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     食品添加物の現状
[2010.11.1改版]

I. 食品添加物とは

   食品衛生法では”食品の製造過程において、又は食品の加工、保存の目的で使用するもの”と定めています。

 

 では、  食品衛生法で使用が許可されている添加物は?

図1. 食品衛生法で使用が許可されている食品添加物

① 食品添加物の指定(指定添加物)  407品目(平成22年10月20日現在)
    人の健康をそこなうおそれがないものと判断され、厚生労働大臣が指定したもの。
安全性が確保されていると評価され、他の国で許可されているものであっても日本で許可されていないものは不許可添加物(下図参照)

 
図.2 各国の食品添加物の違い
FAO/WHO等の国際機関の基準を参考に各国で指定
   
各国の状況による違い
食習慣、摂取状況、使用例
日本で指定されていない
(不許可添加物)
   
   
食品衛生法違反
TBHQ 日本 ×、 米国 ○
キノリンイエロー 日本 ×、EU ○、米国 ○
サイクラミン酸(チクロ) 日本 ×、 米国 ○
○=許可 ×=不許可


② 既存添加物   418品目
   天然のもので長い間添加物として使用されてきた経験から人の健康に害がないと考えられているもの。


③ 天然香料      約600品目
   動植物から得られたもの又は混合物で食品に香りをつける目的で使用される添加物。


④ 一般飲食物添加物   約100品目
   食品として飲食に供されているもので添加物として使用されているもの。

 

 

関連サイト:日本食品化学研究振興財団 (www.ffcr.or.jp)

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