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平成26年3月10日更新
神奈川県衛生研究所
微小粒子状物質(PM2.5)とは | |
○ | 微小粒子状物質(PM2.5)は、大気汚染物質の一つで、直径2.5μm(1μm=0.001mm)以下の非常に小さな粒子です。 |
○ | 炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの様々な成分が含まれます。また発生源によりさまざまな粒径のものが含まれており、地域や季節、気象条件などによってその組成が変動します。 |
微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準 | |
○ | 年平均値15μg/m3以下かつ日平均35μg/m3以下となっています。 |
○ | 昨今の社会的な要請を踏まえ、注意喚起のための指針として「暫定的な指針となる値」が設定されました。「暫定的な指針となる値」は日平均値70μg/m3が設定されています。 |
「暫定的な指針となる値」を超過しそうなときは? | |
○ | 「暫定的な指針となる値」を超過しそうなときには県のホームページ やテレホンサービス(045-210-5980)、県のツイッター(環境農政局からの情報)で高濃度予報が発表されます。 |
○ | 高濃度予報が出されたら不要不急の外出は控え、屋外での長時間の激しい運動を極力減らすようにしましょう。 |
○ | 屋内では換気や窓の開閉を必要最小限にしましょう。 |
○ | 呼吸器系、循環器系疾患のある方、小児・高齢者などは体調に応じてより慎重に行動しましょう。 |
○ | 微粒子の捕集効率の高いフィルターを使ったマスクを正しく着用すると、微粒子の吸入を減らす効果があります。 |
健康への影響 | |
PM2.5は粒子の大きさが非常に小さいため、肺の奥深くにまで入り込みやすく、ぜんそくや気管支などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させると考えられます。特に呼吸器系や循環器系の病気をもつ人、お年寄りや子どもなどは影響を受けやすいと考えられるので、注意が必要です。 | |
神奈川県内における監視体制 | |
神奈川県が17局、国が2局、横浜市が18局、川崎市が13局、相模原市が3局、横須賀市が4局、平塚市が1局、藤沢市が1局の自動測定局においてPM2.5の濃度を測定し、神奈川県のホームページで情報提供しています。 | |
測定データを知るには | |
○ | 神奈川県内の測定データは神奈川県のホームページ「PM2.5(微小粒子状物質)について」で閲覧することができます。 |
○ | 全国各地の測定データは環境省のホームページや環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)で閲覧することができます。 |
参考情報 | |
【環境省】 | |
微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報 | |
【神奈川県】 | |
神奈川県の微小粒子状物質(PM2.5)に関するQ&A(大気水質課・神奈川県衛生研究所) | |
(理化学部) | |
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