定例記者会見(2012年7月18日)結果概要

掲載日:2012年7月19日

発表事項

(「九州北部豪雨」の被害について)

 まず、発表事項に入ります前に、記録的な大雨となりました九州北部を中心とした豪雨被害について一言申し上げます。

 7月11日からの九州北部豪雨により、河川のはんらんや土石流が発生し甚大な被害が出ました。亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、現在、行方不明となられている方々の一刻も早い救出を心よりお祈り申し上げます。また、被害に遭われた多くの方々に、心からお見舞い申し上げます。

 

(公益社団法人神奈川県看護協会からの「准看護師の養成停止についての要望書」の手交について)

 本日12時50分に、公益社団法人神奈川県看護協会の平澤会長から、准看護師養成停止についての要望書を直接頂きました。准看護師の養成を早期に停止し、看護師への移行支援にも積極的に取り組んでほしいとの要望であります。

 また、既に発表済みですけれども、准看護師養成に対する県の考え方を整理して、県のホームページに掲載しております。Q&A形式で記載しておりまして、県の考え方をきちんと伝えたいと考えたものです。皆様の理解を深めていただきたいと考えているところであります。

 

(「かながわ減災サポート店制度」がスタートします!)

 次に、県と連携して地震被害軽減のための普及啓発に取り組む店舗の募集を開始するので、お知らせいたします。

 地震による被害を軽減するためには、県民一人ひとりが地震災害に関する意識を持ち、自発的に減災に向けた取組みを始めることが大変重要であります。そこで、県は、民間事業者と連携して、地震被害の軽減を図るための普及啓発に取り組む、かながわ減災サポート店制度をスタートいたします。

 具体的には、県民の皆様が日常利用されている店舗を対象として想定しています。サポート店の認定要件としましては、県内の店舗等であることのほか、県の講習を受けていただきまして、減災に向けた取組みの重要性をご理解いただくこととしております。サポート店の取組みとしては、普及啓発パネルの掲示やリーフレット等の配布などを通じて、普及啓発に取り組んでいただきます。

 なお、サポート店には、認定証とともに、お手元の資料に掲載されています、この認定ステッカーを交付することにいたしております。

 あすから随時、申請を受け付けますので、多くの店舗等からの応募をお待ちしております。本県としては、今後とも、この民間事業者などと幅広く連携し、減災に向けた取組みを力強く進めていきたいと思っております。

 

(「かながわ観光大賞」にご応募ください!)

 次は、かながわ観光大賞についてであります。

 県は、平成22年度から本県への誘客や地域活性化などに大きく寄与している事業者等を表彰するかながわ観光大賞を実施しております。このたび、今年度の募集を開始いたします。

 各地域、各事業者等の取組みを今まで以上に応援したい、という気持ちから、今回、私が審査委員長として審査に加わり、新たにグランプリを創設することにいたしました。大賞としては、3部門。魅力ある観光地づくり部門、観光による地域活性化部門、外国人観光客部門であります。グランプリおよび各部門の大賞の受賞者の皆様の取組みは、県ホームページ等で広く紹介し、県内外の皆様に知っていただきます。特に、私がグランプリ受賞者の取組みを積極的にPRしたいと思っています。これを他の観光関連事業者に参考にしてもらい、観光産業の振興につなげていきたいと思っています。

 9月14日まで募集しますので、県内で熱い気持ちを持って観光関連の事業や活動をされている事業者、団体、個人の方に積極的に応募いただきたいと思っています。

 

(神奈川県は、株式会社サンケイリビング新聞社との連携と協力に関する包括協定を締結します!!)

 続きまして、県と、リビング新聞を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が、連携と協力に関する包括協定を締結することになりましたのでお知らせいたします。

 株式会社サンケイリビング新聞社が発行するリビング新聞は、県内で75万部発行されているフリーペーパーであります。こうしたフリーペーパーを発行する企業との包括協定は初めてのことになります。この協定により、生活者目線の媒体を活用して、防災や環境保全・エネルギー対策、子育て支援等のさまざまな分野における、分かりやすく実効性のある情報発信を連携して推進していきます。

 今回、協定の締結式を7月24日火曜日の14時30分から、本庁舎3階の第2応接室において開催いたしますので、取材の方、よろしくお願いいたします。

 知事出席の主要行事メモはお手元にお配りした通りです。

 

質疑

(准看護師の養成停止について)

記者 先ほど、看護協会の会長さんが要望されたということでですね、実際、これまでの知事はじめ、県の取組みに対する評価といいますか感想とですね、それから、逆に医師会の立場から全く逆の要望が出されたかと思うんですけれども、それについてどういうお話があったのかということと、知事の所感をお伺いいたします。

知事 神奈川県看護協会の方から、准看養成停止についての要望書を頂きました。これは「看護教育のあり方検討会」の中で、准看養成をできる限り早く停止するという中間報告がまとまり、それをお受けしたところでありますけれども、それに対して、神奈川県医師会、それから各地域の医師会等から、反対というようなさまざまな意見が寄せられていました。そんな中できょう、看護協会の方からは、これは賛成であるという意見を頂きました。

 きょう、お話をした中でも、平澤会長の方から、「准看養成を停止するということは、日本全国の看護協会の悲願だったんです、やっとここまで来ました」ということで、「神奈川県から、准看養成停止の動きを進めていただくということというのは、大変心強い、ぜひ、これは積極的にお願いしたい」ということであります。私の表明に対して、「唐突で性急な決定である」といった意見とか、「地域医療の現場の実態を認識していないんじゃないか」と、こういう批判の声があるんですけれども、こうした声は、看護協会の平澤会長の要望の中にもありますけれども、「看護の現場で懸命に頑張っている看護師不在の批判であり意見であります。このことについて、これまでの私たちの要望に対して真摯(しんし)な取組みがなされていなかったことが顕在化したものと受け止めております」ということであります。

 それからまた、私自身が受けている反対の声の中で、「『看護師不足という中で、准看護師養成を停止するということは、これはマイナスではないか』というふうなことを言われているんです」ということも申し上げましたけれども、それは数の問題は全く違いますと。准看護師養成を停止するといったこと、それによって数が減るということはあり得ない。看護師は今どんどん増えている。神奈川県には県外からもどんどん新しい看護師が、今、県外の学校を卒業して、神奈川県の病院に勤めるという人も毎年1,000人くらい出てきていますから、どんどん増えているんだと。「だから数の問題は全く心配する必要はない。われわれが責任を持ってそれを進めてまいりたい」というふうな力強いお話でありました。これまで、ある種、看護協会の声が全く上がってなかったっていうことの方が、私としては、何かちょっと寂しい感じでありましたけれども。ようやく、神奈川県看護協会も声を上げてくれたということで、これから、また改めて議論が起きてくるのかなと思っているところであります。以上です。

記者 准看の問題について二つお伺いしたいんですが。移行のための措置というのはまさにこれからってことだと思うんですが、そんな中で、ちょっと細かい話になるかもしれないんですけど、この間、ある県内の准看の学校に行ったんですけど、そこはいわゆる正看の養成課程がない所で、准看しかない所なんですけど、それを正看養成の施設に転換するとなると、やっぱり億単位のお金が掛かるっていうような感じのことをおっしゃってて、そうなるとなかなかちょっともう閉じるしかないのかなという話をされていたんですが、そういうところにも、これからの検討だとは思いますが、できるだけ支援していこうっていうお考えでいらっしゃるのかってこととですね、今の平澤会長のお話の中で、「神奈川県は病床数当たりであれば決して看護師は少なくない」ってことをおっしゃってたんですが、その辺のご認識は平澤会長と黒岩知事は一緒であるのかっていう、県内の看護師不足っていう今の神奈川の現状に対するご認識を改めてお伺いしたいんですけれども。

知事 准看養成学校を看護師養成学校に変えるということ、これは今までもずいぶん行われてきたんですね。その方向性について、私が今ここであまり踏み込んで言えないっていうのは、このこと自体がまさにその神奈川県の看護教育のあり方検討会でこれから議論していただくところでありますから、踏み込んで言えませんけれども、これまでもそれだけの実績があちこちありますからね。進めていけると思っています。それとともに、全体としてやっぱり看護師の数を増やしていくということを基本に考えていますから、それは総合的にいろんな形の選択肢があるというふうに思っています。数の不足について、人口当たりの数からすれば、全国で一番低い、少ないと。きょうは、平澤会長から病床数からすればそうは少なくないんだという話がありました。どういう切り口でそれを見るかということですけれども、病床数当たりでは少なくないっていう数字が出るかもしれませんけれども、基本的に医療のグランドデザインの中で示された問題意識等は、やはり神奈川県は看護師不足だという認識でありますから、看護師を増やさなければいけないということがまず第一義にあったので、私はやっぱり基本的には看護師不足だというふうに思っています。

記者 最初の質問で、准看だけの所が正看の学校に転換していく例はほかにもあるっていうことですか。全国的にあるってことですか。

知事 そうです。要するに、平成8年の国の准看問題調査検討会の報告で、21世紀初頭に看護養成は一本化、統合に努めるということになりまして、その時で、もう既に准看学校を看護師養成学校に変えていくということ、これはかなり行われたんですね。ですから、それは決して不可能なことではない。ただ、施設によっていろいろな所がありますからね。看護学校と准看学校では、いろいろな基準が違うんですよね。だから、施設によっては、その場所ではそのまま対応できないという所があるかもしれません。そこは、だから総合的に判断ということになると思っていますね。

記者 その辺はまさに検討会で議論する中ってことなんでしょうけど、知事としては、最大限その辺は支援していきたいという気持ちは持っていると。

知事 いきたいとは思っていますよ。ただ、ここで建て替えることは無理だというふうな所が出てくるかもしれません。だから、それは一つずつ、やっぱりこう、考えていかなければいけないんですよね、それは。

記者 分かりました。

 

(神奈川県緊急財政対策本部調査会からの中間意見について)

記者 ちょっと会見の内容とはずれるんですけど、きょう午前中に緊急財政対策本部の調査会が開かれまして、その中で中間意見が県に提出されました。で、知事として中間意見に対してどのようなとらえ方をされているのかというのと、今後、県としてどういうふうにそういった意見を反映した政策っていうのを進めていくのか、2点、聞かせてください。

知事 はい。きょうは、わずかまだ3回目なんですけれどね、神奈川臨調(神奈川県緊急財政対策本部調査会)で中間意見というのを取りまとめていただきました。これは、既に公表されている中身が中心ですけれども、県有施設を3年以内に原則全廃と。それから、補助金というのも、これは一時凍結というふうな、非常に厳しいご提言であります。それで、これを、まとめていただいたことの背景というものは、やはり、このままいけば神奈川県の財政が破たんする大変な危機的状況にあるのを何とか救わなければいけないという中で、まさに、神奈川臨調の参加メンバーの先生方に知恵を絞っていただいて、大胆にご提言いただいたということであります。ですから、これは極めて重く受け止めなければいけないことだと思っています。ただ、その中でもいろいろご意見もありましたけれども、ただ単にそれを実施するというだけだと、神奈川県の経済を動かしていくエンジンが縮小していく、そういうことになれば、これは元も子もないということでありまして、要するに、何のために削るのか、削ったお金をどうするのか。つまり、削ったお金を使って、経済のエンジンを回していくという仕掛けというか、そういうものをしっかりと考え、そしてそれを県民の皆様にきちっと説明して、納得いただく、ご理解いただくことが必要だというふうなことをご指摘いただいたということでありました。私自身も、きょうの調査会の冒頭で申し上げたんですが、緊急財政対策本部と言いながらも、やはり経済のエンジンを回していくと。例えば、ライフイノベーション、それからグリーンイノベーション、第4の観光の核などと言ってですね、そういう経済のエンジンを回していくことが非常に大事だと考えており、そのあたりのお知恵もぜひ頂きたいということを申し上げました。基本的な認識としては、委員のメンバーの皆さんと同じだなというふうに感じました。ですから、この中間報告に頂いたご意見をしっかりと重く受け止めながら、じゃあ具体的にどの施設をどうしていくのか、どの補助金をどうしていくのかといったあたりは、大胆にしっかりとご意見を生かすように頑張っていきたいと思っているところであります。以上です。

記者 今の関連なんですが、最後終わった後に増田座長がですね、黒岩知事ご本人のリーダーシップ、いわゆる政治力を使って判断をすべきだということも言われてたんですが、そのあたり、先日の会見でもですね、「血へどを吐く思い」というようなことはおっしゃられましたけれども、改めてその決意といいますか、ご覚悟をお願いしたいと思います。

知事 削る話というのは、必ず批判が出てくる。それは、中に当事者の皆さんがいらっしゃるわけですからね。冗談じゃないという気持ちを持たれる方はたくさんいらっしゃる。例えば補助金一つにしたって、その補助金がそこにあるには、それぞれ一つずつ全部意味がある、歴史もある、背景もあるということですから、それを全部止めるとなったときには、冗談じゃないという声が上がってくるのは当然のことだと思うんですね。その時にやはり、最後に私も申し上げましたが、われわれは一つのボートに乗っているんだということですね。このボートは今沈もうとしてるんですよ、という中で、船長である私が何とかして沈まないようにして、この船を前へ進めなきゃいけないというときに、「いや、ここをこうした方がいい、ああした方がいい」ということを申し上げたいという中で、「冗談じゃないよ、冗談じゃないよ」と、みんなが「冗談じゃないよ」と言ったら、この船は確実に沈むということですから。だから、そこはしっかりご説明して、皆さんのご理解を得ていくと。議会もそうですし、市町村等々もそうですし、しっかりとした理解を得ながら、皆さんと問題意識を共有しながら、この危機を乗り越えていくということをしなければいけないなというふうに強く思った次第です。そのためにはまさに座長ご指摘の通り、私のリーダーシップが問われているという問題だと思っています。

記者 その一方でですね、やはり県職員の方と一緒になって、今、本部で改めて検討するということなんですが、やはりそれだけだとなかなか難しい面もあるんではないかという、増田座長のご意見を踏まえておっしゃられたんですが、また新たなチームとか、そういうのは特には考えていないんですか。

知事 今のところ新たなチームは考えてませんけれどね。きょうの意見の中にもいろいろ出てまいりましたけれど、恐らくこのあたりは次の会議の検討課題にもなってくると思うんですが、こういったあたり、例えば中間報告の後の話ですね、中間意見取りまとめていただいた後の話で、例えば公共工事の積算の問題とかっていう問題、何か民間が委託した方がはるかに安くなって、公共工事になると高くなってしまうという。こういった問題はやはり財政ということからするならば、由々しき問題ではあるんです。けれども、ただこれは神奈川県独自の問題ではなくて、日本全体の問題ですから、こういった問題を打ち出していくためには発信していかなければいけないということなんです。これは同時に今、別で進めております神奈川県のあり方はどうあるべきなのか、きょう三つの政令市を抱える神奈川県としてのあり方はどうなのかなという意見も出ていましたけれども、この財政をどうやって救ってくるかという話と、神奈川県はこれからどうあるべきなのかという話は、密接にリンクした話ですから、そういったあたりは、いろんな形で検討が進んでいますけれども、全部に目配りしながら議論していかなければと思います。

記者 関連で、今回の中間意見を踏まえまして、廃止する県有施設とか、補助金につきましてですね、一部は来年度予算に反映され、これだけ、要するに緊急というふうに検討されて、中間報告ということで、先立ってされたわけですから、すぐに作業をお進めになると思うのですけども、来年度分に反映されるものを選ぶのに、いつぐらいをめどに、ある程度のめどを付けるおつもりでしょうか。

知事 実はこれからサマーレビューというのが始まりまして、各部局からいろんな提案が出てまいります。それを基にしながら検討していく作業の中で、一つ一つの県有施設と補助金問題に対しては、何らかの結論を出していくことになると思っています。

記者 3年間でやるというような目標を立てられている、提案の中ではそうだと思うのですけど、来年度予算に反映するものを決定するっていうのはいつぐらいがデッドラインでしょうか。

知事 デッドラインというのは、この予算編成のプロセスというものがデッドラインになると思いますけどね。

記者 それまでに。

知事 そうですね。

記者 ものによっては条例を改正しなければ、補助金なんかは。

知事 一つ一つ、じっくり検討していかなければいけないでしょうね。だから、今すぐにやらなければならない話、3年間かけてやっていく話、いろいろと出てくると思いますけども、そういった仕分けは、これからの作業ですね。

記者 仕分け自体が今後、3年、中長期、中期的にやっていくものと、足元でやらなければいけないものを仕分けるのをいつぐらいにまでにしなければいけないのでしょうか。

知事 予算編成作業を通じてということになると思います。

記者 予算編成作業までに仕分け。

知事 通じてということだと思いますよ。

記者 通じて。

知事 はい、そのプロセスというのは、やはり、ああいうご提言を頂いていますからね、神奈川臨調の意見を頂いている中で、それをきょうもご意見出てましたけど、言いっ放しになったら困りますという話がありましたんで、だから、そういったご意見を受けて、われわれは25年度予算案の中で、こんなふうに反映したいと思っていますということを先生方にはご報告しなければいけないなと思っていますけれどね。

記者 すみません、ちょっと別の視点なんですが、同じテーマですけれども、きょうの議論の中で、内野市長から、当然、施設廃止であったりとか、そういうのを進めるに当たって県も身を切る覚悟が必要だと、それと同時に議会も身を切ることが必要なんではないかという意味の発言があったんですが、それに対して知事のお考えというのはありますか。

知事 きょうの会議、県議会の先生方もずいぶん傍聴されておりましたからね、ああいう発言を生で聞いていらっしゃるわけですから、それをどういうふうに議会の方でご判断されるかということは、私は、見守りたいなと思っているところですね。

記者 結構期待はありますか。

知事 見守っていきたいと思っています。

 

(県民利用施設の実態調査について)

記者 サマーレビューについて、いろいろ調べていくという段取りを今お聞きしたのですが、例えば県民利用施設の場合、例えばさっきの看護の話ではないのですが、実際に利用している人たちであるとか、その実態の調査というのは実は結構、いわゆる利害関係というわけではなくて、実際にどう使われているか、使われている人たちのニーズはどこにあるのかというのを一つ一つ調べていくとなると、結構大変な作業になるんじゃないかと思うのですが、その実態調査みたいのは、お考えありますか。県民の意見をくみ上げていくというか。

知事 県民利用施設については、そこには県の職員もいますからね、全然知らない所に行って調査してくるわけではなくて、現実のことがよく分かっているはずですから、基本的にはたっぷり時間があった中で検討していくというものではありませんからね。スピード感を求められる作業ですから、そこは現実はきちっと把握した上で、どうしていくのかということは判断していきたいと思いますけどね。

 

(神奈川県緊急財政対策本部調査会からの中間意見について)

記者 臨調の中間意見のことなんですけれども、補助金のところなんですけれども、市町村や企業、団体、個人の活動を支援するものとして定義付けられているのですけれども、この意見書の中では、企業についての補助金について触れられている記述が見られないのですけれども、企業の補助金については、いかがお考えなんでしょうか。

知事 企業の補助金についても、その補助金の意味ですよね。それをゼロベースで考えるということですからね。恐らく従来型の補助金の発想ではないと思いますけどね。その場合にどういう基準で補助金をもし生かすとするならばね、補助金という発想ではないと思いますけどね、そういうある種の投資的なお金というのは必要になってくるかもしれないですね。ただ、それは一つ一つの個別のことを見ていかないと、分からないと思いますけどね。

 

(1級建築士免許資格の詐称・免許証の偽造について)

記者 ちょっとまた話は変わるのですけれども、県内でですね、1級建築士をかたって建物の施工にかかわったりですとか、1級建築士の免許を偽造するといった事案が発覚しているのですけれども、県としてそういった事態に対して現在どのような調査が行われているのかという点と、今後行政処分なり、告発なり、どういった県としての姿勢を考えているのか教えてください。

知事 これは県民の皆さんに建築物の安全性に対する不安を抱かせたといったことで、誠に遺憾な事件と言わざるを得ないですね。こうした方法で利益を得ようとする行為は卑劣でありまして、これは建築士の資格制度を揺るがす重大な犯罪というように受け止めてます。まずは、関与建築物の特定と実態の把握、その安全性の確保といったものを、第一に取り組んでいきたいと思っているところです。さらにこの2件の資格詐称については、法に照らして、本県において登録のある建築士事務所に対しては行政処分を進めるとともに、無資格・無登録で行政処分ができない者に対する刑事告発については、関係機関との調整を、早急に進めるよう、建築安全課長に指示したところであります。併せて、県民の不安払しょくのため、彼らが関与した県内の建築物の安全性の確認についても、早期に実施するよう指示しております。

 また、消費者保護の観点から、県民に対しては、設計等の契約時に免許証の提示を求めるなど、建築士資格の確認をするよう、さらに周知を図っていきたいと思っています。

記者 現在の段階で、どの程度の物件がそういった、詐称してたりですとか、かたったりした人によってなされているのかっていうのは、県としての把握はどういった状況になるんでしょうか。

建築安全課長: 現在数字を精査している段階でございまして、総数が幾つといった状況は、その精査が終わった後に公表等行う予定でございます。以上です。

記者 精査が終わりそうなのはいつぐらいになるんでしょうか。

建築安全課長: 今精査をしているということで、順次できるところからやってございます。できるところからということで、最終的には突き合わせ等々まですべてやっていきます。各特定行政庁とのすり合わせ等々もありますので、今いつということは言える状況にございません。以上です。

 

(知事の夏休みについて)

記者 ちょっと軽い話題ですが、きのう梅雨も明けてですね、いよいよまた夏ということで、まもなく、香川県の全国知事会などの予定もあろうかと思うんですが、黒岩知事、今年は夏休みのスケジュールとかのご予定というのは、どうなんですか。

知事 8月6日の週ですね。8月6日の週を夏休みとして頂きます。

記者 どこかご予定は。

知事 ご想像にお任せします。

記者 国内ですか、国外ですか。

知事 ご想像にお任せします。

 

  (以上)

神奈川県

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