写真で見る!「黒岩日記」 2013年12月13日
掲載日:2013年12月16日
平成25年12月13日(金曜) 遺伝子と食ライフスタイルの研究の知事現場訪問
12月13日(金曜)の現場訪問では、東海大学大学院医学研究科ライフケアセンターを視察し、遺伝子栄養情報に基づく食ライフスタイルの改善に向けた実証研究に取り組む研究者の方々との意見交換を行いました。
同センター長の石井直明教授から研究内容を伺いました。
これまでも、健康に食と運動が関係しているのは明らかでしたが、「勘と経験」によって助言が行われていました。皆が正確な情報を得ていないため、生活習慣病がなかなか減らないとのお話でした。
そこで、同センターは、科学的根拠に基づいた適切な生活習慣の改善を助言できるよう研究しています。
55才から65才の世代の方々、300名を対象として、グループに分けて運動と栄養の指導を3ヶ月行って、効果を調べる研究や、同じ食事や運動を行った際の、個人の遺伝子の違いによる効果の差異の研究など、様々なお話を伺いました。
「未病」の考え方や健康長寿を目指す取組みなど、まさに私がやろうとしていることを研究されていて嬉しくなりました。
私からも「最先端医療・最新技術の追求」と「未病を治す」、この二つの融合により健康寿命日本一を目指すヘルスケア・ニューフロンティア構想についてご説明しました。
研究者の方々との意見交換です。
健康のコンシェルジェセンターというような、一般の方が気軽に来て、具体的な食事指導を受けたりすることのできる「場」を作りたいというお話や、今後双方が果たしていく役割などについて活発な議論の場となりました。
今回得た知見を活かしながら、健康寿命日本一を目指していきます。