵文化財センターで保管している出土品を題材とした「クッキー作り」、「福笑い」、「ぬり絵」をご紹介します。大人も子供も「おうち de まいぶん」してみましょう。
【縄文顔クッキー】
土偶や縄文土器に付けられた顔の飾りなど、県内の出土品から知ることのできる「縄文の顔」を題材としたクッキー作りの提案です。縄文人の顔付きや表情を思い浮かべながら作ってみましょう。
なお、クッキー生地の作り方は、お菓子作りの本やインターネットに掲載されている情報を参考にしてください。
楽しく作って、おいしく食べましょう。
【まいぶん福笑い】
鎌倉市東正院遺跡と横浜市南区稲荷山貝塚から出土した土偶のお顔を拝借して、「福笑い」を作ってみました。
二つの土偶(東正院ちゃんと稲荷山ちゃん)の表情に隠された縄文人の想いに触れてみましょう。
※ 遊ぶ時は、プリンターで印刷したものを、切り抜いて使ってください。
【出土品ぬり絵】
土器や石器などの出土品を「ぬり絵」にしてみました。出土品は通常、大きさや文様の特徴、製作技法などを示した実測図(土器の場合は正面図や側面図や断面図、石器の場合は表裏面の図と断面図等)によって表されます。
出土品の中には芸術的に優れたものもあり、その美しさは実測図でも再現されます。下絵(実測図)を自由に塗りながら、昔の人たちの美的センスに触れてみましょう。
今回は、槍先形尖頭器(旧石器時代の石器)、縄文土器(2点)、弥生土器、軒丸瓦(奈良・平安時代)、根付(幕末~明治時代)の6種類のぬり絵を用意しました。なお、でき上がったぬり絵を、額などに入れて飾ってみても楽しめます。
※「おうち de まいぶん」の資料は、こちらからダウンロードできます。
昨今、歴史の教科書に考古学の成果が多く採り入れられるようになり、学校の授業でも考古学や出土品に接する機会が増えています。
埋蔵文化財センターでは、神奈川県内の各学校や生涯学習施設などと連携して、出土品を収蔵・管理している埋蔵文化財センターの施設見学や、出土品を活用した解説や体験学習を行うことにより、学校教育や生涯学習を支援し、歴史への関心をより豊かな内容にしていきます。
※ 事前の予約(申込み)が必要となります。詳しくは、「ワークショップのご案内」(PDF)をご覧いただき、当センターまで直接電話でお問合せください。
電話:045-252-8661(平日9時から17時)
【出土品を活用した授業・講座】
神奈川県内の発掘調査で出土した土器や石器などの出土品を使い、考古学や発掘調査の成果から見たかながわの歴史などについて解説します。
また、実物の土器や石器などを見て、触れることができます。
【体験学習】
※ 完成したものは、持ち帰れます。
◆ まが玉づくり
滑石などを使い、当時の人びとと同じ作り方で、まが玉を作成します。完成後は、穴に紐を通せばペンダントになります。
◆ 土偶づくり
オーブンで焼ける陶土を使用し、縄文時代の信仰に関係した土製の人形である土偶を、当時の人びとの作り方を参考にして作成します。
◆ 拓本づくり
縄文土器などにつけられたいろいろな文様を、画仙紙と墨を使って写し取ります。写し取った拓本は、厚紙に貼ってしおりにします。
【展示解説・施設・出土品の見学】
神奈川県埋蔵文化財センターが毎年開催している埋蔵文化財の企画展示「かながわの遺跡展」について、担当者による会場での展示解説を行います。
また、横浜市南区にある埋蔵文化財センターの施設案内や、県内の出土品の見学を行います。
夏休み期間中の1日、子ども(小学生から高校生)を対象に、埋蔵文化財への親しみを深めてもらい、保護意識を養うための体験型の教室を開催しています。
夏休み考古教室 ※令和5年度については、終了しました。
まが玉づくりや土偶づくりを体験できるイベントを、令和5年7月26日~29日、8月2日~5日(どちらも水曜日~土曜日)に開催します。
対象:小学校高学年とその保護者、中学生
「まが玉」と「土偶」についての講義と、実際に作成し、持ち帰ることができます。
「まが玉づくり」は、素材となる石に穴をあけ、削って磨いてピカピカの「まが玉」に仕上げます。
「土偶づくり」は、縄文時代と同じように粘土をこねて、くっつけて、模様をつけます。
夏休み体験発掘 ※令和5年度については、終了しました。
発掘作業を体験できるイベントを開催します。
対象:中学生、高校生
埋蔵文化財センターで保管している資料(出土品や図書等)を、調査・研究のために閲覧することができます。
センターの図書室では、神奈川県内を始めとする全国の発掘調査報告書のほか、考古学に関係する図書や逐次刊行物など17万冊以上を所蔵しており、開館中に閲覧することができます。
※ 貸出は行っていません。
埋蔵文化財センターで保管している資料(出土品や写真等)は、主に博物館や学校などの公共施設を対象として、埋蔵文化財を活用するための利用、貸出を行っています(別途、申請手続が必要となります)。
※ 詳細については、当センターまで直接電話でお問い合わせください。
電話:045-252-8661(平日9時から17時)
〇 資料特別利用許可申請書(ワード:40KB)(出版掲載・掲示等についてはこちらの様式)
〇 資料貸出許可申請書、資料借用書(ワード:46KB)
〇 考古学ワークショップ依頼文例(PDF:56KB)
※ 申請書等の押印は不要となりました。
月曜日から金曜日、毎月第二土曜日
9時から17時
※ 休館日 第二土曜日を除く土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
〒232-0033
神奈川県横浜市南区中村町三丁目191番1
電話:045-252-8661 ファクシミリ:045-252-8663
※ 駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
センターの建物正面入口は、古墳時代の円筒埴輪(えんとうはに
わ)をイメージして設計されています。
センターの建物は、昭和57年11月2日、第2回神奈川県下建築コンクールにおい
て優秀賞を受賞しました。
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このページの所管所属は教育局 生涯学習部文化遺産課です。