写真で見る!「黒岩日記」  2014年11月21日

掲載日:2014年11月25日

平成26年11月21日(金曜:ドイツ現地時間) ドイツ・バーデン=ビュルテンベルク州友好提携25周年記念事業

 ドイツ訪問の2日目は、ダイムラー社のツェッチェ取締役会会長と会談を行うとともに、バーデン=ビュルテンベルク州の州都であるシュツットガルト市で、「神奈川経済セミナー」を開催しました。

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 午前中はダイムラー社を訪問して、ツェッチェ取締役会会長らと会談しました。中根駐ドイツ日本国大使によれば、会長が面談に応じることはなかなかないとのことで、神奈川県に対する期待の大きさを感じました。

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 会談では、再生可能エネルギーや燃料電池車の普及策等について、意見交換を行いました。ツェッチェ会長からは、燃料電池車の普及には、水素ステーションの整備が重要だとの話があり、私から海老名市でのガソリンスタンド併設型の水素ステーション設置の取組を紹介し、今後、水素の時代に向けてのインフラ整備に力を入れていくことを強調しておきました。

 その他、先日、本県のロボット特区で行われた自動車の自動走行について触れると、会長は非常に興味を持たれ、「自動走行の技術開発では、当社が世界のトップを走っていると思っているが、ドイツ国内では公道を走らせられないので、北米で実験を行っている」とのお話でした。私からは、特区制度を活かせる神奈川県の強みをアピールし、実証実験の検討などを含め、より一層の関係強化をご提案しました。

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 シュツットガルトは、中央駅の屋根にメルセデス・ベンツのマークがシンボルとしてついているほど、ダイムラーのいわば城下町であり、そのことが、街自体の活気にもつながっているように感じました。自動車産業は、産業のすそ野が広く、そこから様々な技術が派生する、可能性の広い産業でもあります。今回ツェッチェ会長とはお互い顔の見える関係となり、信頼関係もできました。このつながりを、神奈川県の新たな産業展開の契機にしたいと考えています。

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 (独)日本貿易振興機構(ジェトロ)、(公財)神奈川産業振興センター、バーデン=ビュルテンベルク州財務・経済省、同州国際経済学術協力公社とともに、「神奈川経済セミナー・交流会」を開催し、100名を超える方に参加いただきました。

 開会のスピーチを行った、国際経済学術協力公社のマック理事は25年前に友好交流の締結をしたときに、州政府で担当をしていたとのことで、大変思い入れをもってご挨拶してくださいました。

 バーデン=ビュルテンベルク州は、製造業を中心とした産業活動が盛んな地域です。相互に連携していくための技術レベルもお互いに高いものがあり、経済セミナーも熱気のあるものになりました。

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 私は、このセミナーで再生可能エネルギーの普及に向けた取組やライフサイエンス分野における神奈川県の先進的な取組みを強く訴えるとともに、本県の投資環境や観光地の魅力をトップセールスしました。

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 神奈川県からおいでいただいた㈱ケイエスピーの内田社長から、水素エネルギー開発の世界的なトレンドと、神奈川県が進めている“水素革命”の取組について、ドイツ語でご講演をいただきました。

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 引き続き、ダイムラー社のエンジン開発・燃料電池システム部長のモアディークさんからは、同社の燃料電池車戦略についてお話しいただきました。

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 また、欧州でのビジネス展開を目指す神奈川県企業もプレゼンテーションを行い、地元企業の関心を呼ぶなど、多くの注目を集めました。

 引き続いて開催された交流会では、県内企業と参加したドイツ企業との間で活発な意見交換が行われたほか、昨日に引き続き、神奈川県の取組に期待する声が寄せられました。

 ドイツでの二日間を締めくくる、非常に内容の濃いセミナーになったと感じています。


神奈川県

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