県のたより3月号

掲載日:2019年2月28日

KNG Info かながわ県のたより

平成31年3月号
No.767 3月1日発行

県災害対策課・県消防課より

3.11 あの日を忘れず。その日に、備えて。

3.11あの日を忘れず。その日に、備えて。

東日本大震災から間もなく8年が経過します。被災地の復興は着実に進められていますが、取り組むべきことはまだ多く、県は、被災地への人的支援や県内の避難者への支援等を続けています。災害はいつどこで起こるかわかりません。そこで県は、地震による家屋倒壊、土砂災害による埋没、豪雨による浸水など、さまざまな自然災害現場の再現が可能な全国最大規模となる「災害救助訓練施設」を、県消防学校(厚木市)に新設し、昨年12月1日には緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練で、この施設を活用しました。

※11月30日と12月1日に県内各地で実施

今回、水没車両からの救助など、実際の自然災害現場を再現した施設を利用することで、実践的な訓練にすることができました。今後は、水流装置や送風機を使用し、さらに幅広い訓練が実施できると感じました。また、他県からも「最新式訓練施設を活用して、日ごろできない訓練に取り組むことができ、良い経験となった。」との感想をいただきました。

緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練
県実行委員会事務局(厚木会場担当) 厚木市消防本部 消防司令補

外山 康二

全国最大規模の災害救助訓練施設を新設

緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練の様子
災害時帰宅支援ステーション

このマークを
ご存じですか?

県内に約1万店舗ある災害時帰宅支援ステーション

県と横浜市・川崎市・相模原市は、コンビニエンスストア、ファミリーレストラン等と、災害時に店舗で水道水やトイレ、道路情報、休憩場所を提供する「災害時帰宅支援ステーション」の協定を締結しています。災害時には、このマークのステッカーやのぼり旗がある店舗をご活用ください。詳しくはこちらに掲載しています。

防災へのさまざまな取り組み

職場の安心を高める

帰宅困難者対策のための
チェックシート

県は、横浜市・川崎市・相模原市と連携し、通勤時間帯に発災した場合の従業員への対応例などを盛り込んだ、事業者向けの帰宅困難者対策のチェックシートを作成しています。3月中旬頃こちらに掲載しますので、帰宅困難者対策にご活用ください。

映像で災害を体験

津波編・火山編に加え
風水害編を4月公開予定

臨場感のあるCGを用いた映像をこちらで公開しています。4月からは風水害編も公開し、県総合防災センターの防災シアターでもご覧いただけます。

県・市町村の連携強化

資源配分計画を
全国で初めて策定

大規模災害時に、県の広域調整のもとで、救援物資の提供や応急仮設住宅の建設などが円滑にできるよう、県と市町村の連携体制を強化しました。

県の災害対策QRコード

県の災害対策に係る最新情報や、事前に確認・準備すべきことについてこちらで紹介しています。

【問合せ】
   県災害対策課   [電話] 045(210)3425   [ファックス] 045(210)8829
   災害救助訓練施設については県消防課   [電話] 045(210)3436   [ファックス] 045(210)8829

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