写真で見る!「黒岩日記」  2014年11月17日

掲載日:2014年11月20日

平成26年11月17日(月曜:シンガポール現地時間) ヘルスケア・ニューフロンティアの推進に向けた欧州訪問

 「ヘルスケア・ニューフロンティア」を世界に発信し、国際連携をさらに強化するため、11月16日(日曜)から19日(水曜)の日程で、シンガポール及び欧州を訪問しています。

欧州訪問1

 シンガポール科学技術研究庁のタンプラン長官を訪問し、意見交換を行いました。
 一般社団法人ライフイノベーション国際協働センター(GCC)は、いまや多くの機関等とライフサイエンス分野の協力に関する覚書を締結していますが、同庁をはじめとするシンガポール政府機関と締結したのが最初です。この覚書に基づき、医療機器を施設に導入し、年内にも治験を開始する目途がついた案件があるとの報告が関係者よりありました。同国を起点とする成果もいよいよ具体化する可能性が出てきました。また、長官からは食と情報ネットワークの安全についての取り組みをご紹介いただく中で、県のイニシアチブによる協力連携について期待を示され、新たな展開の可能性を感じました。

保健省

 バイオ・ライフサイエンス関連企業や研究所が集積するバイオポリスを訪問し、保健省リム医療局副局長をはじめとする省幹部及び医薬品等承認機関である保健科学庁(HAS)幹部に対して、県が取り組んでいるヘルスケア・ニューフロンティアについて講演を行いました。

 その後の意見交換の中でも超高齢社会にいかに対応すべきかが、繰り返しテーマとして挙げられ、大きな課題を共有していることを感じました。また、熱帯地域に位置する同国は、感染症対策が国家的な課題となっており、GCCメンバー企業が開発する医薬品の治験、診断・治療への適用に関する県からの提案に対して、前向きな意思表明をいただくことができました。

大使館

 在シンガポール日本国大使主催の昼食会において、ヘルスケア・ニューフロンティアの講演を行い、竹内大使や昼食会に出席されたバラクリシュナン環境大臣、ジン法務事務次官(次期経済開発庁長官)らと意見交換を行いました。環境大臣は、デング熱をはじめとする感染症対策に大きなエネルギーを注いでおり、GCCをはじめとする県内企業の技術に関心を示されていました。会の後、関係各省にも情報が共有され、具体的に検討を行うよう指示があったことを関係者から伺いました。

国立研究財団

国立研究財団ロウ代表

 国立研究財団を訪問し、ロウ代表と意見交換を行いました。この財団は首相府直轄であり、各省への研究投資の配分を行っている機関です。ロウ代表はエネルギー分野をはじめ、医療と家電の融合分野の開発やヘルスケア分野など、あらゆる分野に精通しており、最先端技術立国を支えている研究や情報力の厚みを実感しました。さらに、スマートハウスとヘルスケアを組み合わせた住居や街づくりを進めていく構想を提示したところ、来週にもリー首相がスマートカントリー構想(国全体をICTによりスマート化する構想)を発表し、これから取り組んでいく予定があるとのことで、この分野においてもお互いに連携協力を図っていこうとの提案がありました。


神奈川県

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