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令和6年2月9日発行

神奈川県 インフルエンザ情報(20)5週

第5週(1月29日~2月4日)のインフルエンザの定点当たり報告数1は全国22.62、全県25.16、県域23.39でした。今週の全県25.16は、今シーズンの最高であった2023年第50週の全県24.18を上回りました。
感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、せきが出るときはマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。また、体調がすぐれないときは無理をせずお休みしましょう。

[1] 年別・週別報告数の状況(全国2023,24年以外は神奈川県全県。2024年は棒グラフ、過去は折れ線グラフ)

2023年 2024年
5週前 4週前 3週前 2週前 1週前 今週
52週 1週 2週 3週 4週 5週
12月25日
~12月31日
1月1日
~1月7日
1月8日
~1月14日
1月15日
~1月21日
1月22日
~1月28日
1月29日
~2月4日
全国 21.65 12.66 12.99 17.72 19.20 22.62
全県 19.05 7.77 11.96 18.71 21.54 25.16
県域 17.21 8.79 12.83 19.18 20.66 23.39
インフルエンザ入院患者数 基幹定点12病院合計
全県 39 55 47 41 49 26
1 インフルエンザは、県内約380か所のインフルエンザ/COVID-19定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。
注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。

[2]年齢・年齢群別の全県定点当たり報告数(神奈川県 2024年第3週~第5週)

第4週と比べ、0~5か月、6~11か月、6歳から9歳、10~14歳および15~19歳の年齢群で増加しています。1歳から5歳、20歳代以上で減少しています。
基幹定点12病院のインフルエンザ入院サーベイランスでは、入院者数26例:年齢群は10歳未満7例、10歳代2例、20歳代2例、30歳代1例、40歳代2例、60歳代2例、70歳代4例、80歳以上6例でした。

(9歳以下 全県 再掲)

[3]定点当たり報告数の保健所別推移(神奈川県 2024年第3週~第5週)

インフルエンザの定点当たり報告数が、川崎市32.67、茅ケ崎市44.00および厚木保健福祉事務所31.26で警報レベル(30)を上回りました。
小田原保健福祉事務所足柄上センター以外の保健所は注意報レベル(10)を上回っています。

[4] インフルエンザ様疾患発生報告2(神奈川県 2023年第36週~2024年第5週)

第5週に学級閉鎖等3のあった保育所・学校等は348施設、患者数は6931人でした。第1週は、保育所・学校等が冬休みのため学級閉鎖の報告はありませんでした。

2 インフルエンザ様疾患発生報告は保育所や学校等の閉鎖数や欠席者数等を計上する報告です。
3 学級閉鎖等とは、休校、学年閉鎖学校数、学級閉鎖学校数の合計を示します。

[5]インフルエンザウイルス検出状況(神奈川県衛生研究所実施分 1月24日時点速報値)

2023年9月から2024年1月の検出状況は次のとおりです。

参考ページ

<全国のインフルエンザ情報>

<インフルエンザに関すること>

<神奈川県の感染症の発生状況>