令和6年3月1日発行
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神奈川県新型コロナウイルス感染症情報(6)8週
第8週(2024年2月19日~2月25日)の定点当たり報告数1は全国7.92、全県26.10、県域7.07でした。第5週の全県14.61 をピークとして、3週連続で減少しました。
第8週の神奈川県内の新型コロナウイルス感染症入院症例数は82人でした。
「新型コロナウイルス感染症情報」は全県、県域ともに3週連続で定点当たり報告数が減少しているため、今週をもって一旦提供を終了します。今後は、神奈川県感染症発生情報(感染症発生動向調査週報)でご確認ください。
(1)週別の定点当たり報告数(神奈川県全県2)
5週前 | 4週前 | 3週前 | 2週前 | 1週前 | 今週 | |
3週 | 4週 | 5週 | 6週 | 7週 | 8週 | |
1月15日 ~1月21日 |
1月22日 ~1月28日 |
1月29日 ~2月4日 |
2月5日 ~2月11日 |
2月12日 ~2月18日 |
2月19日 ~2月25日 |
|
全国 | 12.23 | 14.93 | 16.15 | 13.75 | 10.10 | 7.92 |
全県 | 9.57 | 13.56 | 14.61 | 11.01 | 7.41 | 6.10 |
県域 | 10.97 | 15.19 | 16.21 | 12.30 | 8.54 | 7.07 |
新型コロナウイルス感染症入院患者数 基幹定点12病院合計 | ||||||
全県 | 118 | 121 | 122 | 143 | 84 | 82 |
1 | 感染症法上の位置づけ変更により定点サーベイランスに移行したため、2023年第19週から定点当たり報告数で集計しています。新型コロナウイルス感染症は、県内約380か所のインフルエンザ/COVID-19定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりの新型コロナウイルス感染症の報告数をあらわしています。入院患者数は基幹定点12病院の報告数です。2023年第18週以前の統計はありません。また、警報レベルや注意報レベルは設定されていません。 |
2 | 神奈川県全県とは、横浜市・川崎市・相模原市を含む神奈川県全域のことを指します。 |
(2)保健所別の定点当たり報告数(2024年第6~8週)
(3)年齢・年齢群別の定点当たり報告数(2024年第6~8週)(20歳未満は再掲)
なお、期間定点から報告された第8週の年齢群別入院症例数は10歳未満4人、10歳代1人、20歳代1人、30歳代2人、40歳代3人、50歳代6人、60歳代4人、70歳代16人、80歳以上45人でした。
(4)新型コロナワクチン(自己負担なしで接種できる特例臨時接種)について
新型コロナワクチンを予防接種法に基づく特例臨時接種(自己負担なし)で受けられる期間は、2021年2月17日から2024年3月31日までです。
まだ1回も新型コロナワクチンの接種を受けたことがない人への初回接種は2回必要です。1回目と2回目の接種間隔は、18日以上の間隔をおいて、原則20日の間隔をおいて2回接種(ファイザー社製)、20日以上の間隔をおいて、原則27日の間隔をおいて2回接種(モデルナ社製)です。
なお、6か月から4歳用のファイザー社製ワクチン【乳幼児用】(XBB.1.5対応)に限って初回接種は3回必要です。18日以上の間隔をおいて、原則20日の間隔をおいて2回接種した後、2回目から55日以上の間隔をおいて3回目を接種しますので、現時点で開始しても、全額公費で3回接種を完了することはできません。
追加接種として2023年秋接種を受ける場合は、最後に受けた接種から3か月以上の接種間隔をおいて行います。ワクチンの種類によって、接種間隔が異なりますので、詳しくは厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症に係る臨時の予防接種実施要領」を確認してください。
追加接種・初回接種ともに、全額公費となるのは2024年3月31日までとなります。
注︓追加接種の情報が掲載されていた「新型コロナワクチン追加接種(令和5年秋開始接種)の方向け」(神奈川県)は令和6年6月6日現在リンク切れのため、リンク名のみ記載しています。
2024年4月以降、新型コロナウイルス感染症は、65歳以上の者および60~64歳で定められた基礎疾患のある方を対象とした予防接種法に基づく定期接種B類疾病になります。なお、定期接種の開始は2024年秋です。それ以外の方は、全額自己負担で接種する任意接種となります。